横浜人形の家「あかいくつ劇場」抽選

昨日4月25日は横浜人形の家「あかいくつ劇場」の抽選日。
わたしの教室は12月に本格的?!発表会を行う。

去年の夏ミニ発表会をここで行ったのだが、その時は抽選には行かなかった。
それで何故ホールを借りることが出来たかっていうと、各主催者のイベント希望日というものはバッティングすることが多い。
それなので抽選を行い、当たりの主催者がホール使用権を取得する。

人気のない曜日、時間というものも多々あって人気日はバッティングも多いが売れ残りの日というものも多々存在する。
去年はその売れ残り日を狙って夏のミニ発表会を行った。
狙い目は平日の午前。
午前はホール使用料も安い。花屋も写真屋も入れずに記念品も用意しないので会費は無料で行う。

ついでにイギリス館もこの手を使うことはある。

抽選がとっくに終わった頃、平日の午前どっか空いてますか?って質問すると、どこがいいですか?いっくらでも空いてますよ。
と、レスポンスがつく。

だが!今回は12月の日曜日を狙っている。他にも希望者が大勢いるはず、気を引き締めて抽選に臨まなければなりません。
冬の発表会は会費を徴収し、お花や記念品、写真にDVD撮影、午前中に調律を入れる本気モードの発表会です。
いつまでも会場が決まらない。というような、事態に陥るワケにはいきません。

気合を入れてさあ出陣の朝(@_@;)横浜市中区気候豪雨(´;ω;`)
だが!雨くらいに負けるワケには行きません。
オシャレして行こうか?は断念、泥はねしても怖くないジーンズと草むしりにも使う雨靴で向かう。
相変わらず、車は息子が赴任地に持って行ってその後駐車場9月まで貸しているので20系統のバスで港の見える丘公園の丘を超え人形の家に向かう。
つまり現在うちに車はない。
なんでバスこんなに混んでるんだ?

そっか!通勤の時間帯及び病院通いの時間帯にかかってるのか。
豪雨にメゲて抽選をパスする人が多いことを願う。





早めに人形の家に到着するも、この天気じゃそろそろバラの花咲く山下公園見物どころじゃない。
だが、抽選会場入りは10時15分から、表のお店は10時開店なので人形のお店を見ることにした。

わたしは人形が怖いので猫とうさぎのぬいぐるみくらいしか持ってない。
だが、リアルな人形はとても美しい。
美人を形容して人形のような、というのがよくわかる。
人形の洋服まで売っている。

時間がきて4階のあかいくつ劇場にスケルトンのエレベーターで上る。
わたしもそうだが、この劇場を狙う人々は雨くらいでメゲではいなさそう。
入口で番号札渡されたが30人くらいはいた。

興行されていない劇場というのは興行中とはまた違うワクワク感がある。
12月にはここに戻ってくるんだ。

あかいくつ劇場の抽選は昨日4月25日に2018年10月から翌年2019年3月までの期間の予約となる。
そうだ。ここは期間が比較的長い。
30人くらいならなんとか取得できる気がしてくる。

最初番号札を引いて、次にその札番号順のピンポン玉を引く。
そのピンポン玉の順番で希望する日時の優先権がもらえる。
わたしあんまり順番よくなかったな。
12月は希望者多いんじゃ、、。

だが、ちと以外。
3月希望する人が多かった。
そっか、人形の家だものね。
ひな祭りのイベントに劇場使いたいのかな?

なので!わたし無事に12月第2希望日引き当てました。やったね。
12月にはここに帰ってこられる。
ガラス張りのエントランスからまだ山下公園道路の銀杏の紅葉が残ってるであろう。

南関東12月は冬晴れが続く。
美しい風景だ。

書類提出して、Faxの入金案内を待つ。
わたし雨にメゲずに元町商店街で夕食の買い物してそのまま歩いて帰途に着きました。
帰ってからの仕事は生徒の皆さんに発表会のお知らせ文書を作成する。

これで今年中のコンサート予定が出揃った。
5月頭と8月の中旬、リフレッシュのためのお休みもらって、レッスンと練習に励むのだ。
そして、発表会のための雑用と金勘定にも秋以降は励みましょう。





ピアノの練習ラジリテー

ピンクのホッペの白うさぎさんがイラストに登場しようとツェルニー30番はツェルニー30番。
あんまりツェルニー30番不評なので、ではこれに代わるエチュード系としてこれどうでしょうね。

と、提案したことがあるエチュードが「ピアノの練習ラジリテー」フランス系ののほうが弾きやすくて人によっては相性がいいかも知れない。

だが、この提案もほぼ却下。感想は「同じじゃない(ツェルニー30番と)。」

わたしは今現在ピアノの練習ラジリテーは使っていないのですが、この黄色い音楽之友社出版の楽譜は持っています。
何故かこの楽譜は標準規格の本より一回り大きく書棚ではみ出してラジリテー様ここにありますぜの、主張をしている。
珍しいビタミンカラー。

安川加寿子先生の訳と、書いてあるが(ラジリテーはフランス系)楽譜におフランス語からの翻訳もなにもあるのかい?世界共通じゃないか?
だがそれは、音符のほうでない。各曲の下に虫眼鏡で見なきゃ読めないようなちっこい字で効果的な学習法その他が書いてあるのだ。
しかもかたい文章で。
30の小さな物語の親切さとはなんという違い。

そして、「はじめに」のあとに続くのはラジリテーが終わったら、次はツェルニー30番、40番、50番と進むと上達が容易となるであろう。
本当か?
わたし、時々バイエルを教材として希望する生徒さんがいるのでバイエル終了後はブルクミュラーはなしにしてこのラジリテーに進むのがいいんじゃないか?と、思ってたのだ。

だが、この文は書いたのは昭和28年3月。ピアノのお稽古暗黒時代の幕開け時期じゃありませんか!
本当の話わたしだってまだ生まれていません。

安川先生、大変功績のあった方でNHKのピアノのお稽古(多分そんなタイトルだった)の先生も勤められていたいたのですが、生年1922年、大正生まれ。
幼少の砌からフランスで育ってフランスでピアノ教育受けたので、フランス語で考える。
という、今なら誰もびっくりしない経歴だが当時の人々は驚愕したのでしょう。

昭和28年、これ以降ピアノブームは起こり専業主婦のお母さんに付き添われてピアノのお稽古に通って日々の練習は幼稚園生や小学生には理解不能の難題を押し付けられるのでお母さんが家で教えて練習して(泣かされながら)レッスンでは先生に泣かされてピアノ嫌いの少女(あるいは少年)を量産した時代の始まりです。

お嬢様をレディーにする。のコピーでピアノメーカーの在庫はカラとなり、ピアノの先生の家の門前には受講希望者が列をなした暗黒時代とはいえ違う意味ではいい時代だったのです。

だが!やはり昭和43年に時代に合わせた改訂がされた。
時代に合わせて改訂いたしました。とのこと。





ラジリテーの難易度はブルクミュラー25の練習曲とツェルニー30番のツェルニー30番のよりくらいの難易度。
だが、そんなにエチュードの山を続けなくても今は昭和20年代後半から30年代じゃないんだからいい。

指導法だって進歩してますが、習いに来るほうの生徒たちのほうだってそれ以上に進歩しています。
エチュードの難易度よりもはるか難易度上と思われる曲をコレが弾けた弾けた。と言うので「ほんとかいな?」
だが、ほんとに弾いてる。
注意点はいろいろあれどなんとか弾いてしまう。それも聴いただけで弾いてしまう。
困るのは原調とかけ離れた調性で弾くので、わたしは改めて楽譜を起こしたりする。(楽譜は必ず見せるようにしてます。)

つまりは相対音感が抜群にいいのだ。
幼い頃は耳を育てるレッスンをしましょう。と、いうのもなんだか虚しくなる。
何故なら、訓練授けなくて勝手に耳は育ってる。

テクニックの方も課題のエチュードはイヤイヤでも気に入った曲になると自前の難易度ものともせずに果敢に難曲を攻めるうちに身についてくる。
そうなると、がつがつエチュードの山を踏破させるのではなくて、適当に飛ばしてしまって構わないじゃない。

わたしはラジリテーはやっていないし、ラジリテーで教えたこともほとんどないのだけれど、ラジリテーに妙な思いがあるのは高校生の頃のわたしがついたのではないピアノの先生で全ての生徒にラジリテーを与えていた先生がいたのだ。

エチュードが試験曲の時は同じ曲を弾かせていたので、その先生の生徒はすぐにわかる。
ついでに、わたしが高校生の頃といっても昭和43年よりあとのことです。

そして、ピアノの練習ラジリテーが終わると、次はツェルニー30番でも40番でもなく、クラムマービューロー60練習曲に進ませていた。
確かハンガリー人の先生だったと記憶しているが、生徒によってはこれも有りと思う。

だって、その頃とて昭和28年とは事情が違ってきているのだ。
わたしも生徒によってももうツェルニー30番の次はクラムマービューローでいいんじゃないかと思っている。

嗚呼、大正は遠くなりにけり。





ツェルニー30番7番あるいは子うさぎのさんぽ

わたしの教室で不人気度ナンバーワンであろう、ツェルニー30番。お嫌いな方々は主に小学生。
時として、難易度的にはツェルニー40番程度の曲が弾けるのに、エンエンとツェルニー30番の途上で膠着状態ということもありうる。

ならばいっそ、30番すっとばして40番をレッスンしようか?と、いう気にもなるのだが、そもそもエチュードが嫌いで練習をしないのであるからして次に進まない。
ことが膠着状態を引き起こしている。

難しくて手こずってなかなか出来上がらない。ワケでないのが、最も困ったところ。弾けるから、ということでツェルニー40番に進ませてもこの膠着状態が余計ひどくなることが予想される。

だが、大人の生徒のほうがツェルニー30番を真面目にみてきてくれる。
成人して社会性のあるほうが目的のための努力を惜しまないでくれるのか。

とも、思うし、また、小学生というのは苦手科目、嫌いな科目でも全て強制的に受講するシステムになっている。
小学校は義務だからだ。

なので苦手科目、嫌いな種目の我慢のキャパが学校のことだけでいっぱいになってるんじゃないか?とも考えました。

だが!生徒がツェルニー30番に入ってくれるとわたしはうれしい。
ここからピアノ学習は膨大なエチュードとのお付き合いが始まるのだが、ツェルニー30番になれば完璧チーチーパッパからの卒業となるからだ。
ここからピアノのために作曲された名曲群をモノにする基本が出来たのだ。

生徒だって名曲群を演奏したい。
今のようにYouTubeがある時代、YouTubeを鑑賞して「この曲を弾きたい。」「次の発表会はこの曲がいいな。」と、夢をふくらます。
だが、その目的達成のためのエチュード、ツェルニー30番に関しては超無関心。

小学生の生徒さんには美しいイラストと表題から指ストレッチ法、アナリーゼについてまで装備しているこの本使ってますが、いくら素敵なイラストでもよく考えられた表題がついていてもツェルニー30番はツェルニー30番。

原典版の?!ツェルニー30番では7番、こちらのチェルニー30番30の小さな物語では4番目に位置する表題「子うさぎのさんぽ」なんとも可愛らしくやる気をそそる表題ではありませんか。

ホッペがピンクの白うさぎが蝶と戯れおいしそうな人参を抱え花咲く川辺で寛ぐ。
ほーら、楽しい音楽だわよ。
これでつって、アルベルティバスをモノにするのだよ。

ドソミソ、ドラファラ、16分音符4個連なりの頭は4分音符。途中っから右手のソシレシも出てきて、これが指定速度のVivace2分音符イコール76の速度まで上げて流麗に弾けるようになれば速度の速いアルベルティバスの多様されている古典曲のソナタを弾けるようになる。

このバスに子うさぎがピョンと飛び跳ねるが如く、ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ミーーレドシラソーー。を軽やかに乗せるのだ。
なんだか、このメロディー手抜きじゃない?って?
失礼なこと言うな。この時代はこれが流行りだったのだ。

だが、わたしもわたしが昔エレクトーン習えって、母親にしつこく言われて仕方なしにヤマハ指導者養成コースに通っていた頃、基本3和音でいいから?!!メロディーを作れ。
って、言われて、もーー、勘弁してくれよ。そんなのヤだよ。そういうことしたきゃ最初っから作曲科目指したよ。
エレクトーンが簡単だ。なんて誰が言ったんだよ。ピアノより1000倍は難しいじゃないか!音大のピアノの先生、誰ひとりとしてこれとこれ見ておきなさい。って言っても作曲してこいないんて言わなかったもんね。

そのように内心毒づきつつ、仕方なしに和音内の音拾って音合わせみたいに創作したのをエレクトーンの先生は「君ねー。もっと魅力的なメロディー作れないかな??」
それが、その才能がなくてわたしも困ってるところですわ。

それでわたしはエレクトーンやめました。

なんでこんなこと思い出したかっていうと、その頃創作した手抜きわたしのメロディーとなんだか似ている気がする。
これは驚くに当たらない。
わたしの脳髄のどこかにツェルニー先生のメロディーがあって面倒さのあまりにそれをわたしの大脳は著作権を(ははは、カール・ツェルニー先生の著作権はもう切れてる。)侵害しつつ剽窃したに決まってるのだ。

ということは、やはりこのドドドド、ミーーレドシラソ。魅力ないってことか?
失礼じゃない。だが、この時代と今では音楽の流行りが違うのだ。




子うさぎ的メロディーが素敵か素敵じゃないかは置いといて、ここではアルベルティバスの習得というのが重要課題となる。
アルベルティバスが下手だと古典曲が聴けたもんじゃない仕上がりとなるからだ。
そのように説明すると大人の生徒さんは、了解してくれて熱心に練習してきてくれるのだが、小学生生徒にはトコトン受けが悪く、「ここまで練習したからいいでしょ!もう終わりにして次に進もうよ。」
あのなってね。8小節しか弾いてないじゃないよ。

良いか、エチュードいうものは例えばモーツァルトのソナタに8小節アルベルティバスが出てくるとする。
それを流麗に演奏するには20小節強くらいはアルベルティバスのエチュードを弾く、繰り返し全部弾けば40小節。
これくらい練習すれば、8小節のアルベルティバスが楽勝となる。
なので最後まで気合入れて練習を積むように。

だがやはり、翌週曲のほうは万全なくらい仕上げてきても、カール・ツェルニー先生はあっさり振ってくれている。
終いにいくら可愛いピンクのホッペの白うさぎでもいい加減にうんざりしてくる。(わたしのほうが)
なんのかんのってもアルベルティバス、子うさぎのお世話にならなくても弾けるようになってるから、ま、いいか(わたしが)のノリとなる。

では、次は坂道8分の6拍子、スケールの練習曲。
スケールが上手か下手かで音楽の出来上がり素敵にも陳腐にもなるのだから、心してMolt Vivaceで流れるように弾けるまで精進するのだ!
イラストは坂道で紙袋に入った林檎を2個落としてしまった可愛い少女。
元は11番。





シニアの童謡・唱歌集あるいは短調に満ち満ちた唱歌

本日、わたしの演奏予定は悪天候により流れた。
野球の試合じゃあるまいし、そんなことあるのかいな?

とも思うけれど、流れる時は流れる。
わたしコンサート予定が中止になったことは始めてだけれども、シニア向けの童謡伴奏のリクエストが入ったそのことから予想されるように年配の方の多い会合でのピアノ伴奏及びソロの演奏のリクエストであった。

なので、悪天候におけるアクシデントを予想して中止にしてしまった。との主催者からの連絡が入った。

わたしはこの演奏依頼について深く反省していることがある。

行われなかった演奏の反省があるものか!ですが、実はわたしこの中止になった会合における演奏リクエストについては深く反省しているのです。
話が来たとき、春の小川の伴奏以外2曲くらい想定して、今日までにもっていけそうな曲を無難に選んだ。

これなら、そう準備に手間取らないで弾ける。
と思って選んだのが「アニトラの踊り」とモーツァルトの「トルコ行進曲」このような小品が良いであろう。でも。

これが、きっと失敗したに違いない。
そう、悪天候で中止になるようなイベントなのだ。だからして、年配の方が好まれるような選曲をすべきなのだ。
おそらく、アニトラやトルコ行進曲はこのイベント的には重い。

もっとライト、かつシニア的ポピュラーな曲そして、期日に間に合うくらいの難易度のものを探すのだ。

準備したこの曲集の中から、シニアの方々がみんな知っていて「アラ懐かしいわ。」と、思われる曲。
女性ならば、今時のJKならぬ女学生とその年頃の少女が呼ばれた時代、きっと美しい女声合唱で歌われたであろう(男子と女子は別学出会った時代の話です。)外来種の「のばら」ウェルナーのほう、「峠の我が家」「埴生の宿」「サンタルチア」「アニーローリー」。

男性であれば、「故郷を離るる歌」これはわたしの父親から聞いた話だが、卒業の歌の定番だったそうだ。「とうだいもり」「故郷」「かあさんの歌」あたりが、良かったと思う。

童謡や唱歌にシニア向けもジュニア向けもあるのかいな?と、わたしも昔は思いましたが。あるのです。
このシニア向けの童謡唱歌、「春の小川」でさえ知らない小学生はけっこうおります。
「こいのぼり」「茶摘み」「証城寺の狸囃子」「たなばたさま」「たきび」くらいはほぼ、現代少年少女もクリア。
今でも歌われているらしい。

だが、うちは横浜であるのに「赤い靴」知らぬ。という小学生も存在。この歌はハ短調、なんだか暗くない?と、言われたが暗い。そして微妙に怖い。
「青い眼の人形」に至っては知ってる少年少女皆無。
若い世代には若干支持者あり。

「黄金虫」は歌ったことがある。という小学生もいたが、感想は暗くない?!暗いね。ニ短調。
「花嫁人形」も知ってる小学生は調査の限りではいなかったが、♪き~んら~んどーーんすうーの♪の歌詞の華やかさからかけ離れて、これも暗いト短調。

「絵日傘」という歌に至ってはわたしも知らない。この曲も歌詞の華やかに比べ微妙に暗い。イ短調。
題名からしてこれはわたし知らない曲だわ。
と、思ったは「美しき天然」これまたハ短調。

試しに「美しき天然」弾いてみたのだが、、!!
おんや!この曲は知ってる\(◎o◎)/!
もーなによ。チンドン屋の曲じゃないよ。
チンドン屋のあの派手な風体にしちゃ、これまたどことなく暗いけど、間違いないかつてはこの曲で商店その他は宣伝活動を行っていたのだ。

だが!チンドン屋そのものを今時の若い者は知らないに違いないのだ。
やはり、シニアのためにはシニア世代にやさしい曲選びをすべきなのだ。

今回は曲目選びの失敗が中止によりバレずにすんだが、このような依頼は来るときは来るのだ。
準備は怠りなくしておこう。

これで思い出したけれど、昔老人ホームでコンサートしたときはやはり、シニア向けの童謡を弾いた。
明日の夜明けは5時8分。ずいぶん夜明けが早くなった。

早い夜明けに合わせて朝練習はシニア向けの童謡を練習しよう。
そしてジュニア向けコンサート依頼が来るかも知れないのでジュニア向け唱歌も怠らずに練習しよう。





シニアのための童謡・唱歌集~春の小川

イギリス館での研究会、演奏発表が終わり7月の我が教室の発表会までは音楽会でピアノ弾くことはないであろう。
わたしに演奏依頼が来るものか!
さあて、ここ何人か新入会の生徒もいることだし、染井吉野は散っていったがぼちぼち八重桜見物にでも出かけつつ、教えることに専念しピアノの練習は春でもあるので?!ほどほどに、、。
と、考えていたら、、。

来たのだ!!(゜д゜)演奏依頼が、、(´∀`*)
もおーー、来るときゃ来るって、、。
だから、シューマンやショパン、リストの超難曲目尻釣り上げて負けん気全開にして生徒のいない時間、陽のあるうちはピアノの前を離れるものかーー!
のノリで100回弾いてもラチがあきそうもない練習ばかりしてないで、エリーゼのためにに代表されるような珠玉のピアノ小品、を幾つかモノにすることを考えるのだ。

演奏依頼来るったって、ハンマークラビア全楽章弾いてくれなんて注文はわたしには来ない。
ピアノ小品とみんなで歌いましょう。の伴奏してくれ、っていうノリの依頼だから、、。

今回は歌伴奏のリクエストは「春の小川」
「┐(´∀`)┌ハイハイはい、伴奏譜ならうちにあるはずですから、探して弾けるようにいたします。」
と、お返事。そして、家中の楽譜の山からクラシック曲の楽譜、ジャズスタンダード、映画音楽編、アニメヒッツピアノ曲集、ディズニープリンセス、クリスマス連弾集その他は無視してひたすら保育園、幼稚園の童謡、子供のための唱歌ピアノ伴奏、あたりをピックアップして探しまくる。

おやまぁ、最近のお子様たちには流行ってないのね。
どこ探してもないのだ。

ならばどうしたらよいか、、。
入手しよう。
だが、これはAmazon、楽天ではなく楽譜売り場に直接行ったほうがいい。

何故なら、このような依頼の場合、普通の人たちが歌う場合あまりに手の込んだ編曲の伴奏だと歌うことが困難になるというリスクを背負う。
かといって、主要3和音を弾いているだけの伴奏では手抜きだ。
音符玉の配列を直接見るに限る。

なのでわたしは先週バレエのレッスンをサボってヤマハへ向かった。
だが!!
今時は保育園、幼稚園では春の小川を歌わないらしく、ないのだ!!
女声合唱曲集ではあったが、なんと童謡のメドレー。

春の小川よ何処にある。こりゃわたしが採譜して編曲しなきゃならないハメになるのか?この作業わたし嫌いなのよね。

いーや、ひょっとして、、。
ありました!

これです。

シニアなのかい?!
で、この編曲ならば合唱部の人々でなくても歌いやすい伴奏で、かと言って手抜きには聞こえない程度には凝っている。
春の小川含めて全36曲、春夏秋冬に分かれていてサンタルチア(夏の歌)アニーローリー(秋の詩)のような外来種もある。

スィングの曲はゼロ、短調の曲多し。

いい加減シニアの年に近づいたわたしでさえ知らない曲も幾つかあり。
そもそも「春の小川」最近の小学生くらいだと知らない子は知らない。

だが、このシニアのための童謡集については後日に譲るとして、、。

やさしい歌の伴奏と、ピアノ小品を弾いてくれって依頼は来るときは来るのだから、常時「エリーゼのために」「子犬のワルツ」「花の歌」あたりの曲は弾けるようにしておくのだ。
英雄ポロネーズ弾いてくれ。って、依頼は来ないから(多分)。

今回弾くのは例の「アニトラの踊り」とモーツァルトの「トルコ行進曲」小品及び誰でも知ってるクラシックの手持ち曲がこれしかない。
という、情けない事情のため。これではいけないのよ、わたし。

レパートリー増やしましょう。

トルコ行進曲。イ長調に転調するあの16分音符の連なり、またまたバレエのレッスンはお休みしてぜえったい固まらないように練習しましょ。