ゲーム感覚、ピアノの練習

世の中に子供が満ち溢れ始めた。コロナウィルス騒動で学校が休校になっているからだ。ついでに大人で社会人だけれども息子も在宅勤務になった。なので家にいる。家にいて、時として会議をしているのでわたしはピアノを弾くの遠慮してる。

それじゃ、レッスンにならないじゃない?と、いう心配はしなくてもいい。音楽教室の生徒が来るのは、夕方からだ。夕方は会議がないらしい。

なので、今わたしは息子在宅での仕事のあいだなんとなく(会議じゃなくても)ピアノの練習遠慮してしまう。このように、「なんで練習してこないの??!ヽ(`Д´)ノ」って、怒る先生いるけれど、練習出来ないときは出来ない。図書館にピアノ練習室があるわけじゃなし。練習出来る環境というのは重要だ。

その環境がクリア出来ていても、ピアノは好きだけれど、練習は嫌い(>_<。)ということはありがちなこと、この二つは矛盾しているようで矛盾していない。

天性のセンスのほうがモノ言う種目と違ってピアノは多少センスなくても、練習すれば弾けるようになるし上達する。

その練習だけれども、ゲーム感覚でピアノの練習が出来る。というタイプが存在する。本来、保護者が面倒見なければ練習がひとりでは難しい年頃、学齢期以前でもひとりで練習してくる。という子は大抵このタイプに属する。

今日はここまで攻略しよう(^o^)ノ イエー!というゲーム感覚で練習するので、多かれ少なかれ苦労に感じる練習がいっこうに苦にならない。(らしい)これは密かにある種の才能じゃないか?とも、思う。

バイエルでも(うちでは使ってないけど。)単なるスケールでもそれい!ヽ(´o`;攻略だ(((o(*゚▽゚*)o)))とばかりに弾いて、つっかえずに弾けるようになればgameoverやったねv(=^0^=)vつていう感覚。

この感覚、例えばこのようにすれば体感できると思う。それは愛してやまない曲をレパートリーに加える。コンサートで弾きたい。そのためには練習(攻略)最初のステージ譜読み間違いのないよう五感を研ぎ澄まし、つっかえたり止まったりしないように、弾く。最初のステージ攻略(^o^)ノ イエー!

この辺でレッスンに行って更に上のステージに上がる訓示を受ける。音楽的に強弱も曲想も美しくついてきたら、次のステージは暗譜。

またまたこのあたりでレッスンに行って諳譜の穴、つまり不完全なところを指摘してもらう。最終ステージは仕上げ。仕上がったところを素晴らしい出来栄えで披露出来れば、、。嗚呼、かくも美しい愛しのこの曲は我がものとなる幸せ(o>ω<o)

ツェルニーやハノン、インヴェンションあたりをこれくらいのノリで練習してきてくれれば皆様どれくらい上達するものか。だが、ツェルニー、バッハのインヴェンションともなるとね。「本忘れた。」が、日常、いや(/ω\*)本あったとしても練習してないから、って。フフ、ツェルニーやインヴェンションくらい常時うちにだってありますよ。

だが、バッハともなると嗜好が別れ、「音大いかないし、コンクールも受けないからいい((;^ω^)イラナイ」の生徒もいるが、これまた対位法曲というのは好きな人には格好の楽しいゲーム感覚で弾いているらしい。

平均律のフーガが大好き(*´∀`*)っていう、変わった人。いえ失礼、バロックマニアな人。フーガのような作品はパズルのピースを一つ一つ拾って仕上げていくような超おもしろいゲーム感覚があるそうだ。

全てのピースがぴったり噛み合った時には、LSDかなんか致死量寸前くらいまで服用したみたいにハイになるらしく。

5声のフーガ暗譜して仕上げた暁には鬱病になるであろう。ってのとは対局の感覚です。

わたしは、幼少の砌よりのピアノの練習はストイックに、つまり根性教育受けた刷り込みが強い。さて、企業の在宅勤務いつになったら収束するのだろう?