こねこのタップダンス

「こねこのタップダンス」って曲誰の作曲でどんな曲だ??
そんな曲あるのか?って、わたし最近まで知らなかった。

「こねこのタップダンス」なんという可愛らしい曲でしょう。聴いたことなくてもイマジネーションが刺激される可愛らしさ。
ピアノを習う少年少女のために、ピアノで可愛らしさを表現するために近年作曲された珠玉の名作。

と、思いきや、、。

ツェルニー30番の12番3連符、スタッカートのエチュードソソソ、ソソソ、ラララ、ラララ(全部スタッカート)に新たに設置された表題。
30の小さな物語・下巻より。

「こねこのタップダンス」って、弾いてみたい。
そのような気持ちを起こさせる。
更には、こねこのタップのごとく小さなスタッカートがイメージ出来る秀逸な表題です。

この曲集にカスタネットで軽い連打を練習してみましょう。
と有り。
カスタネットで連打してみる。みないはとにかく、連打音(読んで字のごとく連なった同音を弾くこと。)
は、ハノンで超高度テクニックを身に付け編、つまりは最後の方にでてくることでわかるように、2ページそのほとんどスタッカートの連打するのは結構高等技術です。

ひとつ間違えるとひとつの鍵盤連打でなくて、指が変わってるだけで抑えたまんま。という事態に陥りかねない。
それじゃ(゜-^*)/っていうんで、頑張ってソッソッソッをあたかもまりつきをするが如く弾み付けると、1ページ持たないで息切れ起こす。

なのでちっちゃく3連符の最初の音だけ弾みつけて(あくまで小さく。)残り2つは手のひらの方にしまうように更に小さく引っ掻くイメージ。
そう、小さい素早い猫パンチ指先版。(ううん秀逸な表題です。)

指使いは321を必ず守りましょうね。
そうでないとレばっかりが4小説続く2ページ目の拍動がめちゃくちゃになりかねません。



ツェルニー30番12番だけでなく、下巻は動物の表題が多い。
解説も丁寧でアナリーゼについても上巻とおなじく説明してあります。

そして上巻とどこが違うかというと曲が多い。
上巻10曲下巻20曲の編成で、これが終わればツェルニーのエチュードは終わりなの?
は、考え甘く、これからがツェルニーエチュードの本領発揮40番50番と増えていくのですよ。

人によってはそれほどエチュードを必要としないタイプもいれば、ツェルニーより相性のいいエチュードがあればカール・ツェルニー先生は振ってしまっても良いのです。

相性のいいエチュードって例えばピシュナとか?わたし的にはツェルニーのほうが100倍マシだけどな。
ですが、この「こねこのタップダンス」他20曲あげた暁にはツェルニー40番が待ち受けているケース多し。

ベートーヴェンソナタが弾けるようになるわよ。
の気合を持ち続けて、こねこのタップもしくは猫パンチをイメージして連打音のお稽古に励みましょうね。





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ブルグミュラー 18の練習曲

ブルグミュラー25の練習曲は、ある種通過儀礼の如く普通にバイエルの次ー。(うちはバイエルではない。)
に使われる。
2番のラシドシラッ、ラシドレミッは有名。
お子様向けも数多く出版されている超ロングセラーやさしい練習曲。

25の練習曲の作品番号が100なので、当然その前には99作品があるはずで、残念ながら100だけがロングセラーでその前の99は忘れ去られているのか、、。
そのようなことはおうおうにしてあることなので、特別にブルグミュラー氏が悲運の作曲家というわけではない。

この方は、1806年生まれ、1874年歿。お名前はヨハン・フリードリッヒ・フランツ。
長い。だが流石に19世紀の人なだけあってキラキラ☆彡ネームはひとつもなし。
感激的なくらいフツーのお名前の3つ羅列。

19世紀当初は99の作品もきっとヒットしていたのでしょう。

だが、今に残る作品としてその25の練習曲の続編がある。
続編というものはワクワクして待たれるものもあるが、2番煎じ的扱いを受けるモノもある。

続編18の練習曲Op.109については存在は大昔から知ってはいたが、2番煎じはいいわ。
いい加減「貴婦人の乗馬」あたりで食傷もピークに達するのだから、次は別の先生のエチュード探しましょ。
のようなスタンスで忘れ去っていた。

わたしも少女の頃から弾いたことはない。

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これがそのブルグミュラー18の練習曲。
わたしはこの音楽之友社の楽譜を所有している。

安い(^-^)
これもお子様向け、楽しい可愛いლ(╹◡╹ლ)ブルグミュラー18の練習曲というものはないらしい。
ついでにこの続編の12の練習曲というのはある。

急にこの18の練習曲とお近づきになったのは例のピシュナ(ピュリナではない。)を薦めてくれた方から18の練習曲が良い。
と同時推奨してくれたから。

したがって2,3年前ピシュナと共に買い求めた。
ピシュナよりもっと、このブルグミュラー18の練習曲には期待薄で、「貴婦人の乗馬」の続編かい。
モードでした。

全18曲これまた表題付き、それは25番と一緒。
音符並びの見た目はエチュードそのもの、1番の表題「ないしょ話」のドソミドソミシソファドソミはツェルニー30番の1番と似ていなくもない。

だが、このブルグミュラー18の練習曲は予測裏切ってくれた。
どの曲も25の練習曲の続編という感じはない。

表題とマッチした曲でグンと大人っぽく、発表会に演奏するのも良さそう。
全て2ページに収まっているのもいい。

だが、このエチュード途中からオクターブ奏が多くなって、流石お子様向けが無いだけあって手の大きさがまだ成長過程の生徒には必ずしも向かないと思う。

そして25番の続編と見せかけてる割には微妙に難しい。
ブルグミュラー25番に食傷してツェルニー30番に入ったものの、今度は絶対披露しない練習曲に煮詰まった時に良いのではと思う。





ベートーヴェン ピアノ連弾曲集

連弾もしくはピアノデュオ、1台のピアノをふたり以上で弾くこと。
ピアノ二重奏とはピアノ連弾とは異なり2台のピアノをふたりで優雅に弾く。
うちはピアノは1台しかない。したがってピアノ二重奏を行うのは不可能、残念だ。

ですが、連弾相手が居る場合、多くはお友達、兄弟姉妹などで組んで演奏してもらう。
生徒全員に連弾訓練を課す。方針の教室あると思うが、うちではどっちかというと選択、ピアノはアンサンブルじゃなくてソロだからいいんじゃない。
ということもおうおうにある。

うちには「くるみ割り人形」の連弾版の楽譜があって、発表会でも演奏したけれど元がオーケストラ曲だと4手での演奏は華やかでいい。

普段のレッスンでも連弾というのはないことはない。
生徒が弾く曲にわたしがもうひとつの伴奏を入れたりするのは初級テキストには普通にある。

連弾簡単版がこれです。ディズニーは人気あります。

すでに絶版になってるんじゃないと思うわれる、横綴(連弾譜はこれがある。)のディズニーから、ルロイ・アンダーソン、クラシック名曲の連弾曲集。
それ以外にも連弾曲の楽譜は頻度の割には溜まっていく。

横長楽譜であろうと、縦長でも当然のことだけれど、プリモピアノ、つまりは鍵盤の右側の主にメロディーを弾く楽譜とセコンドピアノ大抵は伴奏を担当する方の楽譜が、見開きページのプリモ右、セコンド左で配置してあります。

ですが、油断ならないのは4段楽譜になっていて、上2段がプリモ、下2段がセコンドの場合もあます。相手側の楽譜は確認しましょう。
弾けるくらい練習することはないのですが、連弾はアンサンブルなのです。
一緒に弾いているうちに感性的に呼吸があってくるのですが、楽譜的確認もいたしましょう。




ある時、ある場面でディズニーやクリスマス連弾曲集とは毛色違う連弾曲と遭遇。

ベートーヴェンのピアノ連弾昔弾いたことあるけど、もう1度弾いてみたい。生徒からのリクエスト。
そんなのあるのか???!Σ(゚д゚lll)

「あるよ。」
一部覚えている!
なんだか「運命」の主題みたいだな。
わかった。ベートーヴェンの連弾曲(*´∀`*)面白いじゃないか!
力の限り頑張って楽譜は探し出そう。

それで探し出した楽譜、音楽之友社から出ていた。
現在手元にあるもどこで入手したかは覚えていない。

わたしがセコンドピアノ担当してOp.6のソナタを連弾して、楽しかったです。

連弾相手がいなくて連弾曲をレッスンする場合はわたしがどちらかのパートを弾けばいいのです。

この連弾曲集、ミステリアスな曲が最初、どうもワルトシュタイン伯爵(わたしはソナタワルトシュタインが好きだヽ(*´∀`)ノ)が絡んでいるらしい。
オーパス番号がついていなくて、ヴァリエーション。

弾いてみたいのだが、連弾相手がいない。
是非、生徒を口説いて連弾したいと思うのだが。今いる生徒は連弾というとジブリやディズニーシリーズ、クリスマス曲を弾きたがる。

更にこのヴァリエーション、初心者には無理と思われ、対策としてはプリモとセコンド両方弾いて録音して合わせること。
だが、こっちのほうがリアルタイムにふたりで弾くより絶対に難しいに決まってる。





ツェルニー40番

ツェルニー50番より、クラマー・ビューロー60の練習曲より、クレメンティ、グラドス アド パルナッスムより、ひとつ手前の通過儀礼とも言うべきツェルニー40番。
エチュードマニアは別としてあまり愛されてるとは思えない40番。

今現在はわたしの教室ではこのエチュードでレッスンしている生徒は無し。

そもそも、ツェルニー40番相応の曲が弾けるようになったその日にあわせて「エチュード無しのレッスン希望。」が多い。
良いであろう。その代わりハノンで運指バージョンアップを図ろう。
ハノンもヤだ。と、言うのであればバーナム上級ウォーミングアップ及び、スケールその他練習しようか、、。

それもその筈、とうとうここまでたどり着いた日にはこのコワモテのエチュード、ツェルニー40番が待ち受けている。
ツェルニー30番までは可愛いイラスト付き、ツェルニー先生が考えついたワケではない曲のイメージにあった表題がついて、お子様でも弾けるよ((o(´∀`)o))ワクワク
楽しいツェルニー30番だよ(^-^)頑張ろうねヽ(*´∀`)ノ

の誘いはもはや過去のもの、子供のための楽しいツェルニー40番は存在しない。

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これがツェルニー40番。

これ、うちの教室のことですけれどうちはツェルニーデビューは30番から、エチュードというものも1冊上げると妙にハイにもなるのですが、ツェルニー30番、40番、50番と続くこと考えると、ちょうど40番あたりで「いつまでカール・ツェルニーっておじさんと付き合わなきゃならないのさ(`Δ´)!」モードになることは往々にしてある。

ツェルニー50番に比べりゃ音符玉がなんとなく大きく、1番2番はドミファソラソファミでなくスケール。指使いさえ間違えなきゃ1回でクリアも夢じゃないが、3番は当時もっともわたしが恐れていた分散和音。
でもここからツェルニー50番の2番クリアのあたりからわたしは分散和音、苦労しなくなってきた。





わたしエチュードがそう嫌いではなく、モノによっては好きなくらい。だが、このツェルニー40番で受けた注意はよく覚えている。
「エチュードといえども曲の形式とってるんだから音楽になるように弾きなさい。」

それが1番難しい。って、エチュードは猛スピードでミスタッチしないで弾いたもん勝ちだからいいんじゃないか、、。
そして、カール・ツェルニー先生との関係はまだ続くにせよ。40番とは永遠の別れを告げられる最後の40番。

何だよこれヽ(´o`;むやみと長い。それになんのための練習曲なんだい?
ハイ!解説、長いそして難しいこれまでの長きに渡るツェルニー40番の総括。(だからごちゃごちゃといろんな課題が詰め込んである。)
心してかかるのだ。これがクリアすれば栄えあるツェルニー50番に進めます。

いいわよ。しばらくはツェルニー先生とは別れるから、クラマー・ビューロー60の練習曲に進んでやる。(結果として50番にわたしは進んだけど。)

そして歳月が経ち、名曲をボツボツ弾けるエチュードNG希望の生徒。。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚良い!
では、ツェルニーでなく別の路線でレッスンをしていこう。

あるレッスンの日、強面曲を「弾きたい。」かつての私同様スケールは流麗だがアルペジオに難がある。
わかった。ならば、相性が悪いのなんのと言ってられないのだ。ツェルニー40番並行して練習するのだ。
全曲弾かなくて良い。

30番12番を練習する。このように、2ページ丸ごと分散和音ばかり弾いてりゃほんの4,5小節の分散和音弾くくらい楽勝となる。
健闘を祈る!じゃなく、健闘して強面の曲のひとつやふたつモノにするのだ。

嗚呼、栄冠はツェルニー40番に輝く。
だんだん体育会のノリになってくるわたしであった。





クレメンティ~グラドス アド パルナッスム

わたしが中途挫折したロシア式教授法、東側的レッスンではエチュードを滅多なことでは上げてくれない。
ひとつの曲をトコトンレッスンする。

それじゃあいつまでもエチュード1冊終わりこないじゃない?
と、質問したら、終わらなくても良い。
だいたい1冊のエチュードの中には生徒にとっては不要な曲もあるし、同系統のエチュードを何曲もあげるよりは1曲をトコトン弾かせた方が益が多い。

これが東側的レッスン術ならしい。

コンサートや試験で弾くわけでもないのに、エチュードをトコトン1曲集中して弾かせる。
というやり方は何もロシアや中国じゃなくてもアリ。

わたしが学生の頃にもそういった方針の先生はおられて、学期初めのクラス分けで「エチュードあげない方針」の先生に当たると、、。

「ハズレー・゜・(ノД`)・゜・」と、言って嘆いた。
先生に失礼じゃない!!が、もっともだが、現実的には1曲のエチュード延々と2ヶ月も3ヶ月も弾かされ続ける学生の嘆きももっとも。

わたしはある程度出来上がったらエチュード上げてくれて、そのかわり始めたエチュードは1冊最初から最後までレッスンするのが当たり前でやってきた。

クレメンティ先生のエチュードグラドス アド パルナッスムもレッスン受けていた当時の楽譜手元にあるのだけれど1番から29番まで全部練習した形跡がある。

クレメンティのグラドス アド パルナッスムはエチュードでドビュッシーの「子供の領分」の最初の曲「グラドス アド パルナッスム博士」とは別物です。
わたし子供の領分は弾いたことありません。

ただドビュッシーのこの曲はお子様がクレメンティーのエチュード苦心惨憺して弾いている情景だって、その情景どうやって表現するんだよ。
楽譜はなんとなくクレメンティの楽譜っぽい。

そのうちチャレンジしてみる。

うちの教室には、グラドス アド パルナッスムレッスンしている生徒は現在も過去もおりません。

したがって、グラドス アド パルナッスムへの感想はこれは全てわたしが生徒だった経験値によります。

ではクレメンティーのエチュードグラドス アド パルナッスムの1番、あららあたかもツェルニー50番の1番を思い起こさせるドレミファソファミレ16分音符の羅列。
1番右手2番左手バージョン。

なんか独創性ない感じ、このグレードのエチュードってそんなもん。
多分、そんなもの。このクレメンティのエチュードももとはといえば100曲もあった大層なもの。
なんとか29曲に縮めた。

だが、このドレミファソファミレ、3通りも指使いが書いてある。
なんだよこれ(゜д゜)全部やんなきゃならないのか?

なので先生に「全部の指使いやるんですか?」と、質問「そんもんやらなくてよろし。」とのお返事。
そっかじゃ、ヤメ、またまたドレミファソファミレ猛スピードで弾く訓練いたしますわ。

この3通りの指使いについては、わたしは1の指の返しが下手だわ。
と、思ったらやってみること推奨、12121212でドレミファソファミレ弾いてみましょう。
ですが、これもはまりすぎるとエチュードばかり1日中弾いてるという陥穽に陥るリスクを伴うのでほどほどに致しましょう。

実は、わたしはクレメンティのエチュードに進んだのはツェルニー50番、クラマー・ビューローの次でその時はもう学生ではなく生徒を持って教えていた時期。
そのせいもあって、陽がな一日儚い望み抱いて上級バージョンのエチュード携えてやってくる上級者生徒には不自由していなかった先生はわたしにクレメンティー版ドレミファソファミレ3通りも聞かされるんじゃかなわなかったんだろうだ。
とさえ、勘ぐったのです。

新しいエチュードというのはいづれ、\(◎o◎)/!┐(´д`)┌ヤレヤレ状態なるのが目に見えててもなんとなく張り切るものです。

だが、クレメンティー先生のエチュードも流石ツェルニー先生といい勝負!3番で、これ嫌だ(>_<。) 解説には簡単に分散和音の練習である。 だが、わたしはこの段階でツェルニー50番に入った頃、さんざ苦労した分散和音ドミソドミソドソミドソミドは流麗に弾けるようになっていた。 なんという進歩。 だが、この分散和音はドソミドミドソドソミドソの入力するのさえイラつくような配置。 それが左、次右、次両手。 なんだか、クレメンティー先生に1つや2つ苦手克服したってあんたの弱みはまだまだあるんだよ。 と、意地悪くも指摘されてる気分。 ただ、4番のトリルのエチュードはこの頃は指転がし上達してたので楽しい練習となった。

クレメンティー グラドス アド パルナッスム、わたし的にはツェルニー50番、クラマー・ビューロー60番より楽で弾きやすい曲が多かった。

だが、だからといってツェルニー50番の前にクレメンティーに入ったほうがいい。とは、思わない。
わたしはわたしなりに、大物エチュード110曲弾いてきたのだからクレメンティーにたどり着くまでに上達したから楽に感じたのだ。

だが、恐怖は29番の右手上のメロディーレガート同じく右の内声一つ飛ばしの16分音符スタッカート、それを5ページばかりエンエンそれを
なんとか弾ききったそのあとの付録。3度のスケール全調と半音進行。

悪夢だ。これは避けて通ろう。

わたしはいこの時点では悪魔に魂を売る気は失せていたので、先生に「これやらなくていいですよね。来週ツェルニー60番持ってきます。」
と言って、とっとと逃げ出し次週はツェルニー60番へと突入したのです。