繁盛しないピアノ教室その受難

今日は13日、確定申告の受付開始は確か18日だったので、確定申告書類をちゃんと清書して提出に行かなければ、、。2月の恒例行事、確定申告。

そして春の恒例行事はポスティング。実は去年捌き切れなかったチラシがまだあるのだ。わたしの怠惰告白するみたいでカッコ悪いが、、。

そうよ!ポスティングどうしよう?春が近くなると入会の問い合わせは増える。それと同時に春は出会いの季節ではあっても別れの季節でもある。退会は春が1番多い。中学入学と同時に退会する生徒は残念ながら一定数いる。

ピアノ習うのはやはり女子が多い。少女たちは今や少年と肩を並べる高学歴時代。13歳ともなるとデビュッタントの時期が近づくので舞踏会で殿方とお話するときに「まさかピアノのレッスン受けてません。って言えないじゃないですか。」なので、下手でも嫌いでもピアノのレッスンは来たるべきデビュッタントのため、ピアノは習いに行かなきゃならない。っていう時代とは完璧に違う!!

13歳は分岐点。14歳や15歳でもう学校に通うのはやめて花嫁修業してた時代じゃない。18歳で学業は終わりは、早いほう。20歳くらいまで学生なのは当たり前、就学年数の長い学部は6年。4年のとこだって大学の上の課程まで行けば女子といえども一帯いつまで学校通いするだよ!ってくらい、エンエンと学校に行き、そのほとんどはピアノとは関係ない。

更に少女といえども少年に負けずにスポーツもする。

なので、ピアノは切り捨てる。

だから最近の子はなにやっても続かないのよ!ってのは八つ当たりってもので、続いていますぜ。もとから薬剤師の女性は多かった気がするが、最近は女性の医師、獣医師多いじゃないか。このような学部は6年、しかも内容はキビシイ。ふた昔前だったら立派な売れ残り、といわれる年齢くらいまで大学に通ってるのです。勉強、よく続いてるじゃないか!エラい。

女の子は高校まで(この考え近い昔多かったのよ。)ってポリシーで18歳で学業とは放免になる時代じゃない。その上早めに学業からは開放(*^_^*)でも普通その後はうちで花嫁修業するか?!女子といえども就職するのだ。

そのような時代背景もあって、進学、就職にたいして役にも立たず、且つ辛気くさい習い事であるピアノは中学入学と同時に切り捨て。

でだ。音楽教室経営者としては、なんとかして引き留めるよりは新規開拓したほうが合理的だ。

なので、春は新規開拓。これから、小学校に入学する子、幼稚園通っている子。社会人にだけれど、そろそろピアノ買えるくらいお給料もらってるし習ってみたい社会人。無事、大学に入学したのでまたピアノ再開したい学生。

是非、うちにピアノ習いに来てくださいね。

それじゃ、どのように開拓するか?ホームページリニューアルしてSEO対策万全にすればバンバン入会希望者からのお問い合わせメールが来るであろう。というのはあまりアテにしないほうがいい。

昨日も新規に入会希望の生徒さんを集めるシステムがあります。プレゼンに伺ってよろしいか?!って、お電話ありましたが、申し訳ありません。丁重にお断りいたしました。

ウェブサイトやインターネットが音楽教室は役に立たない、ってことはありません。役立ちますよ。ですが、うちくらいの規模の教室じゃわたしが制作するセコいサイトくらいでたくさんなのです。

ピアノのレッスンは1度に入れられるの人数はひとり。1時間半で30人も1度にレッスン受けるような形態ではないのです。グループレッスン取り入れて150人も生徒集めるつもりでいるならばとにかく、見込める生徒数×対価、せいぜい30人頑張って50人て、考えるとIT関連の会社が提示してくる広告宣伝費用は高すぎるのです。

ひとクラスに何人もいる学習塾とは一括りにはならないの承知で、何年か前進学塾の講師やってた息子に塾はどうやって生徒集めてるか知ってるか?と尋ねた。それはもう、学習塾とて黙ってたって生徒はやってこない。新聞の折り込みチラシから始まって、お友達紹介カード配り、ポスティングに何より春行うのは門配。

そう、小学校、幼稚園の入学式もしくは授業、保育のある日。登校、登園、下校時に併せてチラシを配る。そうです。そこには生徒募集中。うちの塾でお勉強すればこのような学校の入学試験受かります。このような素敵な授業を行っています。の広告文が盛りだくさん。

そりゃいいわ!そうよ。アナログをなめんなよ。ピアノ教室も塾も超地域密着型、デジタル媒体でブラジルに住む日本語読める人がアラ素敵、こんな教室に入りたいわ♪と、思ったって飛行機に乗って通ってくるわけないじゃないか。

では息子よ。日当は払うから幼稚園の門の前でチラシ配りしてくれないか?だが、うちの息子は180センチ超級の大男。それがピアノ教室のビラ配り、幼稚園の前でするのもねー。不気味がられて警察通報されるかも知れない。うーん。スポーツクラブのビラならいいかと思うがね。

なので、このようなチラシの配布は女性にしてもらうのが良いかと考えたのだが、実はこの門配はネットでの生徒集めより効果絶大名らしい。らしい、というのはまだうちの教室では実施していない。

だが、最近は供給過剰になりつつあるという歯科医師。ホントかよ!て、思ってたら歯科医院がリニューアルオープンするのに駅前で門配しておりました。同時期にミニバスケットのクラブの子供たちも学校の前で門配していた。

だが、門配の欠点はポスティングより勇気がいる。今年は勇気出してやってみようか?わたしの悩みは深い。