繁盛しないピアノ教室 副業編

かつてピアノの先生は女性の花形職業とも言われたことがあったのだ。今となっては遠い昔の物語。どこがどんな風に花形なのさ!と、思うが世の中が今とは違っただけだ。

ひとつはピアノの先生が手不足だった。だがら、黙っててもピアノ教えてください。って言ってやってくる人が大勢いた。

なのでピアノ教室というモノは、ウェブサイトだ看板だビラ配りだ。なんぞという品のないことしなくても大繁盛したのだ。

そして、これまた不思議でたまらない事象があったのだ。女性が働くのが当たり前の今時と違って、女が働くそれも既婚女性が働くというのは恥ずかしいことで妻の就業を禁止する。という掟のある会社だって多々あった。

その中にあって何故かピアノの先生は(お茶の師匠やお琴の先生でも同じだったんだろうけど。)働いているうちに入らなかったらしいのだ。雇用されてなきゃ良かったのか?その辺の事情はわたし自身がその社会事情の頃の下の世代なのでよく分からない。

大体そんな時代「お月謝は?」って言うと「いくらでも結構です。」ってノリでそれでいてそれじゃ、ほんのちょっと持ってくりゃいいんだろうラッキー(*^_^*)なんてことはなく、習いに来る皆様はお師匠様に結構な金子を置いていってくれたのだ。

つまり、こんな形態じゃ営業じゃなく100%謝礼として受け取ってるから働いてる分類にはいらなかったのか?ついでに大幅に脱税もしてたに違いないのだ。

今だって、「お小遣いくらいになればいいと思って(*^_^*)」のノリで出来る人、つまり親なり配偶者なりがいいスポンサーになってくれてる人にとっては生徒は6人か7人でいい。(1日じゃないよ。1週間単位でだ。)「それ以上は疲れちゃって。だって、家事もあるし自分のお稽古もしたいし、趣味のこともあるんだし。」

それで成り立つ人にとってはとても素敵な、ただし経済的自立は出来ない職業です。

だが、世の中は大きく変わり、今や繁盛するピアノ教室といったタイトルの本が売れていて(わたしも持っている。)どうしたらピアノ教室の生徒を集められるか。というサイトも(多分)はやっている。「お小遣いくらいになればいいと思って。」が少数派になってきた証明に違いないのだ。

ピアノ教室で経済的自立を図るためには生徒30人集める。これでまずはなんとか自立、50人で家族養えるラインにやっと届く。だが、だが黙ってても門前に入会希望者が溢れてた時代じゃあるまいし、どうやって募集するんだ!!

中にはありとあらゆる募集戦略で80人も100人も生徒集める剛の者も存在するので、ピアノ教室だけで経済的自立を図り、更に家族養うのだって全く不可能じゃない。

だが、次はリトミック教室はじめてヴァイオリン科や声楽科まで講師雇って一大音楽教室を経営すればもう、一人前の社長。

だけどこれ、出来る人と出来ない人いるだろう。(わたしは出来ない。)じゃ、音楽で身を立てるのは諦めてハローワークに行くかい?そうする人もいる。なるべく早いうちに向いてそうな職種選んで就業してしまった方がいい。って考え方もある。

だが、半端な教室を自力でなんとか維持したい場合。考えられるのは副業始めること。もっとも確実なのはたいてい音楽教室は始業が午後からなので午前はパートに行く。

ピアノを教えるだけじゃ、あまりにも所得が少ない者が多すぎるので音大卒は不良債権とまで言われる今。副業というか平行して対価が得られる仕事というのは大事なのだ。

大抵のピアノ教師は教員免許持っているので午前中は学校の講師になる。ということもアリだけど、学校の先生ってそんなに簡単になれるのか?ハードル高い気がする。

中には昼間どこかに勤めててピアノ教えるのは午後5時からに限らせていただきます。ってとこもあって、それでいて街中にその教室のビラが貼ってある。一時はわたしもそうしようか?と、考えたこともあった。

そーか!その手があったのか!!(*^_^*)ホホホ、デジタル時代ならではの音楽家のお仕事。音響データ採譜して譜面に起こしていく。って仕事。着メロ作り♪なんとブリリアントなお仕事が出来たものよ✰素晴らしいじゃないかヾ(^v^)kだけど、この手の仕事はわたしはNG。わたしは音感がない上に採譜するのが超下手。16小節分の採譜するのに1時間もかかってたら仕事にならないだろうが、、(T-T)

それに近い仕事で編曲を請け負う。作曲法学んだ人ならばうってつけじゃあないか!なに、作曲法の単位なんざなくってもセンスあれば出来る人は出来る。ついでにわたしは出来ない。わたしってなんでこう採譜下手なんでしょうね。読譜はなかなかなモンなんだけどね。初心者生徒の「朝ドラの主題歌が弾きたいの。」のリクエストならば、ピアノの腕前相応に編曲するくらいならば出来るんだけれど、編曲料いただけるほどはねー。

デジタルとは関係無いところでピアノの先生の副業で新たに脚光浴びてると思われるのはコンサルタント。音楽教室専門でどうしたら上手に教室運営が出来るか手ほどきしてくれる。(らしい)そして、コンサルタント料をいただく。これならどうよ!って、コンサルタント出来る人ならばいいじゃないか。でもわたし的には着メロより編曲よりNG。絶対コンサルタントは性格的に無理。わたしって潰し効かないんだね。

それ以外は合唱団のピアノの伴奏請け負う。とか、細くても長くやってればコンクールの審査員やる。とか、ありなのです。そして、もうピアノ教室と抱き合わせて他の習い事教室も行う。これは息子が芸能界に在籍していたときに考えました。息子を講師にして英語塾も始めようか?うちの場合これの欠点は息子はピアノを教えられずに、わたしは英語を教えられない。

この考えは現実的でわたしは大正琴教室始めること奨められたことあります。ピアノは難しいので年配者が習うには敷居が高い。大正琴なら少し練習すればそれなりに弾けるようになるので、団塊世代ターゲットに始めれば流行るに違いない。これもやってみたことがないのでわからない。

大正琴はとにかく、あまり潰しの効かないわたし。さてピアノ教室が頭打ちだったら何始めようか?わたしにピアノ以外何ができる。友達に誘われてホームページ制作の請負に参加したことはあるが、これももう時代が動いてしまった。わたしが作るのは自前のサイトで精一杯。

WordPressで自前ブログを作ろう!教室でも始めようか?

繁盛しないピアノ教室その受難

今日は13日、確定申告の受付開始は確か18日だったので、確定申告書類をちゃんと清書して提出に行かなければ、、。2月の恒例行事、確定申告。

そして春の恒例行事はポスティング。実は去年捌き切れなかったチラシがまだあるのだ。わたしの怠惰告白するみたいでカッコ悪いが、、。

そうよ!ポスティングどうしよう?春が近くなると入会の問い合わせは増える。それと同時に春は出会いの季節ではあっても別れの季節でもある。退会は春が1番多い。中学入学と同時に退会する生徒は残念ながら一定数いる。

ピアノ習うのはやはり女子が多い。少女たちは今や少年と肩を並べる高学歴時代。13歳ともなるとデビュッタントの時期が近づくので舞踏会で殿方とお話するときに「まさかピアノのレッスン受けてません。って言えないじゃないですか。」なので、下手でも嫌いでもピアノのレッスンは来たるべきデビュッタントのため、ピアノは習いに行かなきゃならない。っていう時代とは完璧に違う!!

13歳は分岐点。14歳や15歳でもう学校に通うのはやめて花嫁修業してた時代じゃない。18歳で学業は終わりは、早いほう。20歳くらいまで学生なのは当たり前、就学年数の長い学部は6年。4年のとこだって大学の上の課程まで行けば女子といえども一帯いつまで学校通いするだよ!ってくらい、エンエンと学校に行き、そのほとんどはピアノとは関係ない。

更に少女といえども少年に負けずにスポーツもする。

なので、ピアノは切り捨てる。

だから最近の子はなにやっても続かないのよ!ってのは八つ当たりってもので、続いていますぜ。もとから薬剤師の女性は多かった気がするが、最近は女性の医師、獣医師多いじゃないか。このような学部は6年、しかも内容はキビシイ。ふた昔前だったら立派な売れ残り、といわれる年齢くらいまで大学に通ってるのです。勉強、よく続いてるじゃないか!エラい。

女の子は高校まで(この考え近い昔多かったのよ。)ってポリシーで18歳で学業とは放免になる時代じゃない。その上早めに学業からは開放(*^_^*)でも普通その後はうちで花嫁修業するか?!女子といえども就職するのだ。

そのような時代背景もあって、進学、就職にたいして役にも立たず、且つ辛気くさい習い事であるピアノは中学入学と同時に切り捨て。

でだ。音楽教室経営者としては、なんとかして引き留めるよりは新規開拓したほうが合理的だ。

なので、春は新規開拓。これから、小学校に入学する子、幼稚園通っている子。社会人にだけれど、そろそろピアノ買えるくらいお給料もらってるし習ってみたい社会人。無事、大学に入学したのでまたピアノ再開したい学生。

是非、うちにピアノ習いに来てくださいね。

それじゃ、どのように開拓するか?ホームページリニューアルしてSEO対策万全にすればバンバン入会希望者からのお問い合わせメールが来るであろう。というのはあまりアテにしないほうがいい。

昨日も新規に入会希望の生徒さんを集めるシステムがあります。プレゼンに伺ってよろしいか?!って、お電話ありましたが、申し訳ありません。丁重にお断りいたしました。

ウェブサイトやインターネットが音楽教室は役に立たない、ってことはありません。役立ちますよ。ですが、うちくらいの規模の教室じゃわたしが制作するセコいサイトくらいでたくさんなのです。

ピアノのレッスンは1度に入れられるの人数はひとり。1時間半で30人も1度にレッスン受けるような形態ではないのです。グループレッスン取り入れて150人も生徒集めるつもりでいるならばとにかく、見込める生徒数×対価、せいぜい30人頑張って50人て、考えるとIT関連の会社が提示してくる広告宣伝費用は高すぎるのです。

ひとクラスに何人もいる学習塾とは一括りにはならないの承知で、何年か前進学塾の講師やってた息子に塾はどうやって生徒集めてるか知ってるか?と尋ねた。それはもう、学習塾とて黙ってたって生徒はやってこない。新聞の折り込みチラシから始まって、お友達紹介カード配り、ポスティングに何より春行うのは門配。

そう、小学校、幼稚園の入学式もしくは授業、保育のある日。登校、登園、下校時に併せてチラシを配る。そうです。そこには生徒募集中。うちの塾でお勉強すればこのような学校の入学試験受かります。このような素敵な授業を行っています。の広告文が盛りだくさん。

そりゃいいわ!そうよ。アナログをなめんなよ。ピアノ教室も塾も超地域密着型、デジタル媒体でブラジルに住む日本語読める人がアラ素敵、こんな教室に入りたいわ♪と、思ったって飛行機に乗って通ってくるわけないじゃないか。

では息子よ。日当は払うから幼稚園の門の前でチラシ配りしてくれないか?だが、うちの息子は180センチ超級の大男。それがピアノ教室のビラ配り、幼稚園の前でするのもねー。不気味がられて警察通報されるかも知れない。うーん。スポーツクラブのビラならいいかと思うがね。

なので、このようなチラシの配布は女性にしてもらうのが良いかと考えたのだが、実はこの門配はネットでの生徒集めより効果絶大名らしい。らしい、というのはまだうちの教室では実施していない。

だが、最近は供給過剰になりつつあるという歯科医師。ホントかよ!て、思ってたら歯科医院がリニューアルオープンするのに駅前で門配しておりました。同時期にミニバスケットのクラブの子供たちも学校の前で門配していた。

だが、門配の欠点はポスティングより勇気がいる。今年は勇気出してやってみようか?わたしの悩みは深い。

セオリー楽典ワークブックレベル4

ピアノは習って弾けるけど、不思議なことに読譜が出来ない。楽譜というものの論理が把握出来ない。

そのような声にお応えして、五線ノートは無料配布してでは、これで読譜のお稽古と論理を学習いたしましょう。と、思い立つはいいが、わたし自身がさて、どのような切り口で進めたらいいものか?

待てよ。わたしがそんなに頭悩ませなくてももう21世紀になろうって(導入期はまだ20世紀だった。)今、子供学習者向けの楽典教材はいくらでもリリースされているであろう。

そこでわたしはバスティンピアノベーシックスシリーズのピアノを本来のピアノのレッスンそしてセオリーを楽典教材として小学校の学習をするが如く、ト音記号書きましょう。大譜表のカッコを書いてみましょう。Andanteから速度の遅い順番に番号をふりましょう。を学習。

そんなの、ピアノ習っているうちに覚えないか?という疑問があったのですが、ピアノは弾けても理論は全然知らない。ということはおうおうにある。このセオリーの研究会に出席した時は、中にはピアノは弾けてもト音記号をなんて読むか分からない。という、ケースさえあるので「こんなの教えなくたって分かるだろう。」という思い込みは捨てて、音部記号から学習することスルーしないようにいたしましょう。と、習いました。

こシリーズはピンクのプリマーレベルから始まって、紫のレベル1、青のレベル2,緑のレベル3,そして最後は黄色のレベル4。これが終了すると、晴れて初級は卒業。ブルクミュラー25もしくはピアノの練習ABCあたりに進化を遂げます。

だが、このシリーズのセオリーも可愛いのは緑のレベル3くらいまで、レベル4に進んだあたりから、副教材もいわゆる「バイエルで弾けるナントカ」から突如レベルアップした曲が弾けるようになるのですが、楽典問題だって進歩を遂げます。


これです。もちろん、今までの緑のシリーズと一緒で新しく出てきた調性の音階を書いてみましょう。基本3和音を書いてみましょう。の切り口ですが、それまでのドとレの音程は2度、ドとミの音程は3度。それじゃドとファは何度になるかな?ドからファまで鍵盤がいくつあるか数えればわかるよ!のようなノリじゃなく、長3度に短3度、完全4度に増4度。と、いった楽典の教科書に載っていたような内容となるのです。

更に、新しく出てきた音階の音符玉を書いてみよう!は、そのままだが、この長音階の同主調はの調号は何?次の調の平行調と同主調は何?長音階の全てつまりⅠからⅦまでの和音のコードネームは?ディミニッシュコードは?オーグメントコードは?

それ、分からなきゃピアノは弾けないの?ということはありません。わたしなんかこんなことさっぱりわからないまま、ベートヴェンだってショパンだって弾いてました。このような理論はじめてまともに学習したのは音楽科高校受験しよう。って、中学3年の時です。

今だって、面倒な理論は後からまとめて丸覚えすりゃいい。って考え方無いわけじゃありません。

じゃ、適当なところでセオリーやめるのか?というと、やめるのもアリかもしれないけれど、わたしはやめません。セオリーとともに歩んだピアノのほうは卒業してしまって、セオリーの問題集ばかり残ってる。ということもおうおうにしてあるのですが、1問づつでも解いていくようにしています。

全部理解しろ。とは言いませんが、調性や和声のことは役に立ちます。基本3和音なんて現代曲やるには役立たない。なんてのは極論で、元はそれでも古典。基本3和音で構成されている古典曲みるのどれだけ早いと思う。

わたしなんか調性全然教わらず、酷いときは黒鍵弾く音符に全部○つけられて、ホラこれならアフォなあんたでも分かるでしょ!扱いされ、だっから調性の説明なんでしないのよ?!

だが、当時はこれが標準で小難しい楽理なんざオコサマには無理さ。理解不能な難しいこと教えると、ピアノが嫌いになります。いえいえ、理論さっぱりわからなくて弾いてるほうが余程嫌いになると思いますがね。

だが、全てには個人差。というモノがあって、楽典のほうが辛気くさい?!!ピアノのお稽古より好きでセオリーのほうがチャッチャと進んでよくその年齢でここまで理解するものだ!君はエラい。という生徒もおります。

この手のワークブックは学校でもはたまた塾でもさんざやらされて食傷してるんじゃないか。という配慮からうちではどうしてもセオリー遅れ気味になるのです。ツェルニー30番くらいまで進んで、なかなかな名曲に手が届いても黄色のセオリーは上げてない。感性で弾ける人はそのようなこともあるのです。

また、このセオリーで学習するコードネームの観念が分かるのはとても応用が利きます。昔のピアノレッスンのように難曲は弾けるようになっても簡単な1段譜の唱歌の伴奏すらつけられない。リトミックの伴奏も出来ない。このような事態を避けるためにも、セオリー嫌いの生徒には1問ずつでも解いて行くようにしているのです。