デジタルピアノ

新しいグランドピアノ、2台のグランドピアノでのレッスンより。
現実的な問題として急にデジタルピアノが欲しくなった。

よく、「あなた、デジタルピアノのほうがいい(≧∇≦)bとでも思ってんの?!!(゚Д゚)ノ」
のような反発喰らうのですが、グランドピアノのほうがそれもセミコンサートグランドクラスのピアノが欲しいですよ。

横並びにしたセミコンサートグランド2台でレッスンするのがわたしのもしかしたら永遠の見果てぬ夢になるかもしれない夢ですよ。

話は長くなるのですが、音楽教室を主宰する上で生徒が集まる教室にするためには教室のブランドが必要だ。
と、複数のピアノ教室経営コンサルタントの方から、直接言われたのではなく書籍その他で教示を受けた。

そう、教室をブランド化する。って言っても、わたしの場合ぱっとした学歴あるわけではなく、人間教育をすることを売りにするようなタイプではなし。
うちは練習してこない。とか、その他のことでギャンギャン叱ったりしない人です。楽しいレッスンしましょ。
では、この手の教室は今や多いのでブランドとは言えない。

そこでわたしツラツラと考えた。わたしの取り柄ってなんだ?!
それは、わたしが弾けること。

ピアノ弾けないピアノの先生っているんですか?
って、思うかしれないけれど。
いくらでもいますよ。

もしかして人前でピアノ演奏したのは卒業演奏が最後なんじゃないか?って、くらい。
指導者として後進の指導に専念すればいいのです。
わたしは天職が先生なんです。って、胸張って言えればいいんでしょうけれど。




実はわたしもコレ狙っていました。
ここだけの話その方が楽だし、もう年だから自分が演奏するのはヤメでいい。
だがどうも教えることに徹しよう。と、考えれば考えるほど。違う気がしてくる。
そこに持ってきて、ブランド化。のお言葉。

わかったよ。わたしの取り柄はやはりピアノが弾けることなのだ。
では、練習して余裕が出来てきたらレッスンしてもらおう。

たとえ、猫を動物病院に連れて行かなくてはならなくても通常生徒が来るのは平日はほぼ午後から、土曜日曜は午前中で終わる。
日々、練習する時間はなんとか取れるだろう。

練習を始めた頃はそれですんだ。
何故なら、長時間練習しようとしても体力がついていかずにすぐにへばったからだ。

だが、だんだん体も脳髄もカンを取り戻してくると、そんなには練習出来る環境にないことに気が付く。
生徒が増えてくれるのはありがたいけれど、自分の練習時間は少なくなる。
これは可動域時間を前に修正。つまり早起きすることで乗り切れそう。

だが、ピアノはテレビが置いてある通常リビングとして使ってる部屋にある。
わたしがひとりで暮らしているのならば、問題はないが、家族という(この場合は邪魔者にもなりうる。)同居人がいるとせっかくの夜の時間が練習には費やせない。
レッスンだって遅くてせいぜい夜の20時、早けりゃ17時18時に終わってしまう。

練習出来そうな夜の2時間3時間は無為の時間となる。
それは、音楽教室主宰してればやることはいくらでもある。
お知らせ作りや、部屋の片付け、整理、ウェブサイトの更新。
わたしも練習出来ない時間はその手の仕事に精出せばいいさ。と、楽観視していた。

だが、現実に生徒のレッスンしてるわけでもないのに練習時間が奪われる。
というのは、たとえ試弾、研究会での演奏。と、いった本気の演奏活動からみたらお気楽ななにも暗譜しなくったっていい。
くらいでも現実に演奏する。という予定が入ると、家構造や同居人の都合でピアノが弾けない。
というのは歯噛みしてじたんだ踏みたくなる。

なんとかしなきゃ。仕上がりが良くない。じゃすまない。
この膠着状態を打ち破るにはどうしたらいいのだ?
大手の音楽教室や楽器店でピアノ借りる。というのもあまり現実的でない。

どうしても困った時はそうするけれど、日常的には時間ロスのほうが大きくなる。

デジタルピアノ買おう。
デジタルピアノならば、その近くで配偶者、子供がテレビ観ててもヘッドホンしちゃえば練習出来る。
夜中でも出来る。
朝の4時5時だって(・∀・)オッケー!

更に音楽教室そのものでもグランドピアノ2台の贅沢が出来ないんだから使いようがある。
聴奏が出来る。待ち時間のある生徒が練習することも出来る。

明日から横浜の夜明けは5時58分、5時台に突入する。
うちの機密性が良くても、家の四方に隣家がなくても朝5時からスケール全調わたし愛用のヤマハC3で力いっぱい弾いたら苦情の10や20来るだろう。
デジタルピアノならば音は電子制御されてるんだから音量絞る。ヘッドホン使う。で◎

デジタルピアノのカタログを請求しよう。





手が小さい

わたしは手が小さい。
だが、どれくらい小さいてかというと特筆する程小さいわけではないくらい。

手というものはピアノを弾く時以外でも常時人目にさらされている。と、いうか日常的に使うので、その大きさは特に意識しなくても見当がつく。

それが若い頃悩みだったか?と、いうとそんなことはない。

多少は気になっていた事象なので、大人になってから、この先生のレッスン受けるのは初めて!!
の時に質問してみた。
わたし「わたしは手が小さいので、不利なこと多いのでしょうか?」
先生「あらそう?!わたしだって手大きくないわよ。1オクターブは届くでしょう?」
わたし「ハイ!届きます。(楽勝です。)」
先生「だったら問題ないですよ。問題なのは大きさより開かない手や、動かない指のほう、、。」
わたし(それはわかります。)注:わたしはヤマハで教えていた。

オクターブはわたしは小学生の頃確かに5年生くらいで届いて1オクターブ掴む曲でも原曲のまま弾いていた。
1オクターブが頻繁に出てくる曲が弾けるくらいまで上達してもオクターブに手が届かない子は仕方ないので音を抜いたり、単音で弾かせたりする。

わたしでなく生徒に目を向ければ小学校も高学年ともなれば、わたしなんかより手の大きい少年少女はいくらでもいる。
なので、もう子供だましでなく1オクターブ奏法の出てくる一人前バージョンの曲に移行するわよ。

だが、当の少年少女(主に少女)は1オクターブがキツイと泣き言をいう場面がある。
そう。手の大きさはお釣り来るくらいたくさんでも1オクターブが頻繁に出てくる曲を弾くのは修行が必要なのだ。
わたしは少女たちよりはるかに小さな手で、もうそれくらいの年齢で1オクターブ満載の曲を(得意になって)弾いていたのだ。

しかも、皆さんは開かない手でも動かない指でもない。
修行だ。これからは1オクターブが出てくる曲をセレクトして差し上げよう(´∀`*)

だが!超残念!!
わたしが先生に手が小さめでも1オクターブが掴めりゃピアノは弾ける。
で、わたしについては妙に納得し、わたし程度に手の小さめなピアニストだっていくらでもいる。
これで手が小さい問題は解決、と見えたが世の中はそうは単純でない。





13歳になっても、難曲をぼちぼち弾けるようになっても1オクターブが届かない。

というケース。
13歳だとこれからまだ、身長が伸びてそれにしたがい手も成長する。ということも考えられる。
だが、わたしが囚われていた手が小さい。
という問題はわたしの場合は大した問題ではないが、やはりオクターブ奏法がキビシイほど手が小さいというのはハンデになってしまう。

これとは逆のケース。
大昔、ヤマハで教えていた頃成人男性の生徒が入会した。
その方の体格、容貌はあまり記憶にないのだがわたしの倍くらいはあるデカイ手をしている。
わたしはこれくらい大きな手だったらさぞかし楽勝でピアノが弾けるんだろうな。

そのように考えた。
ところがΣ(゚д゚lll)その方、手の大きさはわたしの倍でも、わたしの5分の1くらいしか手が開かない。
最初は(わたしをおちょくってるのか?!)と、思うも本当に開かないことが判明。
指と指の間が開かないくらい日常的には問題がないらしくご本人には自分の手が開かない。という自覚はない。

さて、どうしましょ??
入門、初心者用のテキストはそうそう手が開かなくても弾ける曲で構成されているのでなんとかなる。
そして徐々に手広げ修行をするしかないだろう、、。

ヤマハのような大きな組織で運営している場合。
生徒が違う曜日のレッスン変更を希望すると自動的に講師も代わってしまうので、しばらくするとわたしの配下からこの生徒さんは離れた。
なのでその後の成り行きはわからない。

ちなみに

この赤丸印、ショパンエチュード12番の華麗なる属七の一味。3小節めに出てきますが、これ弾けないの?って?弾けますよ。
ただ、わたしはこの音符の配列になると鍵盤の上から掴めません。
上のDの音は鍵盤の下のほうから捕まえ奏法で乗り切ります。

なのでこの3小節め細心の注意を払って打鍵いたします。
なんとなくノリで弾いてしまうと、ご近所さんの鍵盤をみんな触ってしまって出だしそうそう大惨事となるのです。

あるときわたしは気になって、わたしより手が大きく指の長い小学生女子の生徒に。
「この音、鍵盤の上から弾ける?」
と、そのように持ちかけたところ、、。
「弾けるよ。」

ちゃんと少女は鍵盤の上から掴んで弾けてました。
そうか(´∀`*)これから音符玉がオクターブ内にいっぱいちりばめられた曲をモノにしようね。

やはり手が大きというのは有利だ。





夜明けあるいは逃げていく時間

今日のレッスンは午後4時から、明日も4時から。
午後4時はゴールデンタイムと言える。最も希望者の多い時間帯だ。

全くもって、16時開始のレッスンというのはある意味ありがたいけれど、違う意味ではありがたくはない。

有難いのは、16時くらいからだと掃除や雑用その他と、なにより自分が練習する時間が確保出来る。
っても、それでではではわたし7時間練習しましょ。
というのは、キビシイ。

きびしいがなんとしても練習する時間は確保したいし、家の内外も教室経営のためにはまたは精神衛生のためにも綺麗に掃除しておきたいのだ。
だが、日中の時間は限られ、いくら買い物は夜してブログも夜書く事に決めても掃除すれば練習する時間がなくなり、生徒が午前からもしくは午後早い時間にレッスンに来れば教室維持のためにはありがたいけれど演奏活動のための時間は短縮せざるおえない。

では、早い時間からレッスンを開始したい事象と、わたしのピアノの練習時間を取得したい事象と双方を満足させるにはどうしたら良いか?
1番いいのはかたっぽうを諦めること。
だがこれは今のところ適応無し。




そこで思い出したのは、大昔高校生の頃の視唱(変換しない。)だったか聴音だったかの先生の(自慢)話。
つまりは先生、勉強するのに苦戦して(苦学というのか?)学校の先生を勤めながらも懸命に勉強した。

苦学するといってもそこは音楽の勉強、すきま風の入る風呂なしトイレ共同、電話呼び出しのアパートで小さな電気炬燵で必死に辞書めくっていたような勉強光景ではない。
勤めていた学校のピアノで日付が変わる頃まで練習に励んだそうで、わたし、学校がピアノ使わせてくれてよかったじゃないか。と、半ば冷笑的に聞いておりました。
生意気だったのです。

だが今のわたしにはこの手は使えない。
まず、わたしはひとりで暮らしてるわけではない。
そして独立した音楽室があるほどうちは広くない。

なので生徒が帰ったあとの夜の練習は絶望的。
銀行(いまはATMがある。)買い物は夜に行うことで解決はついたが、掃除とピアノの練習のため昼の時間を引き伸ばさなきゃ、音楽教室の充実とわたしがピアノ演奏が出来る先生になる。
の両立が覚束無い。

で、かつての視唱か聴音の先生が時間を後ろ倒しにしたのならば、わたしは前倒しにすればいいんじゃないか?

なんだか一時流行った朝活みたいだけれど、今のところそれが1番良さそうだ。
では( ̄^ ̄)ゞ早速実行。

わたしは未明に起きるということが苦手でどうしても夜が明けてから起床したい。
なので日の出とともに起きよう。
日々、わたしのガラケーのタイマーを横浜市の日の出の時刻に合わせるのだ。

そこで調査したところ今日、つまり2018年1月17日の日の出は6時49分。
そんなに遅いのか?!
いつもの7時起床とたいして変わらないじゃないか!

まぁ、良いわ。これからだんだん日の出時刻は早くなる。
1月のおわりには6時42分まで早くなる。

このペースで早起きをして、芽吹く頃の仕事。
つまり草むしりや庭木お花の手入れ、外の掃き出しは朝早くやっつけてしまえばいいのだ。
そして心置きなく朝8時からピアノの練習をする。

朝8時って、早くないか?なことないさ。
小学生たちは8時15分ころ登校していく、私立に通う子はもっと早く、工事車両は7時ころやってくるし8時に家を出て出勤するのは遅い方じゃないか?
土日は朝7時から、わたしの練習ではなくてレッスンしたっていい。

(@^▽^@)いい考えだ。
なのでここ何日か本当に夜明けの時刻に起きているが、、。
どこまで続くか?
夏になったらどんなに早く起きなきゃならないんだ?!

いや続けるんだ。
6月の5日頃から夏至の頃までは横浜は日の出の時刻4時26分。
こんなに早く起きるのかよ!

起きるんだわたし。4時46分に起床してみい。
朝7時まであらかたの雑用家事はカタが付いてるわ。
ただでさえ、最近は猫の動物病院通いという仕事が増えたのだから甘い考えは許されない。

なので徐々に日の出が早くなる今の時期、2月からの春の生徒募集、3月の研究会の演奏に向けて早く起きて時間前倒しして練習もレッスンも頑張るのだ。





今年の演奏活動とセンター試験

明日はセンター試験だ。
まだ息子が中学生位の頃わたしはセンター試験ってなによ??
と、思った。
何故なら、センター試験とか偏差値とかは縁のないところで生きてきてしまったから、、。

だが、その後息子は県立普通科高校に進学し、高校球児になって1浪して総合大学の大学生になった。

偏差値やセンター試験とは縁がなかったわたしにもセンター試験とご縁が出来た。

そして息子のセンター試験にご縁があった時期わたしは演奏活動は全然していなかった。
普通に受験するのも大変なことだな!と、センター試験を受けに行く息子を労った。

その思い出と共に、、。
今年あたりから本気になってピアノを弾く。1年のうち何回かはきちんと曲を仕上げて発表をしようとと決意した去年から今年にかけて。

今年は、非公開ながらも春と秋に演奏を発表し、教室の発表会にも講師演奏をして若くない世代の専門教育を受けたクラスのコンクールを探して受けにいこうか、、。

日々、時間を見つけてもしくは強引に時間を割いてピアノの練習をしているわたしにセンター試験のキーワードが降りかかる。
そりゃ受験の苦労は大変だ(ここだけの話だけれど、大変だ辛い。と言いながらもうちの息子は受験マニアじゃないか、実は受験が好きだったんじゃないかとの疑いもある。)ということはわたしも本人ではないにしろ関わったからわかる。

しかし演奏活動しよう。ってのもこれ、常時受験してるようなもんじゃないか?



それに加えて、わたし例のファツィオリピアノにもやはり試弾させてもらいに行こうかな?
と、考えている。

試弾してどうしても気に入ったら、まずは頭をどれくらい用意していくらぐらいの分割かを真剣に考えなきゃならないのだが、試弾するのだって弾ける曲がなきゃ話になりません。

そりゃうちは下手な人には売らないんですよ。とは言われないだろうけれど、ねこふんじゃった弾くのかって?!(そんなわけにはいかない。)

そのため、最近は昼間しか練習できないので夜買い物に行くことにしている。

外で会うお友達はSPという名の地域猫だけ。

次の演奏発表予定は3月。用意しているのはエチュード2曲。
うちわの研究会なので平服で弾く。

機会作ってコンサートホールでお姫様ドレス着て演奏する日が来るかな?

わたしがいつぞやドレス屋に行って、ぼちぼち正装の洋服も揃えようかな?
と、店の人に相談持ちかけたところ、わたしのような中年の既婚女は寒色系で控えめなドレスが好ましい。
そうだ。

わたしは寒色系似合わないし、地味にするの(>_<。)嫌いだって! だが、普通ドレス着るのは披露宴。 主役はお嫁さん、それに次ぐ花形は若い未婚のお嬢さん。 中年女なんて引き立て役にもならない。とまでは言われなかったけれど、そうなのかいな。 ならば、わたしがピアニストとしてコンサートで弾くのだったらどうよ? 暖色系の派手なドレスでOKですか? それはもう、いっくらでもOKですぜ。 何故なら、中年だろうと婆さんだろうとコンサートでは演奏家が主役。 主役なのだから上から下まで満艦飾に飾り立てりゃいいんです。 (*´∀`*)ほ演奏家の特権だわ。 明日の南関東は最低気温は氷点下ながらも降水確率10%晴れ。 センター試験は南関東でも雪がつきものなのに、このあたりの今年の受験生はラッキーヽ(*´∀`)ノ



断念!パワー系の悲劇

断念しよう、、(;_;)
仕方ない。体力が続かない、、。

ピアノ演奏のわたくし事。
この度わたし12月の発表会の講師演奏の曲目変更をしようかと思案中。
と、いうか変更いたします。

去年より息子が家を出て赴任先で独り立ちしてくれた。
そして、今年。
永らく諦めていた演奏活動にまた復帰しようかと思い立ち、ピアノの練習を指導に専念しようと考えていた頃のように甘いものではなく、かなりの本気モードで取り組む。

とはいえ、普段でも5時間、時間の取れるときは10時間練習しています(`・ω・´)
なんていうのは無理。

何が苦労するってピアノの練習時間の確保は難題。
よく、家族の協力があってここまで頑張れました。
って状況ならば、大歓迎。

音楽教室だけならば家族は協力してくれる。発表会の開催はわたしの教室では家族の助力なしでは成り立たないくらい。
とりわけ、息子は芸能活動していたせいもあって発表会のMCとしては超優秀。
それなので、息子就職で何が困ってるかというと発表会のMCには困っている。

息子くらいのタレントを芸能事務所に出演依頼したら一体いくらかかるんだって?!
うちの発表会の予算を大幅に狂わせて大赤字が出てしまう。
なので去年からわたしがMC勤めてるが、残念なことに情けないくらい息子より劣る。

そのように教室運営には家族はそれはそれは戦力になってくれるのだが、、。
このような家族には悪いのだが、ピアノの練習をする。
という、場面においては家族というのは邪魔者なのだ(;_;)(主婦という立場の場合)

したがって、優秀MCの息子が家から独立した今、発表会の運営には精彩を欠いてもピアノの練習には専念が出来るようになった。




では( ̄^ ̄)ゞ張り切って、長大なソナタ全楽章、あるいは苦手意識を克服してシューマンの謝肉祭あたりに取り掛かって発表して周囲の方々をオドかしてみせますわ。
などと、身の程知らずな妄想を抱いたわけではない。
わたしだってというか、わたしこそピアノ演奏の厄介さを痛いほど知っていて、痛いほどは通り越して本当に痛いメをどれほど見たか。

何年も自分が演奏する。と、いうことから離れていたのだからカンはそうは簡単に戻らない。なので、リサイタルのアンコールで弾くような小品から入ってこれらそ珠玉の如く演奏する。

いいじゃない(≧∇≦)b
そのノリで始めたものの、、。

やはりカンはそうは簡単に戻るものかって!

アニトラの踊りはなんとかしたものの。
次、アンコールで弾くに相応しいエチュード(つまりは小品)リストはわたし苦手なのでショパンエチュードより、12番Op.10Nr.12革命のエチュード。
これ焼き直そう。

それで弾いてみたらナアニトラの踊りより、いい感じ昔頑張って練習したもんね。1ページ目はまるごと暗譜してるじゃないよ。

だが、悪夢はそこから始まった。わたしは1度暗譜した曲のモチはいい。それは利点なのだけれど、革命のエチュードが曲が短いとはいえ、パワー系であることを忘れ去っていて、自分のピアノ演奏パワーを過信していた。

だって、もっとパワー系の長大な曲を短期間で仕上げたことだっていくらでもあった。(でも今は革命のエチュード最初から終いまで弾ききると息切れする。それならいいが、ひどい時途中止まって一息入れないとエネルギーが持たない。これじゃ音楽にならない。)
過去の栄光にすがるなわたし。
それに弾けば弾くほど、アルペジオが下手なのがよく目立つ。はははは、もともとアルペジオ下手だったもんね。
よく思い出したわ。

それにわたし技巧派じゃないし。
開き直るんじゃない!

とにかく、体力をもっと身に付ける。

そして永遠の偉大な先生ハノンでしつこく毎日アルペジオ練習するんだ。
アルペジオ練習するうちに鑑賞に耐えられるほどには上手になる。

なので、今回は革命のエチュードは諦めます。