グループレッスン出来ない日々

わたしの幼少の砌はそうでもなかったが、小学生くらいになると母親にギャーギャー叱られる苦痛とは違う苦痛がピアノレッスンに生じて来た。

それは、待たされること。ひどい時は1時間以上待たされるのだ。当時は、ピアノの先生は偉くて生徒をひとりで80人も100人も抱えてたものだからそのようなことが日常的に行われていたのだ。

今は某大会社の音楽教室でも街の音楽教室でもレッスンは何曜日の何時から何時まで、都合が悪ければ必ず連絡してください。

という、システムが出来上がっているのでそのようなことはなくなった。

レッスンというのは一種の生き物なので多少の誤差は生じる時は生じるので何分か待たされる可能性なくはないだろうが、普通1時間も2時間も待たされることはない。

だが、1時間待ちという事態が時と場合によっては発生する。それは兄弟姉妹、お友達コミでレッスンして欲しい。というご要望があった時。これを全普通に個人レッスンにして一人づつレッスンしていたら、非レッスン時は結構な待ち時間となる。

これを回避するためグループレッスンを取り入れたらどうだ!という、提案をわたしはこのブログでしたのだが、、。

どうにもこうにも、グループレッスンの危機がやってきてしまいました。

今うちは姉妹お友達の組み、姉妹の組み、という何人かご一緒ということはばらけてなくなったのでいいが、もしグループレッスン決行していたら休講にせざる負えない。

もちろん個人レッスンとて、不要の外出を控えるため、個人レッスンだってお休みしてる生徒はしているが、グループでのレッスンは真っ先に休講にせざる負えない。

そりゃ、サロンコンサートが出来るような広々したレッスン室持ってる教室ならまだいいが、(そういう点は家が大きい田舎は羨ましい。都会はレッスン室が取れなくてリビングでレッスンしてるんだよヽ(;▽;)ノ)大抵は結構この部屋広いのよ。ったって、その広い面積の大半はグランドピアノ様が鎮座してて、人はピアノと書棚に挟まれつつレッスンしているケースが多い。

そのような狭い空間で、3人も4人も(講師入れればだ。)で、ドレミ♪ハイ、ドレミ♬次、少し難しいかな?!ドレミレド♬ハイっ!ドレミレド♪やって、ふたりピアノ弾いて、も一人タンバリン、次の曲で交替♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦じゃ、最後はパプリカを歌おう♪゜・*:.。. .。.:*・♪踊りを入れてもOK。

楽しいグループレッスンは当面見合わせ。せざる負えません。やれやれ、グループレッスンの組みがなくてよかった。

例え、このような↓

超広い、素敵なおうちでホームレッスンしているのだって、塾と違って音楽のグループレッスンは避けたほうが無難かと思われます。それは、グループでのレッスンを行うと、ソルフェージュは声を出して歌う要素が含まれるし、みんなで歌おうが必ずや入り、アンサンブルが少し距離とって、たって限度があります。

ましてや、窮屈めの教室でおこなったら危険度MAX( ╬◣ 益◢)y━・~

今の時期、グループレッスンNGとなる。だが、そうなりゃ、録画機器がロクなのない。とか、泣き言、文句言ってないでオンラインレッスンを取り入れのが良いかと思われ。

やはり、これからのピアノ教室はデジタル化は必至ではないかという気がしてきて、わたしもワードプレスの勉強でもしようかと考えてる。


このようなものが手に入りにくくなって、昨日買い物に行ったらウェットティッシュが品切れだった。

こんな時期には、休講が出るのはやむなし、だが、息子が在宅勤務してるのでピアノを練習するのは気が引けるので、録画機器について思い巡らせて、レッスン室のコーディネートをも1度考える事にしよう(*´∀`*)

モダンデコ

グループレッスンの考え方

普通ピアノのレッスンというのは個人レッスンです。わたしが大昔某楽器店の講師になった頃、グループレッスンを行えとの社命に最初はギョッとしたものです。現場に行って指導法を教わればまぁ、効率がいいといえばとてもいいレッスン法です。

だが、あのような大会社のグループレッスン専用の会場が取れるのであればいいが、個人の住宅で行うのはとても無理であろう。個人ではあの設備は整えられない。と、感じ入りました。

そのような楽器会社の講師を離れて、独立というか個人で教室を始めて、受けに行った講習会で、グループレッスンを推奨されたことがある。グループでのレッスンは某大会社の併設教室のような設備がなければ出来ないもの。と、考えなくても良い。やりようによっては自宅をレッスン室にしている主催者でも可能だ。

と、いうようなこと。

時と場合によっては、音楽以外の趣味を持ってグループレッスンを自前で体験してその技を学ぶ(^o^)ノ イエー!

だが、その頃はやはりグループレッスンはある程度の設備を有する教室を持たないと、、。と、思ったけど。

グループレッスンについて、これまた、わたしは失敗から学んだ。

この家でレッスンするようになって、兄弟、姉妹ではたまたお友達同士3人組でレッスンして欲しい。との依頼に、では折り紙、のだめカンタービレ、うつし絵あたりを完備するのでひとりひとりのレッスンの待ち時間はそれらで過ごすように。

と、通達したのだがこれが間違いの始まり、個人であとひとりなり、ふたりの待ち時間というのはいかにも長すぎる。子供じゃなくて大人だって1時間から1時間半待たされるの苦痛でしょう。いえ、あっと言う間でした。なんてのは、それは読み始めたコミックに熱中し過ぎてピアノのレッスンに世界引き戻すのに一苦労しなきゃならないケース。

コミック熱中症候群が現れ始めたのでわたしはリビングの書棚を2階に移すことを決意。どうやって2階まで書棚運んだかっていうと、息子にやってもらいましたよ。この時ほど、男の子は役に立つと思ったことはありません。

しまいには個人レッスンふたり分や三人分でなく、グループレッスンの様相を示してきて、、。

そうです。最初から保護者の方々と相談してグループレッスンにしてしまえば良かったのです。

進度が違って出来るのか?って、それは出来ます。練習してきた課題のピアノはひとりひとり披露してもらって、注意を与えますが、楽典のワークブックや聴音課題、リズム打ちやお歌は皆さんご一緒で丸ごとOKです。

それにグループの利点はアンサンブルができることなのです。

ちょっとしたアンサンブルが出来るくらいの間取りの教室を考えましょう。

グループレッスンの考え方も、個人で経営している教室ならば柔軟性持って取り組めます。幼稚園や保育園の小さい子供のグループだったらなおさら待たせることは禁物。ふたり3人のグループならば45分レッスンでいいのです。

小学生だったら1時間から1時間15分くらい。

成長するとグループはばらけます。そのときは各自個人レッスンに切り替えりゃいいのです。

お月謝もグループと個人、別料金にするか同一にするかだってこれもやり易いように設定すればいいのです。

ましてや3歳児4歳児のレッスン。これは力の限り、同年代の子供たち最小ふたりでもいいから集めてグループで行いたいものです。どの道この年代だと、保護者同伴でリトミックの真似事やお歌、音符の色塗り、シール貼りあたりが主でピアノはプレピアノとでもいうようなレッスンです。

だが、中には3歳4歳でもカタギのピアノのレッスンが受けられる天才幼児だっているので全部が全部半リトミックやるわけではありません。出来る幼児は最初から30分から45分くらいのピアノレッスンいたしましょう。

ここが、うちのインターネット環境です。ウェブサイトをつくる場合はインターネット環境から整えましょう。

10人もいっぺんに教えるグループレッスンは流石に無理。と、思いますが個人の教室でも2,4人のグループレッスンならば行えます。

体験レッスン(^-^)

体験レッスンって、昔はなかったのに。門を叩く。ってことは入門するに決まってて、さらに言えば体験レッスンがあったとすればそれは教える方が、入会させるかさせないかの判断材料だったのに。

このようにぼやく方もいるし、中には問合わせがきて、質問する入会希望者に「まだ、入会させるかさせないか決めてません(`・ω・´)」と、宣言した。という剛の者も昔はいたのです。

だけれど、今は普通は入会希望者の方が試験的にレッスン室まで来て、レッスンを受けて入会するかしないか決める。っていうのが一般的。だって、なにもピアノレッスンだけじゃなく、学習塾だって「体験講習受付中」って、ピアノ教室なんかよりさらにデカデカと書いたのぼりを上げて、ポスターが貼ってあるじゃありませんか。

今はレッスンの決定権は教える方じゃなくて、生徒候補生のほうにあるのです。

BEE音楽スクール

この体験レッスンも無料としているところと、有料のところもあるし、1回限りだったり、2回3回と体験レッスン出来るところがあるので、そこは調べるか直接教室に聞くようにします。

わたし的には体験レッスンの名目で最初は来ていただいたほうが、双方の利益になると思うにです。体験レッスンのようなシステムを使わないでいた頃は、入会しようかと思ったけど、やっぱりヤメた。みたいなことが多かったのです。

やっぱりヤメた。にはいろんな事情があるのでしょうが、一旦入会する。と、言ったもの断りがはいると、「わたしがそんなに嫌いかよ。」という気分になってしまうのです。

なにもわたしが嫌われたわけではなくて、以外に遠かった。物騒だった。思ったより家がボロかった。子供が同級生だった。(これは歓迎する人もいれば、嫌う人もいます。)とか、ダメ出しされた理由は様々です。

そこにいくと、体験レッスンを銘打っておけば1度来て(2度でもいい教室もある。)直感的にOKかNGか、後日考えるか、いくつかの教室と比較検討するかの上で結論出すのが予定事項と最初からなっている。

体験レッスン受けたあとのことも教室によって様々で、受けて1週間以内にお返事ください。と、言うところもあれば特にそのようなことは設けていない教室もあります。

体験レッスンお子さんに受けさせてみて、まだ早いみたいだから半年か1年は待つか?っていうような判断した場合。入会か否かの返答を早めに求めているところならば、その旨お話すればいいのだし、入会はいつでもいいし、お断りの通知も不要。としているところならば、忘れたような頃に再度、門を叩いて入会申し込みすれば良いのです。

3歳児のピアノレッスン

確定申告という個人事業主にとっての大きな義務も終わり、この申告内容では先行きやってけそうもない。生徒募集に励むのだ!

と、思い。だけれど、ずっーと悩んでいることは対象年齢について、上限は特に設けなくてもいい。問題は最小年齢のことだ。中には0歳から(^-^)という勇猛果敢な教師もいるが、わたしにはとても真似出来ない。0歳って、赤ちゃん(^◎^)でしょうよ\(◎o◎)/!

わたしが悩んだのは最小対象年齢を3歳にするか、5歳にするか?(-.-;)

5歳が最も問題がない。昔から芸事は6歳の6月6日から、と、言うではないか。かつての6歳は数えの年齢なので満年齢だと5歳児のことだ。5歳になれば、話せばわかるようになる。1から5まで(指使いのこと)数えられるし、平仮名もわかるしアルファベットもすぐに習得する。集中力もついてくるし体も相応に大きくなっている。

学習する年齢に突入するところなのだ。

つまり平常のピアノレッスンが始められる年齢になっている。

だが、最近はそれ以前の年齢の入会希望者が結構多い。4歳は準5歳児なのでともかく、問題はそれよりひとつ手前の3歳児。

3歳児はまだ学習する年齢には遠く、遊ぶ年齢真っ盛り。よく、ピアノ3歳から習ってます(^-^)って、あるが、本当に3歳でピアノレッスンになったのかよ!と、思う。

でも更に驚くことに3歳児でちゃんと5歳児並みのレッスンが出来る子というのがいるのだ。3歳とはいえ個人差は大きい。男女差も大きい。

だが、平常のピアノのレッスン、指番号や音符教えて譜読みして、では次のレッスンまでにこことここを練習しておきましょう。式のレッスンがまだ無理[+д+]/ ムリダーヨの3歳児はどうしたらいいか。簡単なのは勇猛果敢に断る。

でも3歳からレッスンを始めたいという希望を無下に断る気にもなれない。なんとかしよう。

対策としてはプレピアノレッスンとしてリトミックのレッスンをすることで、わたしもリトミックの講習はいくつも受けたのだが、、、。これまた、リトミックを取り入れるのならとにかく「リトミック科発足」には至らなかった。何故か?

それはわたしは3歳児くらいからこの手のことが大嫌いで幼稚園生時代他の園児が先生のピアノや指揮に合わせて飛んだり、走ったり楽しそうにする中で、一人(/ω\*)イヤでたまらなかったのだ。

それが大人になって楽しくなるわけないだろう。って。それじゃリトミックの講師を雇ってやりゃいいじゃないか?ということもありうる。それも考えている。

それでも、悩んだ挙句、やはり対象年齢は3歳とすることにした。ただし、正式なリトミックの授業ではないので(リトミックの団体の公認講師じゃないのにそれは詐欺だと思うからだ。)ピアノプレレッスンとも言うべきレッスンをする。

それには様々なツールを仕入れることを検討中だ。まずは、3歳児が喜んで遊ぶツール、遊びに見えて実は学習となるであろう。この鍵盤シートを使うお稽古。


これだ↑これで、わたしがドを弾いたらドの鍵盤の上に飛び乗る。ははは滑らないようにしなければならない。音楽ノートのおまけについている紙鍵盤は小さすぎて小学生ならいいが、3歳児には不向き。

次、これは小学生になっても幼児から少年少女まで楽しく学習出来そうな積み木。積み木なんて何が楽しいんだろう。と、大人になった今は思うが、リトミック風の幼稚園授業が大嫌いだった可愛げのない子供であったわたしでさえ、積み木は好きだった。


これ、リトミックの先生がおっしゃるには大変な優れものだが、欠点は値段が高いこと。何!鍵盤シートだって高価ですぜ。

ついではこの大譜表シートも是非用意したい。このように、乗って遊べる。実は学習させてる教材で鍵盤、譜表、そして積み木で音符の観念を習得させれば5歳になってピアノレッスンに移行するのがどれだけ楽できるか。


これまた高価であるな。シメテ幾らになるかな?

貯金しなければ、これらは全てバスティンメソードの東音企画でも売っています。楽天のアフィリエイトバナー使ってるのは、画像貼ったほうがイメージがつかみ易いからです。東音企画のほうの画像勝手に使うのは違反であるような気がするからです。

ついでに値段はどっちも一緒です。小学生向けの鍵盤カードならば330円だっていうのに、、。

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けんばんカード GKCー025
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小学生向けだとこのようにグンとコンパクトになります。親切な小学生はここにドレミを書き入れてくれてわたしの仕事を助けてくれています。

様々なツールを利用して学童期以前のレッスンに励もう。そして、HP、チラシ、ボードには対象年齢3歳から(^-^)と入れましょう。

ピアノを続けて良かった。

わたしは先日桜木町まで出かけてカワイで楽譜を買った。最近は楽譜を買うのは店舗まで行って極力買う事に方針を変えた。

その時カワイから頂いてきたのが、「ピアノを続けて良かった!」っていう、冊子というかパンフレット。ピアノを大学生になっても続けてる先輩たちにお話を聞く。という形式。

そこでわたしが知らなかったこと。「東京六大学ピアノ連盟」なるものがあるそうだ。そうか!知らなかった。大学の内訳は慶應・上智・東大・明治・立教・早稲田から成るサークル。

うちの息子が所属していたのも、六大学のリーグだが大学の内訳はちと違う。息子所属の六大学リーグは東大・早稲田・慶應・明治・法政・立教。ちなみに息子が所属していたのは六大学理工硬式リーグ。理工系学生の硬式野球のリーグです。理工学部じゃなくても入れる。息子は政治経済学部で文系。

ついでに例の神宮が本拠地の東京六大学野球、息子所属する六大学理工リーグともども息子の時代は息子在籍していた早稲田大学が優勝しました。ははは(*^_^*)

そう、わたしだって知っている。六大学というかこのような大学生の中には普通の音大生顔負けのピアノが上手な子がいるのだ。脳科学からみてピアノの学習というのは大変脳の訓練にいいそうなのだ。


この本はわたしも持っている。興味のある人は読んでみてください。ピアノを弾くことで脳力がアップすることがわかるそうです。

またこのパンフレットによるとピアノを続けると英語力がUpする。ということ、、。だが、じゃあなんでわたしこんなに英語出来ないんだ?それは、勉強が足りなかっただけで本来の知力はUpしたはずさ!(^^)!とも思えないのだ。何故なら外国語へのセンスという物がそもそもわたしはよくない。

だが、あの息子は小学生の低学年でとっととピアノは投げ出し、子供バットと小学生用グローブ、小学生向け軟式球を携えて、近所の小学生野球OKの公園グラウンドに放課後は出かけて行っていたのだ。

その息子の方が英語ははるかに出来る。ヤツはAO入試だったので自己申告と英語と論文、面接で入学OKとなったのだ。つまり、英語以外で点を稼いだということはあんまり考えられない。それも、グラマーやリーダーが出来る。ってだけじゃなく英語圏にだったら旅行しても困らないくらいは話せるし、聞き取れる。

ピアノが脳力向上するというのは、本当ではあろうが盲信は禁物と思う。

でだ!ピアノはなるべく長く続けて欲しいものだ。というのがこのパンフレットの主張なのだが、実はわたし、うちの教室のピアノレッスンのポリシー変革しようかと考えていたのだ。

その一端は楽しいスタジオジブリやディズニー音楽を弾こう。を縮小して、スケール、アルペジオの基礎練習を怠りなくして、曲はストリーボックやエルメンライヒ、もしくはシューマンの子供のための曲集を主にする。

それで、スケールや紡ぎ歌、なんかはつまらないからイヤだ。って、辞めちゃうなら仕方ない。と、ハラくくったとこだったのだが、、。

それについてはまたあらためて、記事にいたします。

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