嗚呼!講師演奏

発表会の講師演奏ってどうする?!
数年前、建て直した家で再再度音楽教室はじめた頃は、もう自分が演奏するのは考えるのはやめよう。

と、思った。
わたしの世話をする人がいなくて、わたしが世話しなきゃならない人、猫がいる状態で頑張って教えるのも、ピアノの演奏も頑張ろう(#^.^#)
のノリではじめたものの見事、ぶっ倒れた事を経験値として、また壊れるのはかなわないのでピアノ弾こう
という色気は出さないことに決めた。

だが、このような決意は脆くも崩れるのではないかという予測を裏切らず、やはりほんのちょっとでも演奏活動しようか?
モードになってきてしまう。

でだ。一念発起して発表会の講師演奏を開始することにしたものの、、。
発表会前ってなんでこう仕事が増えるんだよ!

わたしは天才じゃないので練習しなきゃピアノが弾けない。
講師演奏しようとしたものの、発表会のマネージメントとプロデュース業務がガリガリとわたしの練習時間を侵食してゆく。

どうしよう!やっぱり止めて演奏活動は全く別口で行うことにしようか?

最近はピアノ教室を繁盛させるためのコンサルタントをしてくれる。という職業があって、わたしも書籍、ブログで参考にした。

やはり、忙しくていい演奏が出来る自信がないのならば、止めた方がいい。
という意見もあって、そっか、やはりこうまで発表会前、いろんな業務が押し寄せてくるのはわたしが無能なワケじゃなく、そのことで悩む人もわたしだけじゃない。



だけど、発表会で大儲けして、かつ講師演奏ではショパンのスケルツォをわれながらうっとりするほど上手に弾きました。

って、記事をみつけたけれど。ホントかよ!!?こればかりは信じがたい。
ショパンのスケルツォはわたしも何時ぞや、どっかで弾いたが20ページ近くあって(春秋社版)あの煩雑な発表会のマネージャーや
プロデューサーやりながら出来るのは凄い。

生徒が2人や3人ならなんとかなるだろうけれど、生徒が多ければそれだけピアノの練習する時間はなくなる。
だが、発表会で笑いが止まらぬほど儲かった。っていうならば、生徒が2,3人なはずはない。
40人も50人もいるはずだ。

対策としては、マネージャーやプロデューサー外注してしまうことだけれど、それやってたら生徒が100人いても儲かるどころか赤字になると思う。

泣き言言ったが、自分でも練習して演奏しようとしてから約1年半。
今回弾いてみせようとしているのは、チャイコフスキーのクリスマス。

自慢じゃないが悪戦苦闘している。あれってそんなに難しいか?という、という問いに対しては何曲、大曲というものではありません。
だけど、何故か巡り合わせのいい曲と悪い曲というものがあって、クリスマスに関しては巡り合わせ超悪い。

そもそも、この曲は9月にはちゃんと仕上げてイギリス館で弾く予定だったのが見事、猫に夏中肉球攻撃を夜中に受けて寝不足から低体温になって練習する体力が出てこないくて挫折。

涼しくなって猫の肉球攻撃は収まったが、今年は歯医者に行くことにした。
そして、高い国民健康保険料払ってるんだし、高額医療の控除が出るように今年中に今まで気になってたけど放置していた脚を手術することにした。

医者通いすればこれまた日中の貴重な時間は奪われる。
そんなん、発表会が終わってからにすりゃいいだろうが!とも思いますがね。年またいじゃったら医療費が控除対象にならないかもしれないじゃないよ。

そのようなせこい考えを起こしたのが悪い。

それにうちも繁盛するピアノ教室コンサルタント本やブログのおかげさまで生徒が増えた。
生徒が増えてくれるのは当然ありがたいが、わたしのクリスマスは置いていかれがち、となる。

更に、芸能活動から卒業して新聞記者となった息子に今回はMCを頼めない。
知事選があるそうで、手伝えない。と、宣言された。

MCやってくれるお友達紹介してもらえばいいのだけれど、いいわ。わたしがやるわ。
わたしだって、MCはやってやれないことはない。

クリスマス、わたしのこと嫌っているのか?

それに、、。今年ばかりじゃない。来年の発表会の心配もしなければならない。
県営のホールは抽選が1年前なのだ。

なので、教訓。
1日中、もしくは1日の大部分を練習してられる立場じゃないので、来年の講師演奏の分は今年中にはじめて猫や歯医者に時間を奪われる事も想定してスケジュール管理すること。

来年の目標はこれにしよう。