イギリス館

昨日9月29日朝、わたしはイギリス館に向かう。
そもそもわたしはイギリス館はじめとする、(関内ホール含む)横浜市の文化施設kら振られている。
つまり、5人の共同事業者?!が集められないのだ。

それはとにかく、わたしが主催者じゃなくたって、わたしだって何を隠そう所属している団体はある。
そう、その団体がイギリス館にて主催する音楽会にはわたしとてドードーと出演することは出来る。

ただ、わたしがこの団体に(ピアノの先生の団体で時として非公開の音楽会を催す。)所属していたことは永きに渡って忘れていた。

だが、思い出した以上は是非是非イギリス館に行って、ピアノ弾きますぜ。
ただ、準備する時間がないので仕方なく7月あかいくつ劇場で弾いたアニトラを暗譜して弾くことにしよう。

ここから出発
大和町のバス停
東日本銀行の裏側の道のバス停20系統。
到着はここ、港の見える丘公園にイギリス館はある。
港の見える丘公園のバス停

イギリス館というだけあって元はイギリスの偉い方の公邸だったそうだが、今では横浜市の所有物中身を見たければ開館時間内ならばタダで見せてもらえる。
ただし、音楽会その他を開催するには有料となる。
だが、とても安い。

昔はイギリス館側の決めた日にここを使いたい人たちがわらわらと集まってきてくじ引きで使う日を決めたのだが、今は違うややこしい手続きが必要となる。

詳しくは横浜市に聞いてください。
かつて本物のお屋敷なだけあって、家といえば家。
だが!ここは単なる家ではない屋敷なのだ。

それなので、超広い。天井も高い。
そして音楽会を催すべく場所はコンサートホールではなくてサロンです。
客間だと行ってもナメてはいけない。六畳の客間とはわけが違う。観客のための椅子が60脚も置ける。

それだけでもタダ者ではない人が住んでいた館であることの証明じゃないか。
イギリス館のサロン
↑これが、そのサロン。
サロンコンサートが行われる。その奥がサンルームで椅子やテーブルも置いてある。

ここのピアノはヤマハのセミコンサートグランド。
小ホール、サロン仕様のピアノです。

このピアノは弾き易い。
どこが弾きやすいかっていうと、装飾音符やトリルがよく転がってくれる。
わたしのピアノがこの辺が重たい。

いくらか高音域の音が軽過ぎる感じはするけれど、速いパッセージがよく鳴ってくれる。

いーや、わたしのピアノジョイントがイカレ始めてるじゃないか?
ちと不安になってきた。

でも、イギリス館のピアノだってそうは若い!?ピアノじゃない。
弦にいくらか錆が浮き始めている。

やはり5人賛同者集めて再びここでわたしがコンサート主催しようか?

そしてどうでもいいようなことだけれど、タダ者じゃないお方が住んでいたお屋敷なだけあって厨房、平たく言えば台所がむやみとデカイ。
その昔はこの台所使わせてもらえて、食事付きの音楽会というのもアリだった。

今は台所は使って料理出すのはNGになった様子だが、見物はさせてもらえます。

では次のコンサートに向けて、(あら、それ以前にカワイに試弾させてもらう。)ピアノの練習に励みましょう。




嬰ヘ短調のスケール

わたしの教室で用いてるバスティンメソードの最終巻黄色い本。
さてさてセオリーのレッスンも高度になってきましたね。

今日は平行調のお勉強、ハ長調の平行調はイ短調、ヘ長調の平行調はニ短調。
長調と短調って、最初の頃思い出してコードネームCのコードドミソは晴れの日のドミソ。

メジャーコードです。
ドミ♭ソは曇りの日のドミソコードネームはCmマイナーコード。

雨の日のドミソはミとソが♭ディミニッシュコードCdim、ではもっと快晴なのはドミソ#オーグメントコードCaugです。

では、話元に戻して#3つの長音階はなんでしょう?
シャープ系は1番最後の#の次の音が根音になるのでシャープ順番はファドソ、ソの次の音はラ。
ラは日本音名でイ、英語音名でAなのでイ長調Aメジャー。
平行調はつまりシャープ3つの短調は長調の根音から3つ戻る。もしくは6つ上がるので、、。

アララ、なんだっけ?悩むなわたし嬰ヘ短調だ。
ファにシャープついてんだからファのシャープから短音階は始まる。

このようにセオリーのお勉強いたしますが、全調メソードといっても短調のスケール全部弾かせるワケではありません。
ピアノベーシックスに出てくる短調はイ短調、ニ短調、ホ短調。
自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階の説明はありますが、全部弾くのはイ短調だけ、ニ短調ホ短調でレッスンするのは和声的短音階だけです。





ハハハ、それはそうであろう。

実はわたしこのセオリーのレッスンでイ長調の平行調は?!で、一瞬固まったのです。
嬰ヘ短調が出てこなかったの?って、ことはありません。
それは大丈夫。いくらなんでもわたしの大脳皮質はそこまで劣化はしてはおりません。

固まったのは嬰ヘ短調の鍵盤位置と指使いが、、!!
あれれ、、。どこだった?

わたしはこれ平行調について盛大にシャープ、フラットのついた長調、2つ以上#、♭のついた短調のスケール弾かせるのは無理が多いのでわたしが弾くのです。
嬰ヘはファのシャープで(嬰ヘ、アナクロチックな言葉!パソコンが変換してくれないじゃないよ!)ここに右は2の指左は4の指乗せりゃ自動的にわたしの大脳が指動かしてくれるはずなのですがね。

慎重に一音ずつ弾かないと、、、。どこだっけ?状態になってた。

あのなー!ホント全く持っての全調(もーこれもへんかんしない。)4オクターブのスケールいちいちハノンの39番開かなくてもカデンツァも含めて全て指感覚で覚えてしまってから幾歳月。

どの調性弾けって言われたっていつもはすぐさま弾けた。

嬰ヘ短調の鍵盤位置と指使いが出てこないなんて認知症じゃあるまいし、ありえない失態。
これは、覚えた指感覚は大脳がしばらく使わなかったものだから怠慢を決め込んでずるけてたからだ。

目を覚まさせるには、再度掘り起こしを図らなければならない。

悪いのはわたし、かつてのスケールとアルペジオは毎日弾くものですよ。
の、師の教えを守らなかったせいだ。

この夏、ピアノ練習しようと決意。
決意した以上嬰ヘ短調のスケールが弾けないなんて話にならない。

スケールの練習は時間なくても毎日しよう。
決意の秋であった。