ピアノが嫌いな子 再び

はじめに、、。
このブログは一応わたしのピアノ教室の生徒募集サイトのブログ部門であるので、そんな「ピアノが嫌いな子」を連呼するのはどうかと思わないでもないのだけれど、、、。

何が宣伝コピーとして信じられない。かっていうと、うちの教室に来ればピアノが好きになるよ。
ううん、大好きになるよ。
のコピー。(だからわたしはこのコピー使わないでしょ?!)

どんなに頑張って、優しい先生になって生徒が喜びそうな教材を選んで、子供が(このさい大人はあまり問題にならない。何故ならピアノが嫌いでたまらないならば止めてしまえばいいのだ。大人は普通は本人に選択権がある。もしくは保育科の学生のように義務であるならば試験が通るまでの辛抱だからだ。)楽しいと感じるであろうレッスンを心がけても、やはりピアノが嫌いな子は一定数存在する。

何がそんなにイヤなのさ!と、言われても嫌いなもん嫌いなんだろうけれど、これがピアノが嫌いなんじゃなくてピアノの先生が嫌いな場合の対処法は超簡単。
ピアノの先生変えりゃいいのです。

世の中、ピアノの先生は大抵は買い手市場です。
嫌いな先生についてピアノまで嫌いにするよりはドードーとその教室はやめて、相性のいい先生探しましょう。

子供と大人との中間ぐらいで、保育科どころじゃなくピアノが嫌いでも必修の人たち。
それは音大の学生。
音大生でピアノが嫌いって有りなの?は、アリ。

とりわけ声楽科の学生に多かった気がする。
「ピアノが諸悪の根源!ピアノなんて無ければいい!」と、まで言う輩もいて、そーか。ならばオノレのピアノ伴奏なんかしてやらないからな、菓子折の山持ってきたって伴奏してやんないからな。歌うたんびにオケ伴手配するんだな。

ピアノが嫌いな歌い手がいたってわたしには影響なさそうなものなんだけれど、、。(なんだか傷つくのよね。)

だが、声楽科の試験にはピアニストが必要。ピアノ科の学生はいくらでもいて、何言われようと伴奏したい学生だっている。

「数学より、物理よりピアノが嫌いだ!」ホホホ、それでよく音大に入学したもんだわ。
要するに、数学も物理もピアノも出来ないから嫌いなんだろう。って。

先生が嫌いの次のポイントはここ。

出来ないから嫌い。
だったら出来るようになれば好きになれる。もしくはピアノが弾けるのが得意になれる。
だけれどこれまた、ピアノという楽器を自由に扱えるくらいまで上達するのは時間がかかる。
出来るようになるまでの、その辛抱の時間が限りなく永い(T-T)




音大の学生の例でもわかるようにピアノが嫌い。と、音楽が嫌い。同義語ではない。

わたしは一応歌える。
これも補足するけれど、歌の下手なピアニストは別にめずらしくない。
でもわたしは歌える。

だが、わたしなんか問題じゃない歌唱力の持ち主はわたしの息子。
先天的に声域が広くて、音程のほんのわずかシャープになる音に声を当てて歌える。声がある。表現力がある。
ついでに補足だけれど、歌の音程が狂わない。最も気分良く聞えるトーンの声を出せる。というのと音感はあんまり関係ありません。
声楽科の学生で正確な音程でうっとりするように浪々とオペラのアリアを歌える学生が聴音は常時赤点だったりすることはおうおうにしてある話なのです。

ただ、これこそ先天的な才能ではないかと思うのです。
逆に、絶対音感にしろ相対音感にしろ滅茶苦茶音感があって、聴音は常時満点みたいな人が歌わせると引きずったみたいなフラットな音程でイライラしてくるくらい歌にならない。
ということもアリなのです。

その息子が、どうにもこうにもピアノがダメ。2回3回同じところを弾かせようとすると激しく拒否。
わたしのほうが教えるのを投げ出した。
大学生になってからギターを習う。というので、ピアノよりギターのほうが良いのかいな?
くらいでわたしはいたのだが、「やっぱり楽器の練習やレッスンて嫌いだ。」

だが、そんなに嫌いならば止めてしまえばいい。世の中にはもっと面白いことがいっぱいあるのだから。
は、待った方がいい。

「実は子供の頃はピアノが嫌いでした。」でも何故か大人になった今はピアノが好き、ピアノのレッスンを続けてお金貯めてバージョンが今手持ちのピアノより上のピアノに買い換えたい。そして好きな名曲を自分で演奏したい。

という動機の入会希望者がおうおうにしているのです。

だが、真性のピアノ嫌いはどうよ!?とっとと止めた方が得策じゃないか?
とは、思いません。それはわたしが音楽教室主催者であるからではなく、せっかくピアノを習える環境にあるのならば、多少はカッコ
がつくくらいまでは続けましょう。

算数や国語が嫌いだって、止めるわけにはいかない。というのとは同列ではないにしても、はたまた世の中の子供がみんな保育園の先生になるわけでも声楽科で音大目指すワケではないにしても、です。

どうも真性のピアノ嫌い。が疑われる場合は教養の一環としてのレッスン(例の愛の一家のお嬢様生徒の如く)は忍耐がいるものだ。だが、適当なところでもっと興味が持てること、楽しそうなことにシフトしよう。

バイエルの100番が弾けたら、うちの場合だったらベイシックスの黄色い本が終わりになったらピアノ止めてもいいから、それくらいまでは我慢して。のノリで続けて欲しい。





投稿者: pianoclass

横浜でピアノ教室を主宰中。猫3匹を所有しています。

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