成功するピアノ教室生徒募集しよう

箱が整ったところで、次なる課題は生徒を集めること。生徒がいなくてはピアノ教室の存続は望めない。

古典的な営業方法としてはチラシを作って配る。印刷屋さんや東音企画に頼んで生徒募集または体験レッスン受付中のチラシを自力で配布(つまり自分で近所を回ってポスティングする。)するならば、1000枚くらいがいいかな?ポスティング業者に依頼するならば5000枚程度を用意して各家庭のポストに入れていく。

チラシお断りのポストには入れないようにして、徒歩圏くまなくチラシ配布をする。チラシ効果は1000枚撒いて1人、という効率の悪さ。というが、1000枚ポストに投函すれば、もしくは駅前か、幼稚園前、小学校前で手渡しすれば、1人は入るのです。

どんな仕事だってそうだけどこの最初の1人に入ってもらうことから始まるのです。誠意持って教えればその1人が10人を呼んでくれるのです。

更にこの確率で行くと10000枚配れば、10人入ることになります。ピアノ教室の場合最初の募集で10人来てくれれば当初の目的は果たせるのです。

チラシはWord立ち上げて自前のプリンタで印刷しても良いのですが、枚数まとめるのなら↑このような印刷屋さんに委託したほうが早いしインク代考えれば安いです。

ただ配布についてはわたしの経験値的には自分で配る場合は、1000枚くらいを何日かに分けて配布するのが良いかと思われます。紙というのは纏まると重い上に、歩き回るのも8時間も歩くというのは厳しいです。

ポスティング業者に依頼する場合は、もう5000くらい一気に出してしまう方が早い。場合によっては印刷代より高いかもしれないけれど、これ、息子が昔アルバイトしていたので知ってますが、チラシを3000くらい1日で撒いてしまうのはまずはわたしでは無理です。

紙3000枚を持って歩くことが出来ない。時としてバックパックに入れたチラシの重みてバックパックの背負いが破れて切れてしまうほど、重い。だが業者さんは、3000枚は1日で配布するそうです。痩せるほどきついバイトであったそうなので、自分でやろうとするのは避けましょう。

チラシはポスティング以外では、新聞の折り込みに入れてもらう。小学校の下校時を狙ってチラシを手渡しする。場合によっては駅前で手渡しする。幼稚園、保育園でもOK。

チラシのようなアナログな宣伝方法はまだ健在です。ここで次なる手はデジタル方式の宣伝。

わたし、ウェブサイトは魔法の杖じゃない。素敵なサイト作ろう。ったって、宣伝費が経営圧迫しててどうするんだ。って、散々言ってきましたが、やはりウェブサイトの効力は是非とも取り入れたいものです。

今までの意見撤回するのかな?と、いうわけではありません。普通ピアノ教室のいわゆる月商と、発展のペース考えると、素敵なサイト中小企業が標準で持っているようなサイトは値段の釣り合いが取れないのです。

そのようなクオリティーが高いと言われるホームページは何100万円もするのです。5万円で出来ます!っていうようなコピーは気をつけなければなりません。全て5万ですむのか、月々5万円で5年で返済しろ。って意味なのか?

最初に営業電話かなんかかかってきて、営業マンやってくると向こうはピアノ教室の月商なんざわかる筈ないのです。生徒現在やっと10人集めて、30人まで増やしたい。ゆくゆくは50人規模の教室にしたい。の希望で200万円もホームページが、果たして合うかどうか?それだけかけるのならば1000人規模の教室に発展させなきゃ、とても合うと思えないのだが、、。どうだろう?営業マンに聞いてみよう。

ハイクオリティのホームページはお金がかかるのです。とても個人のピアノ教室で作っても合う宣伝広告費とは思えません。もっと素敵なホームページは1000万も1億もするに違いないのです。そのようなサイトはそれくらいホームページにかけなきゃ合わない大規模な会社が持っているのです。

1万人規模の生徒を抱える音楽教室を目指す日には是非そのようなサイトを作りましょう。

ですが、やはり40人50人生徒のいるピアノ教室で各種イベントも盛んに行っているような教室はホームページ持っています。そして、チラシより表に掲げた看板よりホームページからの問い合わせは多いのです。

なので、50人規模の教室を目指すのならば最初はお友達、親戚でホームページが作れる人に頼むのがいいかと思われます。

もしくは↑このようなサイトにアクセスして、見積もりを出してもらう。うちはいくらまでしか宣伝広告費が出せないので、その範囲で見積もってください。と、はっきり言って見積もり取りましょう。ただ、いろんなサイト見てあれもこれも盛り込みたい。っていうと、あれやこれやで見積もりは跳ね上がる可能性あります。

何故ならホームページ作っても現在、音大出身者は不良債権とさえ言われるくらい音楽教室の経営は厳しく、また地域密着型の仕事なので日本と日本語対応している世界中のマシン全てに情報発信したところで普通は、遥か離れた地方から問い合わせが来ることはまずありません。

成功しているピアノ教室がホームページからの入会が多い。と言っても、ホームページ作ったとたんに、電話が鳴りっぱなしになったり、メールボックスにメールが溢れるほど受信したりは残念ながら、まずはありません。

ですが、肝心なのはホームページ持ったら必ずチラシにURL載せましょう。ホームページ見ました。と、言っても最初はチラシを見てそこに載ってるURL見てアクセスして問合わせた。というケースがおうおうにしてあるのです。

そのように、あなたが音大卒は不良債権と言われるこのピアノ教室経営の厳しい世の中の事情にめげずに成功するピアノ教室目指すのならば、箱である教室の部屋の充実、次に宣伝広報活動に努めましょう。

そしてホームページの箱であるインターネット環境も整えましょう。