インフルエンザと雪の季節

今年もやってまいりました。インフルエンザの季節。

わたしが1月下旬、2月に発表会をやりたくないのは、この時期はインフルエンザが猛威をふるう。更に、雪がふる。

これまた毎年、雪がふれば南関東は春が近い。と、季語の如く言うが、春が近いのは結構だが、豪雪地帯から笑われる程度の降雪でも南関東は要するに冬中雪がふること前提にしていないので、雪に弱い。更にはうちの周辺は坂道だらけの曲がりくねった道多し、という何重苦に見舞われている地形。

そんな時期に発表会行えば、どのような惨事に見舞われるか容易に想像はつく。

薬屋にインフルエンザの季節って、2月ですよね?って、尋ねたら、そんなことはありませんぜ。実は1年中だ。と、脅されたが、わたしの経験値からすると1月下旬から2月。3月になってそろそろ、新年度、春休み近し、進級進学が目前、になるとインフルエンザもなりを潜める。

ただ、3月に気まぐれに大雪がふることはある。

今年もインフルエンザで地域の小学校がいち早く学級閉鎖になった。インフルエンザ欠席が、うちの教室でも出始めた。

春になる前の試練の季節がやってきた。

わたしも去年はインフルエンザに罹って、レッスンを休んだ。うちの教室はインフルエンザ菌が蔓延していたに違いないのだ。なにが困る。って、インフルエンザはドクターストップがかかるのが困るのだ。

1週間休め!ってことは全員の生徒に講師インフルエンザにつきドクターストップがかかりました。今週は臨時休講です。のおふれを出す。

最近は連絡手段もデジタル化しているので、楽といえば楽になってきてる。メールで一斉送信してしまえばすむのだけれど、中にはメールアドレスを知らない生徒、連絡手段は家の電話。何故かメールはパソコンの方に送ってくる生徒、、。

40°近い熱がある中で何人かに、電話、はたまたパソコン立ち上げてのメール送信してると、熱くらいあったってレッスンしちまった方がラクじゃないか?とすら思うがドクターストップがかかってるいじょう、休まないワケにはいかない。

携帯メールがなかった時代は大変だったよな。わたしは作ったことないけれど、家電(家の電話と手紙が主だって連絡手段だった頃)での非常連絡網がピアノ教室でも存在していた。

そこにいくと、ヤマハの講師してた頃はラク出来た。「インフルエンザになったから休みます。補講日は追ってお知らせします。」の電話会社に入れれば、あとは事務のほうで対処してくれた。

わたしの教室は生徒の欠席理由の如何問わずに補講するけれど、生徒側原因の欠席の補講はいたしません。ポリシーにしている教室でも、インフルエンザと大雪の欠席振り替えは大抵はしてくれている。(そりゃ中には、インフルエンザは自己責任で、雪は不可抗力だから知らぬ。って、一切の補講しないとこもあるだろうけど。)

だから、昨日の横浜市のおこなった市の施設の抽選方法が変更になった。っていうので再度、申し込みした研究会のピアノの先生たちもインフルエンザの大流行と大雪に見舞われた年は春大忙し、盛況の教室では下手すりゃ5月の連休シーズンまで補講しなきゃ間に合わない。

実はわたしインフルエンザはともかく、雪はけっこうこの年になっても好きで、カラカラに乾いた南関東の冬に雪がふってくると、空気が柔らかくなってしっとりする。静かに積もり始めると、冬枯れを綺麗に雪が隠してくれて真冬のワンダーランドが訪れる。

だが、そうとばかり大人は言ってられない。困ったことにうちに今息子はいない。運動部上がりの大男の息子は大雪が降ったときは役に立つのだ。雪かきの機動力はわたしのほうが遙かに弱い。弱いが、雪かきはしなければならない。出歩くのも困難になる。

インフルエンザはその兆候を現したが、今年は1月雪はふりそうにない。2月もふるならばレッスンのない日にふってくれ。

ピアノの練習♫インフルエンザの爪痕

わたしはヘンレ版のショパンエチュードの見開きと、後ろ見開き?!のところにイラストボックスから貰ってきたカレンダーをクリップで止めている。
一つは猫が日々薬を飲んでいるので薬を飲ませる管理のため。
飲ませたら日付にシールを貼る。

もう一つは練習計画(よ言っても大したものではない。)のカレンダーで、その日のノルマ(例えば、時間のない日はエチュード、ある日は練習したい曲全部というように記入する。)そして練習出来た日はシールを貼り、できない日は赤鉛筆で✖を書く。
ついでに年末年始のような、練習を最初から休む日は→をあらかじめ書いておく。

わたしの立場としては「1日5時間は練習しています。出来る時は10時間練習します。」て、言えないのだ。
わたしはそこまで練習出来る環境にはない。

だが、日に1時間も練習する時間が取れない。と、いうこともそうそうはなく、儚い希を抱いて今日は全曲練習しよう!
っても、世の中にはわたしのピアノを弾く時間を奪いに来る輩にはマコト不自由しない日というのが必ずあるのだ。

おやまぁ、あと1時間もしないうちに生徒がやってくる。
今日のピアノの練習はどこいった?仕方あるまい。30分だってしないよりは100倍くらいはマシだ。

それじゃあ、今現在ピアノ弾けば?
ってことになるんだけれど、わたし的にはこのブログを更新しないでほっといたことだって大きな大きな気がかりなのだ。
今日は猫の動物病院には行かない日で、比較的遅い時間からレッスンは始まるので午後からは練習しますよ。

そして今日からは3月だ。春になった。
家中から呪われた2月を追い払うのだ!

そしてショパンエチュードの3月項目をみて、さぁ、今日は朝方から台所片付けてちゃっちゃと煮物の準備してピアノ練習するわい。
夕方来る生徒の分の教材を準備したし、、。

だがーーー!!なんだこれ!!
なんで2月の練習日がこんなにも少ない。もしくは練習不可日が多い?
考えなくてもわかる。
2月の初めにインフルエンザに罹ったからだ。

わたしは病気には弱い。
呆れるばかりに健康で病気を滅多にしないからだ。
つまりは本気になって熱が出るようなことは大変な異常事態。
ただわたしは10年から12年周期で熱が出るような風邪ひいたりインフルエンザになったりするのだ。

今回は38度7分熱がでた。

わたし的には画期的な大病でも医師や薬剤師にとっては常連さんになりえない患者で「常用している薬はありますか?」
は、わたし「ありません。」
「最近病院にかかりましたか?」「去年の夏、切れないノコギリで木を切ったら肩傷めて整形外科に2週間通いました。」

「はいはい。わかりました。タミフル飲んで寝ててください。飲みきって熱下がった頃にまた来てくださね。途中で更に悪くなったら(多分ないだろうけど)すぐに来てください。」
明日には熱下がってくれ!!
「レッスンは休んでくださいね。あと、今年はインフルエンザの予防接種受けてください。」
そりゃ困る。2月は4週しかないのだ、、。





熱は4日ほどで下がり、レッスン開始するも休んだ分の振替を「では春休みや5週ある月に修正しましょ。」のノリの生徒もいれば、張り切って双方の空き時間狙って週2でやってくる生徒もいる。

そして病気に弱いわたし。いくら熱が下がっても胸の奥に悪い病巣が潜んでるんじゃないか(な訳無いだろうが!)と思うくらい辛く。
医師も絶好調となるにはひと月はかかる。

って、困るからなんとかしてくれ!!
なんともならずにわたしはまる2週間、自分のピアノの練習は出来なかった。

わたし、2月の自作カレンダー見て絶望的な気分になりつつ、絶不調からは回復したので勇猛果敢にまずはこのショパンエチュードから弾くことにした。

しばらく休んでいいことはピアノの音がバカに新鮮に聴こえることだ。
更に、暗譜したエチュード、ちゃあんと覚えておりましたね。(*´∀`*)ほわたし暗譜苦手だ苦手だ。と言いながらやるじゃないかわたしの脳髄。

だが!!本当の恐怖はこのあとやって来た( ╬◣ 益◢)y━・~
暗譜は出来ているものの、わたしの左手(12番です。)バラバラ、バラバラ音外してくれるのだ。
どうしたんだよ。わたしの左手。
まさか脳の血管に異常が出たんじゃないだろうな?

多分、いやいや絶対に脳の病気じゃありません。
普通、脳は2週間やらなかったことはこの程度には忘れてくれるのです。

インフルエンザになる前には必死にならなくても指が動いてくれるくらいまでに訓練したっていうのに、、。゚(゚´Д`゚)゚
また練習しよう。
エチュードの16分音符外しまくってたら曲にならないよ。
「インフルエンザで苦しんだのに難しい曲よく頑張って弾いたね。」
って、言ってもらえるような立場じゃないんだ。

この対策はどうしたらいいか?
練習またするしかない。
次は2度と再び病気にならないこと。

とにかく、今日から3月。不吉な2月を追い出して、漂白した布巾を洗濯して大根の煮付けの下ごしらえしつつ。
練習に励むのだ。

革命のエチュード、3月末の研究会で弾く予定だし、それ以前にヤマハの新作グランドピアノの試弾の予約もとった。
3月が良い月でありますように。





確定申告2017年分

確定申告書の下書きまで終えて、、。
今年もまたわたしは頭抱え、なんなのよこれヽ(´o`;
モードに浸りきり、提出用の確定申告の作成よりも2017年の収支を洗い直す作業にボットーし始めた。

利益、全然出てないんですけど。もー、「すみません。今年も利益出ませんでした。」
これ以上やるのヤだよ。

わたし全ての収支を洗い出してどこが悪いのか調査するんだ。
経費倒れにしちまったほうが税金払わなくってオトク♫ルンルン♫なんて言ってる場合か!
こうまで利益が出ないということは、わたしの個人事業主としての無能さ加減を毎年毎年税務署に申告してるようなもんじゃないか!

だいたいがとこ、予測はついてはいたけれど何が悪くてこうまで個人事業としてバツなのかは数字を洗い直してハッキリする。
まずは2年前に広告宣伝費をかけすぎた。
わたしの音楽教室の規模としては大きすぎる金額で今でも財政を圧迫している。
だが、これはわかっていたことだしある意味仕方ない。

この手の失敗はする時はする。
それに広告費は圧迫しても赤字に転じるほどのものではない。

じゃ何が悪いのか?と、言えば発表会経費のかかりすぎ。
うちは発表会を12月に行う。
当然、年内に集金は完了するし発表会が終わった段階で支払いも多くは終わる。

だが、年を越す支払いも生じる。




それが、DVD録画代金。

この代金が会場費なんかよりはるかに高い。
実はこの代金の負担が重すぎるので、わたしは英断を実施。
去年から業者による録画はやめにしたのだ。

誰かクロートハダシの録画機器持ってる知り合いを探すのだ。
頼み込んで、大赤字が出ない費用で録画を依頼する。
ダメなら、仕方ない。うちのipadで録画する。

そして、DVD録画もちゃんと経費内でいたしました!エライ(^-^)わたし。

出た赤字への対策は2つにひとつ、見合うだけの高額な費用を徴収するか、赤字分を何処かで節約するか。
わたしは節約の手法を選択。

だって、今年から発表会費3倍にもする。
って、いくらなんでも反則だろうが?!

だが、悔しいことに一昨年の経費は去年分として計上する。

もー、来年からこの分はちゃんと経費節減に成功したんだからな。

では、気を取り直し確定申告書、提出用に、、。
っつったら、今世紀!?最大級とも思えるような大厄が押し寄せた。

夜中に熱が出た。最高38度7分。
それが何よ!

熱が出たからって舞台に穴開けられるかって、まぁ、今のところ演奏予定はないが同じこと。
わたしは個人事業で会社員ではない。
有給休暇なんてものはありえないのだ。

だが厄はそれだけじゃすまなかった。
突如としてトイレの水が流れなくなったのだ。

あ、悪魔に取り憑かれた((((;゚Д゚))))

こりゃわたしも家もメンテナンスが必要じゃ(;_;)

わたしのメンテナンスは近所の内科。
診断はインフルエンザB型。
38度くらいの熱でオタオタしてて演奏家も音楽教室主催者も務まるか(`Δ´)!
などと、開き直る場合ではない。

ドクターストップがかかって。教室は5日間の休業。
タミフルのんで寝てなさい。って。
その間の生徒さんにメール及び電話でお達し、もちろん振替レッスン致しますぜ。

あーー、だがこのような場面では秘書が欲しい。
秘書雇う経費ってどれくらいかかるんだろう?

つぎ、家メンテナンスはもちろん住宅設備会社さんに委託。
全ての下水管整備していただきました。

これって経費になるかい?
「もちろんなります。来年計上してください。」と、住宅設備会社さまの力強いお言葉。

だが!!節約するはずの経費がまたまたかかってしまった・゜・(ノД`)・゜・

もー、わたしがインフルエンザに罹る周期は12年、むこう12年はインフルエンザにならないならな。
いーや、もう一生罹らないでいてやるから見てろ。
緑黄色野菜をいっぱい食べて、力の限り寝るようにしてインフルエンザを寄せ付けない。

次、家の老朽化のほうが仕方ない。
この経費が妥当だと考えられるようにするには、、。

簡単なことよ。
収益を上げること。

わたしを診察した医師の見立てによると、インフルエンザを菌は強力なのであとひと月は絶好調とはならない。
だが、そこでちょうど3月になる。
そのへんでこの家の周辺も新しい家が立ち並び始めたことだし、ポスティングに出かけよう。

税務署様、今年もまた赤字決済書持って伺いますが、わたしは経費を誤魔化したりしてはおりません。
来年こそ、利益を出して税制に貢献いたしますので期待してお待ちください。





インフルエンザと大雪の日々

今夜も明日も横浜市の降水確率0%、12月になると南関東はセンター試験の頃まで勿体無いくらいの晴天が続いてとりわけクリスマスの頃は雪の欠片、雨のひと雫も落ちてこない。
清々しい冬晴れが続く。

わたしが本気モードの発表会を12月にするのは、12月の横浜はクリスマスシーズンのロマンティックな雰囲気があるのと(特にみなとみらいホールはいいですよね。そのうち是非抽選を突破してクリスマス時期のみなとみらいで発表会を開催したい。)晴天が続くためだ。

クリスマス前ならばまだ本格的な寒波はやってこない。そしてインフルエンザが猛威を振るう季節にはまだ早い。

ホールの中に入れば暖かいし、コンサートホールの中には雨は降込まない。と、言ってる場合ではない。晴天のほうがいいに決まってる。



だが、今年はそのわたしの思惑を裏切って大雨こそふらないが、クリスマス寒波が前倒しでやってきている。
普通は、クリスマス時期までは凍えるほど寒くはならない。

そして今頃もうインフルエンザが流行り始めている。
いくらんなでも早い。
インフルエンザが流行るのは2月じゃないか?!

わたしはずいぶん前に2月22日の猫の日にコンサート(わたしの演奏会です。)開催したことがあって、2月のコンサートは一種の賭けだな。
と、強く感じました。

インフルエンザの猛威。演奏家はインフルエンザになってもやはり舞台は務めなくてならないだろう。
だがわたしは高熱も倦怠感も我慢すればいいことだけれど、二次災害考えなきゃならない。

それに大雪がふったらどうする?南関東の雪への弱さは半端じゃなく、とりわけ坂の多い地形のわたしの家やコンサートホールが点在する地点出歩くこともままならなくなってしまう。

たかが、10センチくらいの積雪でかよ?って、豪雪地帯の人はバカにするけれど海沿いの地方は内陸が雪でも雨が降るんですよ。
それくらい雪は降らないことを想定して生きているのです。

そういや、あの時もゲーテ座だった。

だが、今年のゲーテ座、運良く(その日とったときはたいして運がいいとは思わなかった。)12月2日に発表会は終わった。
寒波もインフルエンザも回避できてしまった。

いえ、出演生徒たちがインフルエンザで総倒れになるほど悲惨なことはなく。
ある意味大雪より悲惨。

雪ならば会場までたどり着くことは不可能とは言い切れない。だが、インフルエンザだけはそういうわけにはいかない。

わたしは自身が主催者となってからは発表会がインフルエンザに祟られたことは幸運にしてないのだが、楽器店の講師をしていた頃にそれは起きた。

インフルエンザがピークに達したその時に発表会。
ただし、わたしは契約している講師の一人に過ぎず発表会のプロデュースは会社の社員が行う。

わたし、高熱が出たことによる欠席の連絡を頻々と受け、中には強引に薬で熱を下げての出演というのも有り(大丈夫か?)で、インフルエンザが猛威振るう時期に発表会企てるバカいるかよ(`・ω・´)
無能なんだから!ここの社員たち!

と、自分が主催する立場じゃないもんだから言いたい放題言って、インフルエンザウィルスが最も活性化する時期と発表会の開催がマッチングしてしまった不運を自分はしなくて済んだプロデュース側のせいにして怒ったのです。

ははは、自分がプロデューサーじゃないのは気楽で良かった。

そして、自分が主催者となった今その経験値を活かしてインフルエンザとそして大雪を避ける知恵が身に付いたのです。