カワイホール 桜木町

今日は夏の発表会というかおさらい会の会場としようとしている桜木町のカワイのホールの下見に出かけた。
もっとも7月のホールの予約は年明けてから、今度こそ思惑どおりの日時に借りられますように、、。

だが、なんだかこのところ毎日のように横浜中のコンサートホール探検している。

カワイのホールは出来てから間もないらしくわたしにとってはここの情報はゼロ、みなとみらいホール小ホールのような小ホールながら400席の大会場ではないとは思うが、、。
さてうちの発表会にはどうかな?

地理的には桜木町で下車(うちの場合JRでもバスでもよい。)みなとみらいホール方面でなく大岡川方面に向かう。
カワイは大岡川渡ってすぐ、ピアノが何台も置いてあって(もちろん売り物です。)楽譜、音楽グッズ、そして奥にレッスン室が並んでる。

わたしは予約していたので、そのホールなるものに時間どうり通してもらえた。
サロンに近い本当に小さなホールでこれならうちのおさらい会には良さそう。

だが、サロンの形式なので舞台袖はない。
椅子も固定ではなくて並べる形式、50席。
夏ならばそれくらいでちょうどいい。夏は花屋さんも写真屋さんも入らない。

足台がまたうちよりも最新式の奴が3つも揃っていてこれは助かる。
うちは小さな生徒が何人もいるし今現在は車がなく、その頃息子が帰省しているかどうかなんてわからない。
つまり重たい補助ペダルうちからは運べない可能性の方が大きいのだ。

マイクも完備しているがおそらくは使わない。
50席くらいのホールならばマイク無しでも全く問題なし。





楽屋はないが、化粧出来るスペースはあって着替が必要な場合はレッスン室の空き部屋を使わせてくれるそうだ。

それにピアノ。
なにより肝心なのはピアノがどうか?

わたしの大学のピアノの先生のピアノはカワイだった。
先生のレッスン室は2台のカワイのグランドピアノが並んでいた。
リッチだったなー(´∀`)

だが、当時はカワイのグランドピアノ妙に重く感じて、高音域、真ん中域、低音域の音色がバカにはっきり分かれている感じだった。
鍵盤が重く感じたのはおそらくはわたしのピアノが鍵盤が軽すぎたせいで、調律師さんに指摘されてわたしのピアノの方を重くしてもらった。

それに先生のピアノは鍵盤が象牙だった。
本物の象牙の鍵盤のピアノというものは絶滅危惧ピアノだが、その頃はぼつぼつ象牙の鍵盤のピアノが存在していたのだ。

まさか!今でも鍵盤象牙なはず、無いです。

カワイのホールのピアノはSK-6、Shigeru Kawaiのセミコンサートグランドです。
弾かせてくれ!

そうだわ。猫の病院に行ってついでに郵便局に行った後だったもんだから更には楽譜持ち歩くは重くてイヤだから1冊も持ってきてなかったわ。
まさか店の楽譜貸してくれと言うわけにもいかず、まだ数少ないレパートリー曲弾いた。

時を経てカワイのピアノがバージョンアップしたかもしくはわたしのピアニストとしての技能がバージョンアップしたか、(*´∀`*)ほ
このピアノ低音域の音がとても重厚な響きがある。

これはいい。
何日か前のスタインウェイは高音域の音がとても煌びやかだったが、カワイは低音域の音が美しくてよく響く。
では、この低音域の音が生きる曲を選曲しましょ。

ついでにこのモデルのピアノ買わないか?と、言われたが、買う金が出来次第買いたいね。
奥行214cmうちのヤマハよりでかい、が入らない大きさではない。
ついでに重量382Kg相撲取りより重たいくらいだが、これも問題ない。
うちの床はこれくらいじゃ抜けない。

高さ102cm、間口154cm、値段4,900,000円ただし税抜き。近々値上げするそうだ。
ともあれ、7月の日程調整して夏の発表会はここに決めた。




発表会の準備と終了

今日は運命の日、12月2日一昨日岩崎ミュージアムゲーテ座での発表会が終わった。そして今日4日は来年12月の発表会の命運待機。

さてさて夜の6時か?と、思ったら昼に(正確には11時17分)fax誰だよ?と、思ったらアラアラ、横浜みなとみらいホールから代理人が抽選の結果、見事落選いたしました。と。
これで、未だ来年の発表会の会場日時は定まらず。

なんだか、がっかりした気分と、ホッとした気分との入り混じった複雑な心境。
がっかりしたのは、やはりみなとみらいホールの魅力。振られたかー。気分。

ホッとしたのは、客席400、客席からの撮影NGであること。
今までとは同じ気持ちでの企画は通らない。うちはやはりもっと小規模の会館で開催したほうが生徒たちのためなのではないか?
と、いう迷いからの開放。

だが、みなとみらいホールに振られた以上は、発表会の日時を2019年の1月にして来月再度みなとみらいホールにプロポーズするか、今までのような小さくてもお洒落なホールで行うか?

会館探しの候補として開港記念会館を調べたが、これはすぐさま断念。
ここのサイトにはっきり記されている。
開港記念会館はコンサートホールではなくて講堂、音響よくありません。
それは昔から知っていたが、改装工事してたので少しは良くなってるんじゃないか期待したよ。

やはり、再度12月の発表会は一昨日行ったゲーテ座にしようか?
ここならば、客席は椅子を置いてあるタイプでサロンに近い雰囲気で席は100ちょいくらい。
ピアノはスタインウェイ。わたしはこのホールのピアノが好きだ。

みなとの見える丘公園の立地もいい。




昔わたしがゲーテ座でコンサート開催した時の記憶で抜け落ちていた舞台袖についても、ちゃんと待機できる広さの舞台袖で、影マイク使って息子がMCを勤めてくれた。
これはとても助かった。

欠席者もなく、ノリノリの雰囲気で(わたしの独断かな?)ハイになったまま音楽会は終わった。
車来場者全員の駐車場も間に合って(8台分の駐車場がある。)お開き後には日が暮れ街は美しくライトアップされる。

今年は息子が結婚したこともあって(嫁も手伝ってくれた本当にありがたい。)お開きは山手十番館で食事、そののちみなとの見える丘公園を散歩して丘を下って元町商店街でお茶にお買い物したいとこだけどいささかくたびれたので家に帰った。

帰って、次からのレッスンについてと次なる発表会について考えなければならない。
やはり発表会は年に2回にしたほうがいい。

発表するという機会があればこそ、曲をトコトン仕上げることが出来る。
できれば2回の発表会+コンクール1回くらいあればもっといい。
レパートリーの蓄積が出来るし、キャリアとなる。

さらにわたし的発表会副産物。
痩せた。

これをわたしはコンサートダイエットと言っている。
年に2回のコンサートと1回のコンクールがあれば20代の体重に戻るであろう。

思えば若い頃はそれくらいの労働?!をしてたんじゃないか?
中年以降体重が増加したのはもしかしたら代謝の低下よりもパフォーマンスの低下によるものかも知れない。

ともあれ、ゲーテ座での発表会は楽しく終了し、横浜みなとみらいホールには見事に振られた。
なので明日から、うちの教室に最適なコンサートホール探しと、生徒たち及びわたしが参加出来そうなコンクール探しに励まなければならない。

明日のために今日は寝よう。





みなとみらいホール

12月1日わたしはみなとみらいホールへと向かった。
県立ホールの申し込みは1年前、来年の12月にみなとみらいホールでコンサートをしたければ1年前の12月1日、公演予定その他を所定の用紙に記入して貸し出しを依頼する。
わたしはそのみなとみらいホールのウェブサイトから落とした書類に記入し、桜木町へと向かった。

だが!!?みなとみらいホールって何処だったっけ?
たしかにコンサートに(観客で)来たことはあったが、あまり記憶が定かでない。
さらに言えばその当時はわたしはみなとみらい方面には車で移動していたので余計に記憶がいい加減となっている。

どうも、桜木町から歩く歩道で移動しランドマークプラザ、クイーンズスクエアの遥か向こうにあるらしい。
なんとまぁ、翌日は岩崎ミュージアムの中のゲーテ座で発表会。

夕刻には発表会前最後のレッスンにやってくる生徒がいるので、病を得た猫を動物病院に連れて行ったのち、遅くならないうちにみなとみらいホールへと向かう。

ついでに、イギリス館、関内ホール等の横浜市の文化施設はカード申請したのちに(これが超ややこしくなったのだ!)ウェブ申し込み及び電話申し込みで抽選結果を待つ。
という仕組み。
これはどこでもいっしょだと思うが、抽選行われし後にも売れ残っている施設の日時ならば使わせてくれる。

みなとみらいホールは直接来館して、このような日時にこのような催しものをしたくお願い申します。
と、申請する。





さあて、どうしましょ??
と、考えていたもののランドマークプラザに入り込んだとたん、正確に言えば吹き抜けのクリスマスツリー見た途端に、、。

直接来館いいじゃないヽ(*´∀`)ノ
来年こんなところで発表会が出来たらどんなに素敵かしらん。
なんだかウキウキしくるね。

是非とも来年の予約ゲットして見せるぜファイト♪。゜+.o((◕ฺ∀ ◕✿ฺ))o
そのようなノリでみなとみらいホールの事務室に乗り込み(大ホールでは公演の準備している。コンサートホールの魔力に魅せられくる。)このようにお宅様のホールを使用させていただきたくお願いいたします。
わたくしめの、このような催事実績はこれこれこのような場所で過去に行いました。

で、もしもわたしの希望日時にわたし以外誰も申し込まなかったら本日の午後6時には決定となる。
ほー!そりゃいいわ。
だが、多分それはない。(そしてなかった。)
次、申し込みが重複の場合は週明けの12月4日、抽選となる。
わたしはその日は抽選に行くのは無理なので、ホールの係りの方の代行となる。

当選した場合は4日の午後6時ころ電話で知らせます。
大丈夫かとは思いますが、400人以上の来客入館は固くお断りさせていただいております。

よ、よ、よ400人かよΣ(゚д゚lll)
待てよ。わたしここに足踏み入れたその時からいくらかハイになっていたが、冷静になるんだ。
400人はおろか、40人だって来てくれるかどうかアヤシイものだ。
ということは300席分以上が余剰となる。

わたしの教室の発表会はあかいくつ劇場、やこの日の翌日開催のゲーテ座のような客席数の少ないホールでこそアットホームな楽しい発表会となるのであって、客席数の多い豪華なホールはそもそも会場選びが失敗。
ということになりかねないのではないか?

さらに言えば、みなとみらいホールは客席からの写真撮影はどのような催しでも禁じられている。
これも生徒の保護者の方々に説明して控えてもらわなければならない。

このが大不評ということもありうる。

どうしようか?キャンセルしようか??
運命は明日4日の18時。

考えた挙句、当選したら決行しよう。ご縁があったと考えて時には国内外有名アーティストと同じ舞台での発表会をわたしがプロデュースしてマネージメントするんだ。
そして、使用ピアノベーゼンドルファーインスペリアルで申し込んだので頑張ってわたしも一人前の曲を弾くのだ!

明日は運命の日!





こんぺい糖の踊り

わたしが7月の発表会で弾いた曲は「アニトラの踊り」そして今回またまた大急ぎで仕上げて12月の発表会で弾こうか?と、いうのは「こんぺい糖の踊り」。
今年はわたしにとってダンス系のあたり年だ。
それも、大急ぎで仕上げるハメになる。

言わずと知れた「こんぺい糖の踊り」はピアノ曲ではない。
もともとはバレエくるみ割り人形の中の1曲。

お菓子の精の踊り。
12月になると各バレエ団が競うクリスマスバレエ。

ピアノで弾けるように編曲されたものをわたしは是非、12月の発表会で出演者に弾いてもらいたく、曲選びをしている。

いくつか版はあるが、うちにあるのはこの全音出版社のくるみ割り人形。

今年はくるみ割り人形の紆余曲折は多い。
まずは、花のワルツを連弾してもらおうとして失敗。
ダメだしされたので、わかった。わたしが弾く。
だが、花のワルツは曲が長い。
間に合いそうもない上に、発表会はわたしが主役ではない。花のワルツは長い上に派手すぎる。

なので今回「くるみ割り人形」より、については「こんぺい糖の踊り」1曲がノミネート。
年末恒例の第9交響曲から、「喜びの歌」も演目に入って12月のプログラムは完璧ヽ(*´∀`)ノ
だった。

ところが、思わぬところから完璧な演目にヒビが入った。
「こんぺい糖の踊り」弾くはずの生徒が出演不可能となってしまったのだ・゜・(ノД`)・゜・
さてどうしましょ。

もちろんピアノの発表会はとりわけの個人の教室で、ピアノ演奏のみ(ほんの少しみんなで歌う)の演目の場合取り立てて困ることはない。
直前キャンセルも直前になっての出演エントリー希望でも調整はつく。

だいたい発表会プログラムはわたしが作っている。
なので、ちょっとやそっとの曲目変更にも余裕で対応は出来る。
困るのはプロが制作するような立派なプログラムは無理なことだ。

ともあれ、12月の発表会にくるみ割り人形が1曲もないのは寂しい。
なのでわたしがオープニングに弾くことにした。

間に合うのかよ!?
だが、なんとかしよう。
しかし、来年からはダンス系大急ぎで仕上げが続くような事態は避けよう。
(だから、今から来年分再来年分もちゃくちゃくと準備を進めているのよ。)

オープニングはアイーダの(オペラです。)凱旋行進曲のピアノ編曲版を抜粋して弾こうとしたが、こっちはやめる。
ついでに、体力と気合が充実してきたので、つまりは要するにピアノ弾くのに慣れたのだ。

最後に革命のエチュードは弾くことにした。
ピアノの練習慣れないとへばるので、中断のある人は気をつけましょう。




来年の発表会

毎年12月開催の冬の発表会。
来年はみなとみらいホールが候補会場。

なので予約方法を確認した。
それによると、どうも県立ホールは1年前に抽選を行う。
12月にホールを借りたければ、前年の12月の1日に利用許可申請書と公演計画書をみなとみらいホールのサイトから貰ってきて記入して提出に行く。
そして抽選の結果を待つそうだ。

その書式の書類はすでにプリントアウト済み、なにも記入にひと月もかかることはないので今すぐに落としてくることもないのだが、12月1日直前にプリンタが反乱を起こすことを想定して早めに書類は手に入れた。

わたしはプリンタというものをあまり信用していない。
ピアノはベーゼンドルファーインスペリアルを希望しよう。

わたしが弾く曲目ももう決める。
チャイコフスキーの四季からクリスマスを弾く。

仕上げるのに1年もかかるのか?ということはないが、周到な準備をするのだ。
今年、ショパンエチュードを発表会で弾くかどうかは微妙だが、今年でスケジュールいっぱいで仕上げようとするのには懲りた。
と、いうか自分が演奏するという経験値がここでも蘇ってきたのだ。

発表会の何ヶ月か前というのはプロデューサー業務とマネージャー業務が押し寄せてきて、ピアノの練習が手薄になるのだ。
自慢じゃないが、わたしはプロデューサーとしては有能ではない。




2018年度の年間カレンダーもネットに落ちてたのを拾って教室用に書き換えた。
決まり次第、夏と冬の発表会の日取りを記入する。

来年度のイベントがほぼ出揃うのだ。
来年1月にはカワイのホールを夏の発表会用に予約しよう。

今年発表会を行うゲーテ座は私立(というのか?)だけれど、公立のホールは区、市、県で全て予約方法も予約時期も違う。
県営が最も前の時期1年前に行う。

みなとみらいホールもそうだが、音楽堂もそうらしい。
そのうち、音楽堂も候補に入れておこう。

1番困りものになってしまったのは横浜市のホールで5人のグループを作らなければならない。
したがって、わたしは今のところ孤高の業務を行っているので貸してもらえない。
だが、なんとか賛同者4人(一人はわたし)集められそうなので、イギリス館でミニコンサートそのうちひらきたい。

残るは区の所有するホールだけれど、かつて音楽会を催したのは開港記念会館。
超シブいホールで歴史的建造物だけれど、あの建物中区の公民館の役割も果たしているというのが、なんともはや素敵過ぎる。

わたしはあのような、古い建物がゾクゾクするほど好きなのだけれど、残念!ピアノが今ひとつだった。
もっともこれは昔の話、中区はお金持ちなので今はバージョンアップしたピアノが設置されてるかもしれない。

期待込めて今度、視察に行こう。
希望日の6か月前に開港記念会館の事務所に行けば貸してくれます。
競合すれば抽選になります。

なので、みなとみらいホールも競合するに違いない。
抽選が当たるように今から祈りを捧げよう。