カワイホールin桜木町

カワイのお店にカワイピアノを試弾に行こう。
そのように思い立って電話を入れたら、ちゃんとカワイの方がやってきてくれた。

「あのう。今すぐにはピアノは買えませんが、カワイを試弾したいのです。」
このように申し出たところ、店のピアノばかりでなくホールに置いてあるコンサート仕様のピアノもホールが空いてりゃ試弾OKとのこと。

いや、聞き捨てならない。ホールって、桜木町のカワイにコンサートホールがあるの?
あるそうだ。
そして貸出料も安い。もちろんカワイのピアノ。

これで来年の夏の発表会はここで決まり、わたし横浜市に降られて以来気前よく貸してくれるコンサートホールを探し回ってる。

それに実はカワイ置いてあるホールが見つからなかった。
今までの関内ホールはヤマハ。あかいくつ劇場もヤマハ。
次予定しているゲーテ座はスタインウェイ。

来年密かに狙っているみなとみらいホール小ホールは、ヤマハ、スタインウェイ、ベーゼンドルファーから選択。

なので、借りることが出来たらベーゼンドルファー選択したい。
そしてカワイのホールはカワイ。

いちおうわたしはこの4社のピアノは全部弾いたことがある。
わたしのピアノ及び関内ホールやイギリス館はヤマハだったし、随分昔ゲーテ座ではスタインウェイ弾いた。

大学のピアノの先生のピアノはカワイだった。
そしてベーゼンドルファーは有隣堂で輸入楽器フェアというのをやっていて、そこで試弾させてもらった。
どのピアノがいいか?
というのはそれは好みの問題と、あとは弾く曲目にもよります。





ピアノは、マイ楽器持ち歩くワケにはいかないのでいいピアノが置いてあるコンサートホールを発表会には選びたい。

ついでに、、。
果たしてうちにグランドピアノ2台入るかシュミレーションした。
うちのレッスン室の広さでは横並べは無理なので互い違いに置く。
ピアノ周りのチェストはどかす、楽譜の入ったカラーボックスも別の場所に持っていく。

それでやっと今のヤマハのピアノC3と同じ大きさのピアノが互い違いの向きで2台やっと置ける。
うちでピアノ二重奏が出来る(*∩∀∩*)ワクワク♪

と、はしゃいだが、、。
そこまでの道は険しい。

昔のピアノの先生ってなんであんなにリッチだったんだろう。
当たり前みたいにグランドピアノが2台並んで置いてあった。

だが、今はホールのピアノに期待しよう。
わたし、そして生徒のみなさんどこのピアノが1番気に入るかな?

いいピアノでいい演奏が出来るようにヽ(*´∀`)ノ今日もピアノの練習しましょう。





プリンタが壊れた

わたしは季節の花やイベントのイラスト付きのニュースレター、2ヶ月分のこれまた季節感のあるイラスト入りのカレンダーを発行している。
イラストはわたしが描くのではない。
イラストボックスというサイトのお世話になっている。

だがそのせっかくのイラストレーターさんたちと私の力作がここ1年くらい不気味な縞模様が赤、黄色に着くようになった。
仕方ない。これくらいは許容しよう。

とにかく、8月9月それに8月のお知らせ。遡って7月の発表会のプログラムまでは無事にプリントアウトした。
それが今日、とうとう寿命がキタ━(゚∀゚)━!

ニュースレター作りのあたりからどうも怪しい。どうも怪しい。と、思って使っていた。
フレームに使った向日葵の花はプリントするのに文字がプリントアウトしてくれない。
わたし、もしやこれはわたしのWordの使い方が間違っるんじゃないか?

と、思い。photoshopで文字も1枚の画像にした。
すると、まともにプリントアウト。

まぁ、良いだろう。
だが、今まではフレームの絵+文字列で制作できたのにヘン?!
次回までに考えよう。

だがだが、やはりプリンタのせい。
今日コピー採ったら、あらあら、全面が縞になった。
プリンタ治療薬ってあるのかしら?





このプリンタはキャノンのMP610かなり古い。
もう寿命だと思っていい。

冬の発表会は美しいプログラムを作るためにもボロプリンタは捨てて新たなプリンタを手に入れよう。

経費がかかること┐(´д`)┌ヤレヤレ

だが!プリンタはそう高価ではない。特にわたしが使うくらいのプリンタはだ。
なので、早速次なるプリンタを、、。
と、考えたが、、。ヤメた。

教室は11日から夏休みになる。
お知らせもカレンダーも作ってプリントアウトしたあとだったのだから、プリンタ問題もその後考えよう。
コピーが必要ならばコンビニに行けばいいのだし、プリントアウトして使うのが習慣だった料理レシピはipadで見ればいいのだ。

今や教室運営の必需品となったデジタル機器だけれど、なんだか、デジタル機器のこと考えるのが嫌になってきた。
今はもう1台のピアノについて考えたい。

なので今日カワイに試弾させてください!と、電話した。
そしたら今日は店が休みで営業マンがいないので、明日以降お電話します。とのこと。

だが、待ってくれピアノはすぐには買えない。
プリンタもすぐに買う気なくしたが、8月中には買う。
だが、ピアノは来年中くらいにでも買えるかどうかあやしい(=_=)

ピアノとプリンタじゃ値段の桁が違う。
いや、最高級プリンタvs最安値のピアノだったらいい勝負どころかプリンタの勝ちになるだろうが、わたしの場合はプリンタはせいぜい多くて50枚くらい印刷できてA4までが入ってくれて、発表会プログラムの両面印刷が出来ればまるごと(・∀・)オッケー!

ピアノはサロンコンサート仕様のグランドピアノ。高級車1台分くらいのお値段。

夏休み明けにはピアノを見に行って、そしてあと何年かは真面目に働いてもらうプリンタを探そう。





試弾

7月あかいくつ劇場での夏のミニ発表会を機会にわたしもピアノを練習して発表する事を心がけよう。
と、感心な心がけをして、さてピアノ練習。
そして発熱。

これは珍しいことでもない。
演奏活動、ブランクおけば発熱ぐらいはする時はする。
通過儀礼だ。

これですめばまだ良かったけれど、発熱が収まってピアノの練習を日常的にする。
ことに慣れた頃、炎天下にスタジアムに出かけたものだから(それも3回)暑さには強いはずのわたし、どうも熱中症になったみたい。

なので7月は生徒の皆さんがよくできたけれど、わたしはさんざんの出来。
悪かったことは忘れる。
そして、演奏するカンと準備については感覚が戻ってきた。

本番前は何が起こるかわからないのだから準備はもっと早くしなければ悪夢を見る。
だから、生徒の指導は早め早めに仕上げさせるのなんで自分のことは考え及ばなかったんだろう。

ピアノの練習始めて、いつまでにどの曲を仕上げる。
事を本気モードになって、やはり難しいのは練習時間の確保。
今はデジタルピアノを持っていないので原則夜は練習しない。

更にリビングにピアノが置いてあるので、夜はそうそう練習出来ないのだ。

練習できる環境があること、そして練習時間の確保をどうにかすること。
昼間しか練習出来ないのであれば、昼間練習できる時間を割り出して、今まで昼間にやってた作業はできる限り夜に回す。

銀行のATMは夜の9時までやってるし、近所のスーパーも夜の9時まで営業している。
この行動はパターンは何を隠そう、熱中症の後遺症からくる副産物。

早く回復したいがために、炎天下外に出ないようにしていたのだ。
わたしはドラキュラの如く、日中ピアノの前で過ごし夜の闇と静寂世界を支配する頃、外出する。

ただしどうしたって、昼間の時間ピアノが練習できない事態には遭遇する。
その場合は仕方ない、出来る日にその分取り戻す。

これはあんまり効果がない。と、言われていて本来ならば平均して日々練習することが最も効果的な練習なのです。

だが。仕方ない時は仕方ない。
そこまで練習に励むためには、わたしの世話をする人が必要なのだ。




今の状態では、誰もわたしのために食事の支度してくれないし、洗濯してくれない。
猫を動物病院に連れて行ってくれる人員はいないし、買い物や掃除を外注できるほどの経済力はない。

練習できる環境にあるだけいい。と、思わなければならない。

練習出来る環境にない。ことが、理由で志半ばでピアノを諦める人だっていくらでもいるのだ。

練習出来て仕上がったら発表する機会の確保。
と、考えていたら、、。

カワイから、いつもの冊子じゃない郵便物が届いた。
ピアノフェアのお知らせ?

招待状付きで、グランドピアノ試弾してください。
だって、行くわよ。

カワイのグランドピアノ試弾に行くのだ。
SK-2というグレードのピアノの所に試弾してください。の絵がついていたが、もう一つランク上のSK-5も試弾させてくれるのだろうか?
まさか、絶対買ってくれる人だけです!!

とは、言わないだろうね?

その2バージョンは250万円、5のほうは370万円。
高価は高価だけど、高級車1台分と考えれば安い。

たぜなら、メいっぱい弾いたって30年やそこらはピアノは持つ。
では、次なる目標。
試弾に行こう。





あかいくつ劇場

2017年夏のコンサートは雨。
アララ。でもまぁいい、夏休みが始まった頃の暑さ半端でなく、今年は7月のはじめから恐ろしいばかりの暑さで7月はじめから野球見物に出かけたわたしは軽度ながらも熱中症とみられる症状に3年ぶりに苦しんでいた。

わたしは夏が好きで暑さには強い。
だがそれだって暑さが原因で体調崩すことはある。
7月8月のディゲームには気をつけましょう。

雨天だと当然ピアノのコンディションは悪い。だが、夏のもっとも暑い時期、雨が降ってくれると涼しいのは助かる。
劇場には空調が効いているとはいえ、あんまり暑いと到着する前に汗だくになってしまう。

ともあれ、7月下旬としては涼しい雨天の午前夏の発表会は開催された。

開催場所は人形の家の4階に位置する「あかいくつ劇場」こじんまりとしたホールで少人数での発表会向け。
ピアノはヤマハのセミコンサートグランド。イギリス館のピアノと同じ機種。

置いてある場所がサロンとホールの違い、及び個体差?!で、音の響きの感じは違う。
これは当然で同じ型番とはいえ、ピアノは1台ずつ違う。
だからわたしもピアノ買う時は3台から選定した。



わたしはあかいくつ劇場ははじめてなのだけれど、山下公園通りの立地駅から遠いのは不便だが場所はとてもお洒落。
地下の劇場が今まで多かったけれどここは4階。

ホワイエからは氷川丸を望める。
人形の家のコンサートホールなだけあって操り人形?!が迎えてくれる。

わたしもあかいくつ劇場に合わせて赤い靴を履いた。
いくつになっても赤い靴って気持ちが華やぐ。

その日わたしがした一番の失態はデジカメとipadしっかり忘れたこと。
演奏途中で膠着状態になった生徒が出た時のために楽譜の山はバックパックに詰め込んで行った。

だが、暗譜が怪しくてそもそも暗譜しないで弾いたのはわたし。
最初から暗譜しない方針の生徒さんはちゃんと自前楽譜持ってきいるし、優秀なるうちの生徒は誰一人としつっかえたり、間違えたり、まして堂々巡りなんていたしませんでした。

ですので次回より(次の発表会は12月ゲーテ座)みんなで歌いましょう。の楽譜以外は持っていかないことに方針を決めました。
わたしも暗譜して楽譜持ち歩くのやめよ。重いのよ。

そのかわり録画、録音機器はけして忘れぬようにいたします。
コンパクトな可愛らしいお洒落なホールで、そしてここが肝心、生徒のみなさんとてもよく演奏できました。
時計のフチまでが赤いのがなんとも愛らしかった。

1番よくできなかったのはわたしで、これは熱中症のせいです。
が、熱中症のせいなんかじゃありません。
そもそも、熱中症なんか起こす時期の前に仕上げとかなきゃならなかったのです。

わたしも演奏するということのカンは戻ってきた。

さらに、何故夏休みに入った時期かというと、平日午前中、入場料ナシの条件だと劇場使用料というのは冗談みたいに安いのです。

教室の発表会は次は12月。
わたしの演奏は次は9月イギリス館、これもヤマハのセミコンサートグランド。
9月の演奏会は公開はしない研究会です。




くじゃく ツェルニー30番14番

くじゃく漢字で書くと孔雀、漢字のほうがよりゴージャスさが醸し出されている。
くじゃく。自惚れの象徴ともされる美しき鳥(ただし♂鳥だけ)

次に弾く曲の題名は「くじゃく」華やかかつ豪奢な曲に違いないので、こころして極彩色の羽を広げたイメージで弾く。

この題名を新たに与えられた曲。
それはツェルニー30番の14番。
なんだ。と、言わないでくれ、この32分音符の連なりゴージャスだろうが!

レドシミレドシミやドラドミドラドミ(イ長調なのでファドオソがシャープ)があの孔雀の羽の金ピカの目玉みたいな模様に見えないか?

見えない?!

ま、仕方ない。このエチュードはレドシミやドラドミその他の連なりを弾くための無駄な動きのない手首回転、及び輝かしくも長いスケールを如何にギコギコしないで流れるように(そうあたかも孔雀の緑の羽毛!!?の如く)演奏するための練習なのだ。

30の小さな物語下巻、ブルーの可愛らしいツェルニー。
くじゃくが14番、ねずみが18番、カナリアが17番と動物が続く。

ゴージャス、可愛らしい、可憐だが、根はツェルニー30番。
題名からイマジネーションを膨らますことはしても、これが華麗に弾ければソナタだって怖くない。式の指導に行き着いてしまう。

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本はこれ、何度見ても可愛らしい。

わたし自身、エチュードといえども曲の形式をとっているツェルニーは音楽的に弾くことを考えなければならない。
と教えられて、ではでは音楽とし訴えかけるものを求道して。

と、一応は考えてもやはり、エチュードを上げていくのは音楽的よりスポーツ的達成感。
猛スピードで間違いなく弾くことを目指す\(*⌒0⌒)♪
ノリで頑張り出すと、とまらなくなる。

それでテクニック的に上達するんだからいいじゃないよ。の開き直りでエチュードは練習する。

だが、その開き直りに乗り遅れるとツェルニー30番なんとなく膠着状態に陥る。
くじゃくのようにゴージャスに。ったってツェルニー30番じゃないよ!
と言われれば、アタリ。

さらにテクニック的にツェルニー30番が弾けるくらいまで上達すると、世の中に満ち溢れている魅力的な音楽を演奏する演奏力がかなりのところで身についている。

だもの、ラソファミファミファソの32分音符より、次はこんな曲を弾いてみたい。
弾いてみたけりゃ、厄介な譜読みも難しいパッセージもなんのその。

レパートリーは増えてもエチュードは進まない。

かといって、エチュードを進めるために曲をヤメにしてしばらくはエチュードばかり弾け。
というようなやり方はわたしは嫌いです。

くじゃくの豪奢さをイメージしつつ、やはりエチュードは体育会的頑張りと達成感を目指して、、。
行こうと思う。行かなければならない。