発表会には向かない月

鬼門!2月と9月ただし南関東の場合

先日2月5日大雪が降った。南関東は雪に弱い。

それはそうだ。うちの教室のある南関東は冬中晴天が続く、とりわけ12月1月は年によっては雨も雪もふらないことすらある。

雪がはらり!くらいしか降らない年が多いこの地方それは豪雪地帯や冬は当然雪が降る地方と同じ雪への装備はしてはいません。

だが、大学入学共通テストの時期と2月に入ってからは大雪になることが往々にしてある。

雪によるレッスン欠席は例年は5月の連休時期に補講することが多い。

そのように2月は雪とそしてインフルエンザに祟られることがあるので、出来るだけ2月の発表会は避けるようにしている。

もっともこれは雪に弱い南関東で主催しているうちの教室の場合で、10㎝くらいの積雪はメじゃなく、さらに自治体も個人も雪への備えは万全な積雪のある地方の方は、雪のふる日のピアノコンサートもロマンチックで良いのではないかと考えます。

雪に弱い南関東地方では、万一にでも大雪の日に発表会が当たってしまったらメも当てられず、とてもロマンチックだ。などと言ってられる場面ではなく最悪当日ホールをキャンセルしなければならない事態にも繋がります。

なので、よくよく2月しかホールが取れない場合でも2月だけは涙を呑んで見送ります。

まぁ、2月になって雪が降るのは南関東の場合春が近い証でもあって、僅かづつ2月になると春めいてくるのですが、、うちは連年2月の発表会は避けております。

次いで嵐のシーズン9月

9月も出来れば避けたいところなのですが、もし9月にホールが取れたら、、。思い切って決行いたします。

なぜ9月を2月に次いで避けたいかって言うと、台風シーズンだからです。

それでも9月はまだ2月よりはいい。8月の例年殺人的な暑さが収まってインフルエンザはまだ猛威を振るわず、秋の学校行事もまだ始まらない。

なので2024年より発表会は8月除く、3月から11月決定

おや9月は候補にいれたの?ハイ、入れました。

ただ12月から2月は見送りました。

そもそも大昔12月25日に発表会を行ったところ、家族がクリスチャンかつヨーロッパ系の方が、クリスマスは家族と過ごす日だから参加NGのダメ出し。

このような方は珍しいのでまぁ、仕方ないか?

でその場はやり過ごし、ですがその後もミッション系の学校に通う生徒さんだと学校行事とバッティングすること多し。

だが、これもそのために12月の発表会はヤメタ。わけではなく、2月は大雪とインフルエンザの恐れのため見合わせますが、12月1月に発表会やると主催者であるわたしの方が疲れ果ててしまうためです。

クリスマス年末年始とくに何も予定はない。って、言っても(いえいえ海外にでも逃げ出しちまえばまだいいかしれません。)なんだか超忙しい季節。

そう、やはりクリスマス年末年始は家族と過ごす季節、主婦役をやってる以上は完璧休むわけにいかず、3が日が過ぎて日常が平常運転になるとある意味ホッとする。

なのでこの時期の発表会はやめました。

言わずと知れた8月は、楽しい夏休みどうしても会場がとれなかった場合以外は外します。

大体からこの時期、長期の旅行や帰省で1カ月休暇の生徒とてちらほら、中には8月いっぱい帰省してしまうこともままあるので、うちは最初から8月NGとしております。

3月4月5月の場合

3月4月にホールの抽選を狙うのならば、春休み期間かもしくは4月の終わりゴールデンウイーク期間を狙うのがいい。

大人専門のピアノ教室とか、幼児のための教室とかいろいろありますが、そのような教室は別として、絶対多数が小学生か幼稚園保育園の年長組の場合、4月の入学式始業式前か、もしくは新しい環境に慣れてきた4月の終わりくくらい。

ゴールデンウイークに突入したころが、狙い目。

で、新生活にも慣れて風薫る、最も美しい季節の5月がいいじゃない?!

と、考えたものの!なんと、うちの息子の頃までは運動会10月だったのが、最近はうちの近所の公立小学校5月が運動会なのです。

これはよくない。なぜなら運動会は1年生から6年生まで全員参加が建前、小学生に出席だけ取って発表会に来い。とも言えません。

近辺の小学校の運動会の日程が分かってからでは遅い。何故なら、発表会会場は運動会の日程が発表になる前に抑えなければ間に合わない。

なので作戦としては5月の連休中を狙う。さしもの手強い公立小学校だって連休中に運動会やるとは思えない。だが、次なる作戦はホールのが取れたら、すぐさま生徒さんと保護者に告知すること。

せっかく抑えられた会場を無駄にしないためにも5月のゴールデンウイークのご予定は発表会の日をを外すように早めに要望を出します。

6月7月はどうかな?

6月や7月に発表会行う教室は意外に多いことにあら?!て、思いますが、6月と7月は発表会にはいい季節なのです。

やはり習い事教室の主力は小学生、6月と7月は学校に大きな行事がなくてみんな学校に慣れるころ、7月にもなればもうすぐ、楽しい夏休み、南関東雨が多くて蒸し暑い日々がやってくる時期ですが、ピアノのコンサートは全天候OKです。

ただし、雪に慣れない地方なので大雪だけはNGですが、6月や7月に雪がふるわけありません。

湿度が高いとピアノにも悪い影響が?!というのも昔の話、今時真面なホールが空調の利いてないはずありません。

なので来期も6月7月を狙いたいのですが、こればかりは抽選の神様に味方に付いてもらわなければなりません。

なので、来月3月から県民ホールの抽選に行ってきます!皆さん応援してください。

10月11月はどうかな?

横浜市の公立小学校は5月が運動会ですが、自治体によっては10月が運動会のところあるでしょう。そうでなくても10月は学校行事が多いとされる月です。

うちの近辺OKでも、どこもかしこも秋は発表会シーズンとは限りません。

うち的には10月はとにかく11月は発表会には良い季節です。

発表会シーズンを決めるのは、家庭の事情、教室のある地域の自治体のイベント(普通は学校)の状況を加味して決めてゆきましょう。

頑張れかながわ音楽コンクール

かながわ音楽コンクールにエントリー!

と、言ってもわたしがコンクールを受けに行くわけではありません。かながわ音楽コンクールの応募資格は高校生まで、大人やシニアの部門はなし。

もしわたしがコンクール参加をするとしたら、それはべーテン音楽コンクールです。こちらは40歳以上から60歳以上の部まで完備、年取ったってエントリーできます。

かながわ音楽コンクールに話戻して、うちでエントリーしたのは当然ユースピアノ部門、ユースがあるならシニアもあるだろう?って、思いましたが、ピアノ部門はユースに限られているもよう、幼児から高校生まで、小学生は低学年、中学年、高学年の3か所に分かれております。

応募要項には課題曲がずらりと並んでおります。いずれも、固い課題曲、幼児部門の本本選ではブルクミュラー25のやさしい練習曲が課題曲の1つに、出現。

コレルリ、スカルラッティ、クレメンティ、クーラウ、ショパンからハイドン、ベートヴェン、、。

(❁´◡`❁)うーん、クラシックだな。

つまりそのようなスタイルのコンクールです。

コンクール攻略法

それで、予選を通過するかしないかは審査する側の考えにもよるので通過する確実な攻略法はなんともいえないのですが、(コンクールによっては指導する側に、攻略法を伝授してくれます。多分有料)兎に角、課題曲をつっかえたり、間違えたり、とまったりしないで確実に暗譜して弾けることです。

そのためには課題曲が多少気に入らなくても、途中で飽き飽きしてしまっても選考会当日まで、練習し続けなければなりません。

もちろん弾けりゃオッケー☆⌒d(´∀`)ノってわけにもいきません。攻略法は長い道のりです。

コンクール出場者のこと

わたしの教室も何人かコンクール出場を薦めようかと考えたのですが、わたしのほうから薦めるのは涙を呑んで(ってほどじゃないけど)諦めました。ただ、コンクールがあるので、エントリーしたい方はお申し出ください。

の書簡を配布するだけに留めました。

なんでかって、このコンクール出場エントリーへのお誘いというのはたいていは超迷惑ではあるまいか?と、考えたからです。

つまりは発表会ならいざ知らず、コンクールとなると労力が半端じゃないことは容易に想像がつく、ピアノは好きだし練習もしているけれど、本人も保護者もそこまでの本気モードじゃない!

ですが!エントリー希望者はちゃんと現れましたね。

エントリーしよう!

さて、ではエントリー方法は?

例えば、べーテン音楽コンクールの場合応募要項の1番後ろのページがエントリーシートで、参加費の振込用紙までついて、ここに貼って糊が乾いてから封入してください。

と、までかいてあるのですが、さてかながわ音楽コンクールは?エントリー方法は?

こちらは全てインターネットエントリーで、スマホでもパソコンでも構わない。スマホだと目が痛くなるので、パソコンにするが、、。

これ、本人及び保護者がエントリーするの?それとも指導者がするものなの?わたしはコンクール指導初心者なので迷った。

なので神奈川新聞社に電話、それは応募の本人及び保護者、指導者どっちでもOKとのこと、そしてもう1点の疑問?

英語エントリーは出来ないのか?ハイ、出来ません。用意のエントリーシートは日本語のみ(今回の応募者は外国籍)ただ、外国籍でもエントリーは丸ごと可。

ならば、わたしがエントリーした方が間違いがないであろう。

ちなみに、次はこつちのコンクールも生徒さんたちに推奨しようかと考えている。JAPAN JAZZ POP PIANO COMPETITION このコンクールは最初っからウェブサイトに英語版あり、そもそも応募要項はネットからダウンロード。

世の中いろんなコンクールに満ちている。

だが、当面かながわ音楽コンクール、に向け頑張る。いえ、正確には頑張らせる。演奏するのはわたしじゃない。

選んだのはみなとみらいホール。ここが1番の近場、時期は3月、春になるのが楽しみだわ(o^―^o)ニコ

2024年に向けて

ピアノの鍵盤の下から出てきたもの

先日年に2回の調律を行った。

それで、ピアノの鍵盤の下から出てきたものは

これが、ピアノの鍵盤の下から出てきました。ドレミっちや、鍵盤シールは鍵盤の隙間から落ちた。

鉛筆はこれ、わたしはピアノの蓋、つまりグランドピアノの蓋を全閉じにして上に譜面台を置くというスタイルのレッスン室は多いと思うが、このスタイルは取らない。

グランドピアノの蓋折り返しみたいなところを折り返して譜面台を差し込むスタイルを取っている。

主に小さい子の生徒が譜面台の隙間からハンマーが弦を叩く様子を譜面台の隙間から観察することがあるので、、。

そうよ。ピアノっていうのはそういう原理で音が出るのよ(o^―^o)ニコ

全閉じしちゃったら、この原理を観察することが出来ないので半閉じにしておくことにした。

ここから鉛筆が落ちて鍵盤の下までたどり着く。

子供だと、この譜面台の下の隙間から中を観察することが出来る。

アップライトピアノやましてデジタルピアノではこのような事故はまずは起きない。

なのだが、こうピアノの鍵盤の下にものを溜め込んでいいということにはならない。どちらかというと良くない。

なので、鉛筆およびポストイットは100均で買った鉛筆立てに収めることにした。

これです。

鉛筆立ての下はウェットティッシュ、意外や意外ピアノのお稽古にはなかなか役に立つものです。

2023年の反省

2023年いい年でしたか?

って、わたしにはなんとなくちぐはぐで行き違いばかりの1年であった。

7月にはみなとみらいホールでの発表会も2024年は控えている。

来年はもっと時間のやり繰りを上手にして自分のピアノの練習をする時間も確保しようと思う。

指導と自身の演奏は別物だから指導者は弾けなくったっていいんだ!って息巻く人もいるんだが、それはそれとして、その手の人とわたしの価値観は違う。

そのためには教室月間予定、週間予定、日程表を作成してなんとか練習時間を確保すること。

だけど、2023年は今日入れてあと12日、今から予定表作りは始めよう。

2024年に向けて教室改革にも取り組みます(o^―^o)ニコ

どれみっち製造終了となる?!

どれみっちって何だった?

取り合えず、どれみっちなる小さなお子様からピアノ初心者の方々が、ピアノ鍵盤のどれがドなのか?で、順番にドレミファソラシドなのか?

鍵盤に置いて覚える。鍵盤を汚さない。グッズが製造終了いたしました。

なかなか鍵盤の位置が覚えられない方への優れものとして長らく愛用されたピアノレッスングッズでした。

ピアノのドの位置がなんでわからないか?

それは、ドは黒い鍵盤の左側。であるのですが、これが大きな間違いを引き起こす元とも言えます。つまり、ファも黒い鍵盤の左隣だからなのです。ドとファ間違えて弾いても時と場合によっては真面に聞こえますが、時と場合によっては真面に聞こえません。

ファを主音とする長調はヘ長調で4番目の音下属音はシのフラット、したがってハ長調のつもりで弾くと真面な長音階の曲に聞こえません。

これが、ドもファもついでに別の音もひらがなが読めれば間違えないようなシステムになっているのです。

ついでにひらがなが読めなくてもドは赤字なので、見分けがつくという仕組みです。

こんなもん一組あれば間に合いそうなものですが、なんでうちにこんなに沢山あるかというと、階名のタコ足みたいな部分がすぐに切れてしまうのです。

階名タコ足が切れればこれは良くない。と、思って新たなどれみっちを購入する。見てください。見事にミがなくなっているヤツもあります。何故か、ミがよく切れた。

セロテープで懸命に止めた努力のあともむなしく、、、。

こちらは崩壊寸前のどれみっち。

このような、グッズを使うことについては賛否あって、ピアノはブラインドタッチしなければならないのに、こんなもの使ってたら鍵盤見ないと弾けない悪い癖がつく。

ってやつ、ですがそれはそれ、最初っからここがドって言えばすぐさま要請に応えてくれる方もいれば、ドレミの位置がなかなか覚えられない人もいるのです。

更に!この手のグッズ大好きな少年少女の場合、これでピアノのお稽古が楽しければそれは大変結構な事なので大いに使えばいいのです。

いろおんぷの場合

どれみっちの発明、そして衰退のずうっと前から存在している。ドレミ位置がうまく判別できない少年少女のため色で理解を求めたのが、このいろおんぷ。

実はわたしはこのいろおんぷでピアノの手ほどきを受けました。

ほんというとわたしはどれみっちのようなグッズを使うことに乗り気じゃなかったのは、いろおんぷが大嫌いだったのです。

このいろおんぷにも賛否あって、子供は色ばかり覚える。とか、色を外すとわからなくなる。とか、言われました。

ですが、色については成長の過程で忘れていくものだ。との、指摘ありますけどこれだって個人差です。

わたし今でもはっきり覚えています。

ドが赤、レが黄色、ミが緑、ファがオレンジ色、ソが空色、ラが紫、シが白。

この、ダサいイラストの横の短冊みたいなヤツか、もしくは別の付属品でついているのを鍵盤に挟むのです。

そして、小さなお子様もドレミに合わせて毛糸みたいな紐右親指は赤、人さし指黄色、中指緑、薬指蜜柑色、小指空色。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ手の指は5本しかないので、紫、白は省け。

次、左手は小指赤、薬指黄色、中指緑、人差し指蜜柑色、親指空色。

ホラ、楽しいでしょ?って、いう大人たちの無言の圧迫に少なくとも嫌そうな顔をしないよう努めていた哀れな4歳児がかつてのわたし。

本音言うと、この短冊といい、疎ましい毛糸くずといい嫌でたまりませんでした。わたしが幼少の砌ピアノが嫌いだった要因は半分はこの短冊と毛糸くずであったと確信しております。

だいたいわたしは音感こそないのですが、空間認識能力は良くて、ドレミの位置と5本指の関係なんざたちどころに覚えてしまっていたのです。

鍵盤の位置関係と指番号関係の弱い人にはいい仕組みです。これは子供ばかりでなく、大人でも鍵盤位置が今一つなことだってあるのです。

そのためにはこの手の、鍵盤位置認識グッズは優れものなのですが、中にはそんなこと教えなくてもたちどころに納得する人もいるので、人を見て使うしかありません。

また、この手のものが好きでたまらないのならば、さぞピアノのお稽古は楽しいものとなるでしょう。ならば、飽きるまで使えばいいのです。

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これが、わたし的には悪名高いいろおんぷ。幼少の頃のわたしにダサいと貶されたイラストもそのまま。

問題はイラストじゃないの!中身なの!って、意見もあるでしょうけれど、芸術系の習い事なのであんまり時代遅れのイラスト載せるならばない方がいいんじゃないかと。

ヤマハ系の教材のいいところは、それは内容だってそうですが、なによりイラストが美しい。糸を指に巻くより、綺麗なイラストの本のほうがよほどやる気になるんじゃないか?と、思うのですがね。

どれみっちの替えとなるもの

かくのごとく、どれみっちは時と場合によっては使えるモノであるが、すぐにボロボロよれよれとなるので、更に替えを求め横浜にヤマハへと向かったが、冒頭でもお知らせしたとおり、売り場には見かけずに店の人に聞いても「あれはもう製造されてはおりません。」とのこと。

あれ、モノの割には値段が高かった気はするし、うっかり、どれみっち設置のままピアノ弾くと黒鍵弾くたんびにどれみっちが持ち上がる。

つまりはハ長調バージョンのかわいい曲を弾いてるうちはいいが、黒鍵が出てくると鬱陶しくてかなわなくなる。

代わりになる物はいろいろありますよ。です。すごく、いろいろあります。

世の初心者の皆様がピアノ慣れるまで鍵盤位置問題に苦しめられることが分かります。

取り合えずうちで取り入れたのはこのグッズ。

これ、何度も貼ってはがして使える。が売りですが、どれみっち同様うっかりこれが貼ってある状態でピアノ弾いた日にはホント、うざくてたまりません。

更に欠点はこれは鍵盤の隙間から下に落とすことが出来てしまいます。そんなことあるの?って、きっと頻繁にあるに違いありません。現にレのシールが1枚鍵盤下にすでに落ちております。

こればかりはわたしの手では復旧させられません。次の調律まで待つしかないのです(´;ω;`)

このようなものはやはり消耗品です。そうは長くもちません。

今購入を検討しているのは


これです。88鍵分あるという画期的な鍵盤覚えシートです。

購入した暁には使い勝手をここでお知らせいたします。

まとめ

ピアノレッスンが個人レッスンでいいところは、一人一人の特性に合わせてレッスン出来ることです。

鍵盤位置なんざ、1度言えばあっという間に把握してしまう方も(子供成人問わずです。)いれば、いつまでたってもピアノの鍵盤というのは白と黒の羅列に過ぎなくてこれに音名、及び階名という名を与える作業に手こずる人もいるのです。

更にこのような便利モノが大好きな少年少女もいる。これ使うのが楽しければ使えばいいのです。

また、鍵盤の位置がなかなか難しくって!てひとは、このようなグッズ使えばいいのです。このようなものが置いてある。貼ってあるのが煩わしく感じるころにはたいていは鍵盤位置は覚えています。

ただ、この手のものはなににせよすぐによれよれになること必至ですから、時々買い替えをいたしましょう。

手の小さいピアニスト

手が大きいことの誤解

先日なんとなく観たテレビにピアニストが出演していた。もちろんわたし如き、スタジオラッキーキャット専属ピアニストなんぞというわけの分からぬ無名ピアニストではない。

権威のある国際コンクールで優勝するような立派なピアニストです。

この方が自分がピアノが上手なのは手がでかいからだと、、。なんでもも12度(ドから数えて1オクターブ上のソまで)開く、なのでリストのような超絶難曲でも弾ける。

いやいや、手が大きいことの自慢は結構だし、ロマン派以降の難曲モノにするには手がデカいのは小さめの手の持ち主よりはるかに有利だ。

それはそれとして、わたしの手は9度しか開かない。これでも手の大きさの割には開く、ピアニストの決定的特徴として左手の方が開く。これは左手のほうが沢山の和音を捕まえるからだ。

それでもわたしだって、リスト弾けますぜ。ただし練習する環境にあればの話だ。とはいえ、わたしはリスト、シューマンは嫌いだ。

更に、手の大きさはわたしといい勝負だが、これまたリストの難曲ひとつのミスタッチもしないで弾いて見せる女性(わたしの高校の時の後輩)おりますよ。

手が大きい方が有利は有利だ。チャイコフスキーの四季弾くくらいでも、真ん中のパートとソプラノパート、いっぺんに弾け。に、苦労する。

以前このブログで書いたショパンエチュードの革命だって、わたしは2番目に出てくる属七、鍵盤の下の方から押さえないと弾けない。

これこれ、これです。

最近の子供は体も大きいが手足大きな子多くて、確か小5くらいの生徒にこの和音を上から掴めるか、って言って弾かせたら、、。

この1番上の和音です。その生徒さんわたしより、手が大きくて指も長い。難なく鍵盤の下の方から捕まえるような裏技使わなくても弾くこと出来ました。

ただし!まだ難易度的にこのやっかいなエチュードモノにするにはちと無理でした。

でも、、なにが言いたいかって言うと、、。

手が大きくてもピアノが上手なわけじゃない!

なのです。

これ、時として大人の初心者にいるのですが、わたし手が大きいから才能ありますよね(⊙ˍ⊙)(謎)

というノリでピアノ始めたい人がいるのです。

あんまり関係ありません。最初っからリストのエチュード弾けるはずないでしょ。って、言うわけにもいかない。

というか、この手の大きな人でも全く開かない手の持ち主、全然動かない、もう指全部が第4指と5指でできてるんじゃないか?ってくらい動かない人の場合、有利どころか時間かけて指が開くように、動くようにトレーニングするしかないのです。

なので、手が大きい人はピアノの才能がある。ってような誤解伝説生むような言動は、それはピアニストだけやってるような方はいいでしょうが、わたしのように街のピアノ教室の主催者にとっては時として唖然とする事態に陥るのです。

結論

手が小さめでもピアノは上手になりますよ。練習しましょう。

鍵盤楽器センスはまた次元が違う問題だからです。

ただここで誤解のなきよう、言っときますが、それでもこの手のサイズで難曲大曲を、譜面通りに弾くのは諦めてもらわなければならない場面があるのです。

それは、成人および、成人並みの体格になった後でも1オクターブ開かないくらい手が小さい場合です。

このタイプの人もいることはいます。

こればかりは対処法知りません。オクターブ奏法のない曲目を選ぶか音を抜いて弾くしか対処法ありません。

ついでに指と指の間を切る手術受ければいい。なんてのは最大級のガセで、そんなことが出来るのか出来ても指の神経傷つけてしまうだけです。

このガセ、シューマンが流したのが最初みたい。だからじゃないけど、わたしはシューマン嫌いというか苦手。