リトミックのレッスン!

わたしは何年か前、壮大な望みを抱いてリトミックの講習会参加を決意した。

リトミックって何よ?!がまずは大きな疑問???

たぶんリトミックというのはその語感の響きからして多分リズム感を養うレッスンのことであろう。と、当たりをつけ、そういやかつてのピアノの先生の集まる講座でもリトミックを取り入れてる。

という話は良く聞いたし、それのノウハウをプレゼンしてもらい。なるほど、小さい子供、大人でない全くの初心者には面白いに違いない。

との感想を持ったな。

そしてせっかくの正式なリトミック指導法を習いに行くのだから、下調べをしよう。

調べた結果の悪い予感、、わたしは無理かもしれない。

つまりはリトミックというものは、音楽リズムの訓練に止まらず、絵画的、社会的、言葉、健全な肉体、大自然、精神、適応力、反射性、ここに書き切れないくらいいろんな、、、。

そしてだ。最終的に人間教育をいたすものである。

と、、、。はあー、どうしましょ。わたしには出来そうもないわ。

とりわけわたしはこの人間教育というものに弱い。

わたしが犯罪者的傾向がある。とか言う問題ではない。わたしには犯罪者的傾向はあまりない。と、自覚している。

わたしが、自前の教室を流行らせたいにはどうしたらいいか?と、問題提起を同業者会議で行ったとき、ある教室主催者が入会の問い合わせをしてきた保護者に似「うちは人間教育もおこなっております。」と、胸を張って言うのだ。うちはそのようにしております。(そう言い放った方がいた。)

わたし「人間教育してるヤツが脱税してるのか?」と、声に出しては言わなかったけど、心の中で言った。

いえいえ、これは正確には脱税ではなく確定申告していない。と、言うべきなのですが、どっちであれ、わたしはこの手の人文科学には超弱い。

(でも本当に脱税してたって人間教育は人間教育なのだろうか?)

だが、そのようなこと丸ごと飲み込んで行くのだリトミックの訓練にそして苦手な人文科学を克服するのだ。

そして結果から申し上げますと、わたしやはり人文科学というかリトミックはダメでリトミック用具一揃い買って2回講座受けて、こりゃダメだ。

と、尻尾巻いて降参。

人文科学がなんとか?!というより、、、。

あの、最初に受けた訓練は先生のピアノに合わせてみんなでかけっこ。Go!!

はあーい、ピアノの音が止みました。

おとなりにいる人と手と手を合わせて「こんにちは!」元気よく。

ピアノが鳴ったらまたかけっこ。Go!!Go!!

こんなの幼稚園でやらなかったか?人間教育とかって、幼稚園での集団訓練なのか?

ううううっ(T-T)やはり人文科学はわたしには向いてないんだ。出来そうもないわ。

この手に講習には懲りて、とうとう3回目からは欠席そのまま退学(というのか?)になったわたしですが、リトミックってどうですか?

と、聞かれたら音楽のレッスンの導入としても大変優れたものであると思う。

みんなで走ってこんにちは!(だいたいうちはグループレッスンやってない。こをやらないが、リトミックの教材から学齢期前の生徒には合いそうなものを取り入れている。

どうにもわたしがリトミック断念したのはリトミックを教えるのは幼稚園教諭や保育士の資質が必要なんじゃないかと思うからだ。(やっぱり人文科学だ。)

 

先生も生徒も笑顔になれるリトミック。

そしてなにより重要なことは、リトミックのレッスンを行って、生徒が集まる教室というのは先生がリトミックは楽しい!と、心から思ってる。

だが、わたしこのリトミックまがいのレッスン幼稚園でやってた記憶がある。

なにを隠そう、わたしはこのリトミック風お稽古が大嫌いだったのだ!

ピアノだって嫌いだったが、それはピアノが嫌い。というより、当時のピアノレッスンが幼児が嫌うように出来ていたからで真性のものではない。

だが、楽しいはずのリトミック風のお時間、みんなでかえるさんになりましょう!Go!!

蝶々になってスキップしましょう!が、大嫌いだったのだ!

だもの大人になった今になって好きになって、カエルぴょこぴょこの親玉になれるはずないじゃないか。

ピアノだって真性嫌い。って人はいる。

リトミックだって嫌いな子はいるのだ。

わたしは真性リトミックが嫌いな子のなれの果て、なのでリトミックのレッスンはわたしは行っておりません。