体力づくり!

2日前、わたしは深い眠りから突然目覚めた。
朝か?それにしては暗い。

なんだか違和感がある。
あるよねー。当然パジャマ着て寝てるもんと思って目覚めたのに?( ゚д゚ )
わたしジーンズはいて、チュニック着て寝てた。
そして時刻は深夜12時過ぎた頃。

一体どういうこと?
頭がはっきりするにつれ、事態がのみ込めた。
わたしは夕食後、宵寝するつもりでそのまま深く眠り込んでしまったのだΣ(゚д゚lll)

こんなことがあったのって一体何年前だった?
少なくともこの家に引越ししてからは、着替えも入浴もしないで深く眠ってしまったことなんてなかった。

わたし夜中に重たいジーンズとチュニック脱いで、落としてない化粧を落としてシャワー浴びた。
ヤマハの講師して100人も生徒持たされてた頃はよくこんなことあったな。

わたしがこのように疲れ果てて倒れ込んで寝てしまったのはうちの教室の生徒が増えてヤマハのころのように100人にもなってしまった。
からではない。(残念ながら。)



時系列を追うと。
まずは5月頃、ipadを手に入れた。これでアプリを使ったレッスンの取り入れ、そしてこのブログでのピアノ曲紹介で曲目と出版社だけでなく演奏したのを掲載する。
いい考えだ。

そのためにはipadが使えるようにしてピアノはわたしが弾く。うーん、配信する以上は上手に弾かなくてはならないな。
練習しよう。

次、では演奏活動もするか。
そのためにはピアノが弾けなくてはならない。というか、曲を仕上げなくてはならない。
ピアノ練習しよう。

張り切って練習始めた。
この辺で7月野球のシーズンが始まったので、ディゲームに行く。

熱中症になった。もう、なんでよΣ(゚д゚;)わたしは暑さには強いのに(ToT)
7月下旬のせっかくの発表会の出来は生徒は上々。わたしだけ最悪。

こんなんじゃダメ。熱中症さっさと治して頑張らなきゃファイト♪。゜+.o((◕ฺ∀ ◕✿ฺ))o

なので、8月熱中症の症状が落ち着いたので練習する。
この生活だと、ピアノの練習できる時間は出来て5時間、モード2時間。出来なきゃゼロ。もしくはなんとか30分。

2日前、3時間半練習して疲れ果てて深い眠りについてしまった。

熱中症が完治してないせいもあるけれど(完治するのは多分冬になる。)疲れた。

要するに演奏するということ、その準備するのは体力が要る。
まだその体力が出来ていない。

明日で8月も終わる。9月からは体力作りもしなければならない。

演奏するには精神力もさる事ながら体力が要る。

5時間や6時間練習してもへばらない体力。コンサートホールで30分やそこら弾いてもへばらない体力を身につけるのだ。




暗譜する!

ターニングポイントというものはいくつになってもあるものだ。
わたしもこの年になってあるターニングポイントを迎えた。

今を去ること1ヶ月半、わたしあかいくつ劇場で夏の発表会を行う運び。
に張り切ってアニトラの踊りを練習し暗譜に励んでいた。

だが、この季節野球のシーズン真っ盛り、わたしは独立リーグ、高校野球、プロ野球観戦の予定を立てつつ発表会、ピアノの練習との両立に勤しんでいた。

ところが、今年の7月はじめの暑さを甘く見たわたしは見事に陥穽にはまった。

いきなり暗譜までして仕上げようとして今までにない練習で微熱が出る。
ナニ(’◇’)こんなものは通過儀礼。
ひどい時は38°以上の発熱したことだってあったさ。
この時期すぎれば大丈夫。

だが、それだけなら大事には至らなかった。
大事に至ったのは、微熱ながらも発熱圧して45°にもなるスタジアムに出かけたこと。
普段ならば、暑さには強く頑健な質のわたしは太陽エネルギーと少年や青年(まれに中年)のオーラで元気が出るはずが、、。

今回はまともに熱中症にやられたらしい。

レッスンや発表会の準備はなんとかなるものの、自分の曲の練習にはなかなか手がまわらない。
暗譜は断念して出来る範囲で演奏するしかない。



発表会当日は雨。
うっとおしいし、ピアノのコンデションにはいいとは言い難いが、スタジアムの太陽光線に燻られたあとのわたしに身には恵みの雨であった。
わたし自分の楽譜も含めて、全生徒の楽譜を息子のお下がりのバックパックに詰め込みトートバッグに着替えを詰めて、体力に自信ないのでタクシーであかいくつ劇場へ向かう。

劇場には魔物が住んでいるので、補助電源がわたし入る。
したがって、劇場にいるあいだは猛元気モードになる。

舞台袖で生徒さんたちの弾く曲目の楽譜を並べ、有事にはこの楽譜を、、。
だが、ひとりとして膠着状態になる生徒はおらず。見事楽譜の山は出番なし。

暗譜したくない。希望の生徒は自前楽譜持ってきているので問題なし。
この場合の問題はわたしが譜めくりするかどうか。

今度っから、もう発表会では生徒さんの弾く曲目の楽譜持ち込むのはやめよう。
どうしても暗譜が間に合わない生徒さんはもとから楽譜置いてOKだが、これは自己責任で自前楽譜持ってきてもらうことにする。

わたしが暗譜するの1番下手なのか?
そんなこと言ってられるかって。

わたしは確かに暗譜が苦手で下手。
譜読みは早いほうなのだけれど、楽譜見ながら弾くの長けても楽譜がなくなると、何も覚えていなくなる。

幼少期についた先生はわたしにしつこく譜面を見て弾け。
と躾けた。
これは間違いではない。聞き覚え、及び音符玉見てすぐに手を見て弾いていると手を見ないとピアノが弾けない。
つまり譜読みしながらのある種のブラインドタッチが出来ない。
出来ないと、譜読みの間違いがいつまでも直せない。
複雑な曲になるとたちまち聞き覚え、音符見てもすぐには覚えられずにパニックになる。
という負のスパイラルに陥る。

だから、聞いて暗譜出来るのは特技ではあるのだけれど、弱みにもなるので気をつけましょう。

どうもわたし、譜読みして弾けるようになってそこで満足してしまうのが悪いのだ。
いくら譜読みより暗譜が苦手。と、言っても暗譜はとことん詰めれば出来る。

暗譜で弾く時の嫌な不安感は詰の甘さが原因なのだ。

このような固い決意を揺るがないものとしたのも、、。
わたし、あかいくつ劇場に劇場使用料を精算した帰り。

タクシー代が惜しい、それに涼しいからバスで帰りましょう。
7月上旬より、ぐんと涼しくなった昼下がり山下公園前からのんびりと元町商店街方面に歩いたら、、。
背中が重い。

楽譜は束になると途轍もなく重たい。
このような思いをするのはあの息子がうちの車を持って赴任してしまったせいだ!

いや、暗譜すればいいんだ。
連弾や伴奏は別として、独奏曲は全て暗譜しよう。
そして重たい嵩張る楽譜は持ち歩くのはやめる。

このように熱中症の後遺症でただでさえへばり気味の雨の日の昼下がり。
重い楽譜の山を背負いながら、こうわたしは固く決意をしたのであった。





試弾

7月あかいくつ劇場での夏のミニ発表会を機会にわたしもピアノを練習して発表する事を心がけよう。
と、感心な心がけをして、さてピアノ練習。
そして発熱。

これは珍しいことでもない。
演奏活動、ブランクおけば発熱ぐらいはする時はする。
通過儀礼だ。

これですめばまだ良かったけれど、発熱が収まってピアノの練習を日常的にする。
ことに慣れた頃、炎天下にスタジアムに出かけたものだから(それも3回)暑さには強いはずのわたし、どうも熱中症になったみたい。

なので7月は生徒の皆さんがよくできたけれど、わたしはさんざんの出来。
悪かったことは忘れる。
そして、演奏するカンと準備については感覚が戻ってきた。

本番前は何が起こるかわからないのだから準備はもっと早くしなければ悪夢を見る。
だから、生徒の指導は早め早めに仕上げさせるのなんで自分のことは考え及ばなかったんだろう。

ピアノの練習始めて、いつまでにどの曲を仕上げる。
事を本気モードになって、やはり難しいのは練習時間の確保。
今はデジタルピアノを持っていないので原則夜は練習しない。

更にリビングにピアノが置いてあるので、夜はそうそう練習出来ないのだ。

練習できる環境があること、そして練習時間の確保をどうにかすること。
昼間しか練習出来ないのであれば、昼間練習できる時間を割り出して、今まで昼間にやってた作業はできる限り夜に回す。

銀行のATMは夜の9時までやってるし、近所のスーパーも夜の9時まで営業している。
この行動はパターンは何を隠そう、熱中症の後遺症からくる副産物。

早く回復したいがために、炎天下外に出ないようにしていたのだ。
わたしはドラキュラの如く、日中ピアノの前で過ごし夜の闇と静寂世界を支配する頃、外出する。

ただしどうしたって、昼間の時間ピアノが練習できない事態には遭遇する。
その場合は仕方ない、出来る日にその分取り戻す。

これはあんまり効果がない。と、言われていて本来ならば平均して日々練習することが最も効果的な練習なのです。

だが。仕方ない時は仕方ない。
そこまで練習に励むためには、わたしの世話をする人が必要なのだ。




今の状態では、誰もわたしのために食事の支度してくれないし、洗濯してくれない。
猫を動物病院に連れて行ってくれる人員はいないし、買い物や掃除を外注できるほどの経済力はない。

練習できる環境にあるだけいい。と、思わなければならない。

練習出来る環境にない。ことが、理由で志半ばでピアノを諦める人だっていくらでもいるのだ。

練習出来て仕上がったら発表する機会の確保。
と、考えていたら、、。

カワイから、いつもの冊子じゃない郵便物が届いた。
ピアノフェアのお知らせ?

招待状付きで、グランドピアノ試弾してください。
だって、行くわよ。

カワイのグランドピアノ試弾に行くのだ。
SK-2というグレードのピアノの所に試弾してください。の絵がついていたが、もう一つランク上のSK-5も試弾させてくれるのだろうか?
まさか、絶対買ってくれる人だけです!!

とは、言わないだろうね?

その2バージョンは250万円、5のほうは370万円。
高価は高価だけど、高級車1台分と考えれば安い。

たぜなら、メいっぱい弾いたって30年やそこらはピアノは持つ。
では、次なる目標。
試弾に行こう。





夏の発表会の練習

7月の発表会そして、次は12月の発表会。

そしてだ。どうも神奈川県、県立のコンサートホールは1年前の抽選であるらしい。
ならば来年は県立目指して今年の12月に申し込みを行おうか。

7月にしても12月にしてもわたしの教室の発表会はあっけないくらい劇場側との打ち合わせは簡単に終わる。
特に7月は発表会というよりおさらい会のイメージで行うので、会費もナシなかわり平日の午前中に開催する(平日午前中、入場料の徴収無しは1番安く貸してくれる。)そして、お花、記念品、業者さんによる撮影は行わない。

時々、ハンドベル演奏や、簡単なオペレッタ、ミュージカルのような催しはないのですか?
と、聞かれるのだけれどわたしは女の割には脳がマルチタスク脳でないため、いっぺんにいくつものことは出来ないのです。

したがって、楽器の搬入、大道具の搬入搬出はなく、大音響も出さず、照明の打ち合わせも照明専門のスタッフ雇うわけでなく、ピアノ以外の音源は使わず、MC用のマイクが必要なくらい。
別の日のリハーサルもない。

クラシックスタイルのピアノの発表会はこういった場面では楽だ。費用もあまりかからなくて済む。
なので年に2回行うことにした。




だが、ちっともラクだとは思えないのはピアノの練習の方でピアノの練習時間確保というのは厄介な問題。
わたしもここで何曲か暗譜して仕上げようとすると、日中の時間がたちまち消え失せていく、ピアノは徹夜で練習するわけにはいかない。
夜間しか練習出来なければデジタルピアノで練習するしかないが、うちは今はデジタルピアノがない。

1週間のうちピアノの練習ができない日というものが必ずある。
出歩くのをやめればいい。
趣味を諦めろ。というのはある意味いい考えなのですが、日々極力外に出ないでピアノの練習にボットーしていたことが過去にあった。
だが、根が頑健にできていて病気しないはずのわたしが見事にぶっ倒れてしまったので、それ以降は趣味や遊びで(夜遊びしないけどわたしは昼遊びする。)外出する日程も組み入れて練習スケジュールを立てることにした。

だが、それは生徒たちとて同じこと。
子供は学校に通って学校行事に参加する。
それだけで、1日の半分以上は終わる。
子供は睡眠時間だって大人に比べれば長い。習い事だってピアノだけとは限らない。

社会人は1日の大半を仕事をしている。主婦は家事、育児、雑用に追われている。

実は、うちの車なきあとの駐車場に美しい花を植えたプランターを設置したほうが良い。
という案件がふってわいた。
それは困る。明日は生徒たちに渡すお知らせを全てプリントアウトして、歌の練習(発表会でもみんなで歌いましょう。くらいのオプションは付ける)の曲目も発表する。
夕刻レッスンが始まるまでの貴重な、やっと長い時間が確保できた明日、一気にアニトラの踊り暗譜して歌伴仕上げちゃおうと考えていたのに、、、、。

もー、構うものか半分土の入った大きめの植木鉢置いておいて、花植えますヽ(*´∀`)ノの意思表示をするのだ。
とにかく、花がなくてもそれでボロは隠せる。

明日半日がかりで美しい花苗を植える代償として夏のコンサートが立ち行かなくなったら誰が責任とるんだ(`Δ´)!
練習時間確保は戦いだ。
ただでさえ世の中にはわたしの練習時間を奪おうと虎視眈々と構えている奴がゴマンといる。

明日は練習する。とにかく練習する(キッパリ)





怖いものを知る頃

わたしの発表会デビューは4歳。
今でも結構よく覚えていて、会館ではなく先生のお宅で発表会を開催していた。

この発表会デビューこそ最も怖いもの知らずのお年頃であった。

まず、4歳という年齢ではどんな拙い芸でも芸をすれば大人は褒めてくれる。

更に、天性わたしはあがり症ではない。

そう、発表会デビューは華やかにも大人たちは感嘆、驚異の目で見てくれた。
4歳児がちゃんとバイエルが弾けて、バイエルに準ずる発表会曲が弾ける。

驚異だ。この子は天才だΣ(゚д゚lll)とまでは残念ながら言ってもらえなかったけど、、。
また、弾いた曲は覚えてない。

それから、エンエン何を隠そう音大の付属校受験するその時まで、わたし怖いもの知らずで人前で演奏していたのです。

この年になると、自分の資質の弱みや欠点はよーく知っていて、音感がないとか暗譜が下手だとか、、、。
ありますが、とりあえず人前での演奏OKの点だけはわたし資質クリアなのです。

ところが、そのあがらない怯えないわたしとてだんだんと怖いものを知るようになる。

いつまでも、バイエルやブルグミュラーのアラベスク弾いてるわけじゃなく、難曲、大曲を譜読みして練習して仕上げて暗譜する作業だけでも大変な技術力、体力、精神力必要とする。

それが第一。

次、100円でも50円でも入場料や出演料頂く立場になると怖さがまたグレードアップ(^_^;)

練習しながら、もー、辞めたいもーダメ、2度と演奏活動しない(><)
その程度の精神力なのかい!(`Δ´)

時と場合によっては胃が裏返しになって口から出てくるんじゃなかって思いして、痩せますよ。
演奏活動って究極のダイエット術じゃないかとさえおもいますね。

ひどい時は熱が出てきます。

今は演奏活動していませんが、そのことでわたしは思う事があるのです。
黒振袖
これはわたしが20歳の時の写真。

着物は縮緬で帯は丸帯。
とてつもなく重たい着物と帯ですが、振袖というのは未婚女性の正装でそれも普通若い女性のもの。

更にわたしは娘がいない。そしてこの色と柄は中年でも恥ずかしくないと思われるので袖を切ってしまおう。
と、そのように考えていたところ。

自前の振袖の袖は切らないほうがいい。だって、新春のコンサートや和の雰囲気のコンサートの時は振袖で弾けばいいじゃない。
演奏活動していた頃、声楽家の知人からの忠告。

中年女が振袖なんて着るのか??!!
ですよね。でもこれが演奏家の特権なのです。

できれば黒なんて渋い色の振袖じゃなくて赤やピンク、白地の思い切り派手なほうが舞台映えするって(´∀`*)

ドレスで演奏するならばこんなドレスが着たい。

今年でいくつになるの?これは花嫁さんの衣装。
でもいいのです。
わたしが主役のコンサートならば、いくつになってもハデなドレス着るのOKなのは演奏家の特権です。

ただ、このタイプのドレスで弾くのが初体験の方は気をつけましょうね。
パニエの入ったドレスはピアノの鍵盤の下いっぱいにスカートが広がって靴が目視出来なくなるので何度か本番用ドレスで弾く練習するのがお薦めです。

ネックレスはこのようなものを用います。
本物のちっこいダイヤつけても映えないからです。舞台だとキラキラ光って綺麗です。

もちろん、ド派手な服装好まないピアニストはシンプルな服装で演奏いたします。

誰も彼もわたしみたいに派手なのが好きなわけではありません。

それで、非日常的な衣装用いて、胃痛起こす苦労して懲りるかっていうと、、。
懲りませんね。

それどころか、途轍もなくハイになってさぁ、次のコンサートは更に高見目指して頑張るのだファイト♪。゜+.o((◕ฺ∀ ◕✿ฺ))o