どれみっち製造終了となる?!

どれみっちって何だった?

取り合えず、どれみっちなる小さなお子様からピアノ初心者の方々が、ピアノ鍵盤のどれがドなのか?で、順番にドレミファソラシドなのか?

鍵盤に置いて覚える。鍵盤を汚さない。グッズが製造終了いたしました。

なかなか鍵盤の位置が覚えられない方への優れものとして長らく愛用されたピアノレッスングッズでした。

ピアノのドの位置がなんでわからないか?

それは、ドは黒い鍵盤の左側。であるのですが、これが大きな間違いを引き起こす元とも言えます。つまり、ファも黒い鍵盤の左隣だからなのです。ドとファ間違えて弾いても時と場合によっては真面に聞こえますが、時と場合によっては真面に聞こえません。

ファを主音とする長調はヘ長調で4番目の音下属音はシのフラット、したがってハ長調のつもりで弾くと真面な長音階の曲に聞こえません。

これが、ドもファもついでに別の音もひらがなが読めれば間違えないようなシステムになっているのです。

ついでにひらがなが読めなくてもドは赤字なので、見分けがつくという仕組みです。

こんなもん一組あれば間に合いそうなものですが、なんでうちにこんなに沢山あるかというと、階名のタコ足みたいな部分がすぐに切れてしまうのです。

階名タコ足が切れればこれは良くない。と、思って新たなどれみっちを購入する。見てください。見事にミがなくなっているヤツもあります。何故か、ミがよく切れた。

セロテープで懸命に止めた努力のあともむなしく、、、。

こちらは崩壊寸前のどれみっち。

このような、グッズを使うことについては賛否あって、ピアノはブラインドタッチしなければならないのに、こんなもの使ってたら鍵盤見ないと弾けない悪い癖がつく。

ってやつ、ですがそれはそれ、最初っからここがドって言えばすぐさま要請に応えてくれる方もいれば、ドレミの位置がなかなか覚えられない人もいるのです。

更に!この手のグッズ大好きな少年少女の場合、これでピアノのお稽古が楽しければそれは大変結構な事なので大いに使えばいいのです。

いろおんぷの場合

どれみっちの発明、そして衰退のずうっと前から存在している。ドレミ位置がうまく判別できない少年少女のため色で理解を求めたのが、このいろおんぷ。

実はわたしはこのいろおんぷでピアノの手ほどきを受けました。

ほんというとわたしはどれみっちのようなグッズを使うことに乗り気じゃなかったのは、いろおんぷが大嫌いだったのです。

このいろおんぷにも賛否あって、子供は色ばかり覚える。とか、色を外すとわからなくなる。とか、言われました。

ですが、色については成長の過程で忘れていくものだ。との、指摘ありますけどこれだって個人差です。

わたし今でもはっきり覚えています。

ドが赤、レが黄色、ミが緑、ファがオレンジ色、ソが空色、ラが紫、シが白。

この、ダサいイラストの横の短冊みたいなヤツか、もしくは別の付属品でついているのを鍵盤に挟むのです。

そして、小さなお子様もドレミに合わせて毛糸みたいな紐右親指は赤、人さし指黄色、中指緑、薬指蜜柑色、小指空色。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ手の指は5本しかないので、紫、白は省け。

次、左手は小指赤、薬指黄色、中指緑、人差し指蜜柑色、親指空色。

ホラ、楽しいでしょ?って、いう大人たちの無言の圧迫に少なくとも嫌そうな顔をしないよう努めていた哀れな4歳児がかつてのわたし。

本音言うと、この短冊といい、疎ましい毛糸くずといい嫌でたまりませんでした。わたしが幼少の砌ピアノが嫌いだった要因は半分はこの短冊と毛糸くずであったと確信しております。

だいたいわたしは音感こそないのですが、空間認識能力は良くて、ドレミの位置と5本指の関係なんざたちどころに覚えてしまっていたのです。

鍵盤の位置関係と指番号関係の弱い人にはいい仕組みです。これは子供ばかりでなく、大人でも鍵盤位置が今一つなことだってあるのです。

そのためにはこの手の、鍵盤位置認識グッズは優れものなのですが、中にはそんなこと教えなくてもたちどころに納得する人もいるので、人を見て使うしかありません。

また、この手のものが好きでたまらないのならば、さぞピアノのお稽古は楽しいものとなるでしょう。ならば、飽きるまで使えばいいのです。

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これが、わたし的には悪名高いいろおんぷ。幼少の頃のわたしにダサいと貶されたイラストもそのまま。

問題はイラストじゃないの!中身なの!って、意見もあるでしょうけれど、芸術系の習い事なのであんまり時代遅れのイラスト載せるならばない方がいいんじゃないかと。

ヤマハ系の教材のいいところは、それは内容だってそうですが、なによりイラストが美しい。糸を指に巻くより、綺麗なイラストの本のほうがよほどやる気になるんじゃないか?と、思うのですがね。

どれみっちの替えとなるもの

かくのごとく、どれみっちは時と場合によっては使えるモノであるが、すぐにボロボロよれよれとなるので、更に替えを求め横浜にヤマハへと向かったが、冒頭でもお知らせしたとおり、売り場には見かけずに店の人に聞いても「あれはもう製造されてはおりません。」とのこと。

あれ、モノの割には値段が高かった気はするし、うっかり、どれみっち設置のままピアノ弾くと黒鍵弾くたんびにどれみっちが持ち上がる。

つまりはハ長調バージョンのかわいい曲を弾いてるうちはいいが、黒鍵が出てくると鬱陶しくてかなわなくなる。

代わりになる物はいろいろありますよ。です。すごく、いろいろあります。

世の初心者の皆様がピアノ慣れるまで鍵盤位置問題に苦しめられることが分かります。

取り合えずうちで取り入れたのはこのグッズ。

これ、何度も貼ってはがして使える。が売りですが、どれみっち同様うっかりこれが貼ってある状態でピアノ弾いた日にはホント、うざくてたまりません。

更に欠点はこれは鍵盤の隙間から下に落とすことが出来てしまいます。そんなことあるの?って、きっと頻繁にあるに違いありません。現にレのシールが1枚鍵盤下にすでに落ちております。

こればかりはわたしの手では復旧させられません。次の調律まで待つしかないのです(´;ω;`)

このようなものはやはり消耗品です。そうは長くもちません。

今購入を検討しているのは


これです。88鍵分あるという画期的な鍵盤覚えシートです。

購入した暁には使い勝手をここでお知らせいたします。

まとめ

ピアノレッスンが個人レッスンでいいところは、一人一人の特性に合わせてレッスン出来ることです。

鍵盤位置なんざ、1度言えばあっという間に把握してしまう方も(子供成人問わずです。)いれば、いつまでたってもピアノの鍵盤というのは白と黒の羅列に過ぎなくてこれに音名、及び階名という名を与える作業に手こずる人もいるのです。

更にこのような便利モノが大好きな少年少女もいる。これ使うのが楽しければ使えばいいのです。

また、鍵盤の位置がなかなか難しくって!てひとは、このようなグッズ使えばいいのです。このようなものが置いてある。貼ってあるのが煩わしく感じるころにはたいていは鍵盤位置は覚えています。

ただ、この手のものはなににせよすぐによれよれになること必至ですから、時々買い替えをいたしましょう。

どれみっち再び

わたしが教室で使っている調性認識ツールはこれ↓
ハニホヘトイロハ
ドから始まる長調はハ長調CMajorです。

ツールって言ってもワードで文字打ち込んだだけですが、なかなかどうして役にたちます。

わたしは最初から調性教えてしまうのでこの縦線ワード参考にしながら楽典のお勉強いたします。

では、ハ長調はドから始まってドレミファソラシド、ピアノの白鍵だけで間に合います。

それではレから始まる長調は?二長調DMajorここまでは結構。
でもレから音階をレミファソラシドレと、弾くとこれ長調じゃなくて短調でも絶対ヘンな音階になるのです。

ですのでレから始まる長調はファとドを#つまりは右側の黒鍵弾く。

慣れちゃうと、で?それが何?
になるけれど、これ覚えてしまうまではややこしいですよ。

そこでわたしが子供教材として使う

この本でちゃんと学習いたします。

内容は、この頃にはすっかりお馴染みになった5線ト音記号へ音記号の大譜表に#がつく順番書いて覚えます。

順番はファドソレラミシ、ト音記号とへ音記号の位置間違えないで書いてね。

#曲の場合、最後に付いた#の次の音。
#一つのの場合はファが#ですね。その次の音ソから音階は始まります。
Ⅰの和音はソシレでコードネームはまんまGト長調GMajorです。

♭系はシミラレソドファが順番。
心配しなくても♭系を覚えましょうはこの青いセオリーの終了の暁には緑のセオリーに進みこちらに出てきます。

♭系は♭一つの長調ヘ長調FMajorファから始まってシが♭になる調だけは手がかりがないので覚えましょう。
次、♭ふたつシとミが♭の調は後ろから二つ目の♭がその調性の根音、つまり音階の始まりの音になります。

したがって♭二つの長調は変ロ長調(♭の音は変をつける。)B♭Majorとなります。

これは理論だけで考えるのはやめにしています。
ピアノ弾いて、弾けば音楽は何調かに普通は属しているので段々覚えていきます。

希に、何調にも属さない前衛曲や民族音楽の調性使ってることもあるので全部!とは言い切れません。

で、ここでも鍵盤位置覚えたあとのどれみっち活躍してくれるのです。

それは(*´∀`*)これを見て!

購入時にはこのようになっております。

そして、さんざ使った後もこのように重ねます。

そーです。このどれみっちの順番左から読むと#系、右から読むと♭系になるのです。

これ、視覚的にも感覚的にも好きでこれで指導しています。

どれみっち

町のピアノの先生にとっては5線のどこの〇がドなのか教えるのは重要な仕事なのです。

いくらアプリが教えてくれても。です。

でもそれ以前に教えなければならない重要な事項はそれはピアノの鍵盤のドの位置。
ピアノの鍵盤のドの位置は二つの黒鍵の左側。

これでOK。簡単でしょ。1度見ればわかりますね。

と、このようにわたしはピアノの鍵盤ド位置覚えは5線ド位置覚えなんかよりはるかに簡単。
まして、ドを聞き取って正確にドかドじゃない音か答えてみろ(音感のレッスン)なんて神業に近いことに比べれば、なんてことないじゃあないか。
(わたし音感はないんですよ。)

と長きに渡って認識していたのですが。
わたしだって学習するのでこの認識は誤りであると、驚きとともに承認。

ではこれが
ピアノの鍵盤
ピアノの鍵盤、ドがどこかわかりますか?

分かりますよね。
じゃ、これは丸ごと確認済みかというと。
ピアノの鍵盤というのは88あるのです。1オクターブ分くらい見せてドの位置が分かってもあの白黒の羅列見てしまうと、混乱、更にド位置とファ位置というのはとても似てる。

わたしは

このいろおんぷでピアノのレッスン始めました。

わたしは4歳児にしてドレミの鍵盤位置はなんとなく、なんということなく理解してしまって、それ以上に混乱することはなかったのです。

いろおんぷはこの右はじにある色別短冊鍵盤に挟んでおんなじ色の毛糸を指に巻くのですが、わたしそれが嫌でたまらなかった。

何を隠そう、わたしにはそのような用意周到な学習は不要だったのです。

指導するようになって、更によく解ったのはわたしと同じく4歳児でも鍵盤位置と音関係教わらずとも習得してしまう生徒もいれば、成人でも習得に時間要する生徒もいる。

要するにド位置認識力は個人差が大きいので、わたしが嫌いでたまらなかったしつこいドレミ位置教え術はたちまちドレミ位置覚える生徒には教授致しません。
(ピアノ嫌いになってやるからね(`Δ´)!幼い頃のわたしの声。)

ただ、ドレミの鍵盤の位置はピアノ弾いているうちに必ず習得出来ますから焦ることはないので、入門段階でドの位置探しにアレアレ(^_^;)だな?
の場合は
どれみっちを使います。

これです。

ドの場所くらい。混乱しないわ。状態の生徒さんでも可愛いから、という理由で使いたがることもあります。
そんな時は使いましょう。

これ、黒鍵がたくさん出てくると凄く邪魔で嫌になりますから。
どれみっち
鍵盤に挟むとこんな感じ。

どれみっち必需品だった方でもいつの間にか。
あれ?どれみっちもいらない?

になるので、白黒の連なりに目が慣れたら使わないようになってしまいます。

このどれみっちの欠点はこのタコ足状になったところが使っているうちに切れてしまうこと。

では、切れたら新たなどれみっち購入するかというと、、。
今のところはセロテープ貼って使ってます。