きらきら星変奏曲とローマ数字

来年の秋もしくは冬の発表会はクラシック曲で統一しましょう。いえ、わたしがjasracに届け出る手間と、経費が惜しいから、というセコイ考えではありません。

発表会の意義として、普段のレッスンでは6割がたの出来で上げてしまうが、発表会といえども一人前の音楽会。そこではなるべく暗譜までして10割がたできれば20割がたの出来まで持って行って仕上げるのです。

夏はカジュアルに名探偵コナンでも、新宝島でもアリにして、冬はクラシックの名曲を仕上げましょう。というのも、10年も20年もピアノのレッスン続けてくれれば、いつでも好きにすれば良いか。とも思うのですが、普通はピアノのレッスンの継続年数は3年から5年。

その間発表会は6回から10回。欠席が入ればもっと減る。いつもいつもディズニーやアニメではピアノのために作曲された古典的な曲をひとつも仕上げずにピアノは上がり。ということになりかねない。

なので、来年の秋冬を見据えてわたしも古典曲の発掘、焼き直しに努めることにした。古臭いの、そんな曲知らない。なんて言うのではない。初心者、中級者向け発表会向けの曲だって、魅惑的なものはいくらでもあるはず。

だが、手始めは未知の領分ではなくここしばらくうちの教室で弾き手のない「きらきら星変奏曲」から手を付けることにした。

ドードーソーソーラーラーソーーー♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦のきらきら星なんて/(^o^)\って、甘く見るでない。これは変奏曲。例のドードーソーソーラーラーソーーー♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪はテーマ。

テーマから第1バリエーションから第12バリエーションまで続く大曲なのだ。バリエーションⅠとてなかなか難しい。16分音符が流麗に弾けないと、みっともないことこの上なし。という有様になってしまうから心してエチュードをおさらい致すように通達しよう。

で、ローマ数字のことなのだけれど、何故かモーツァルトのバリエーションはローマ数字でバリエーションナンバーが書いてある。これは、うちの教室のメソード、バスティーンメソードのセオリーではおなじみで和音記号もローマ数字。和音記号はハ長調の場合、主音ドつまりCの長3度、完全5度上のミ、ソが和音となってコードネームはC、和音記号はハ長調CMajorのⅠ←の和音となる。

これ機種依存文字なので、マシンやブラウザによっては表記してくれないかもしれないけれど、Ⅳの和音はファラドでコードネームF、Ⅴの和音はソシレでコードネームはGとなる。

和音記号の説明になるとⅠの和音記号がIに見えて(本当にIにしか見えないな。)Ⅴの和音記号がVに見えてややこしくなることもあるのだけれど、まぁ良い。バリエーションのローマ数字はナンバーでしかないので平和だ。

これがきらきら星、テーマから第2バリエーションまでです。

この後、10ばかりバリエーションが続きますよ。心して掛かりましょう。ですが、なにも全バリエーション弾くことはないと思います。好きなの抜粋して弾いてもいいし、第3バリエーションくらいまで弾いてもいいでしょう。

モーツァルトらしい、16分音符の羅列を重くならぬように軽快にそれでいて古典的様式感を損なわぬように仕上げましょう。

だが、こんな楽譜の地が経年劣化でうす茶色になった4分音符と16分音符の山見せられたって、音楽のイメージがわいてこない。ですね。

なので、わたしが演奏してこの4分音符と16分音符がどのような音楽に変換するかおみせしよう。と企てております。うちのピアノで弾いて(丁度調律したばかりです。)YouTubeに上げて、このブログで披露しようとこのように考えているのですが、YouTubeのパスワードわかるか?わたし・゜・(ノД`)・゜・忘れた(;_;)どこにしまってあるかな?

それに録画機器がなんとiPadとスマホだけという心許なさ。なに、これで録音、録画できないことはない出来る。

そして他のユーチューバーの方々のように美しく編集することも出来そうにありません。ですが、やってみなきゃわからない。とにかくうまくいったらきらきら星テーマ、第1バリエーションから第2バリエーションまでお届けいたします。

以前YouTubeに挑戦して挫折したのは、ワルトシュタイン楽章ごとに上げてやってドヤ顔して見せようなんて考えたのが悪かったのだ。1日8時間、1年365日ピアノの練習が出来ないことを考えに入れるんだ、わたし。

そのようなわけで、心を動かす美しい古典曲の数々を(出来たら)紹介いたそうと、考えております。うまくいくか、、\(*⌒0⌒)♪