コンサートホールを探せ

7月は小さな発表会。
あかいくつ劇場がとれた。

そして本気モードの発表会は12月頃。

関内ホール、イギリス館その他の横浜市の公共施設には振られてしまったので別口を探す。
ナニ、県立、区立(というのか?)民間その他、ピアノが置いてあるホール、サロンはいくらでもあるさ。

なのでわたし、ゲーテ座を狙う。
さてさて、そろそろ本気モードになって会館探しをしなければ、ゲーテ座はいい。
大昔に発表会もわたしのコンサートも(その頃は演奏活動してた。)したことがある。

港の見える丘公園の近く、外人墓地の近く。
クリスマスシーズンはさぞやロマンティックであろう。

それにピアノがいい。建物そのものも風情がある。

ではでは確かに7月の1日に申し込めば良いはず?!
違ってたか?
違ってたら困るので昨日、電話。

だが、呼び出し音は鳴り響くものの誰も出てくれない(;_;)
一体どうしたの?
あかいくつ劇場にも問合わせたいことがあるので電話。

ここも誰も出ない!(^_^;)
なんでだ?!
(*´∀`*)ほ、なんのことはない。昨日は月曜日。
月曜日は休館日のところが多いのだ。

もー、わたしこの仕事何年やってんだ!



で、何も翌日まで待たなくったって世の中は情報化社会。
会館使用の予約方法はインターネットで調べりゃ電話しなくたって事足りる。

やはり7月1日電話申し込みか。
カレンダーの7月1日に申し込みマーク。

待てよ。7月1日は今年土曜日じゃないか。土曜日はレッスンがある。
しかも9時代。アララ、これは交渉して時間ずらしてもらうしかなさそう。

それで7月に申し込んでもゲーテ座が取れなかったらどうする?
そのときはその時でまた力の限り別口当たるか翌月に賭けるかする。

だが、横浜市5人一緒に企画する人員確保せよ。
うちだって風向きが変われは5人と言わず50人だってお仲間集まることだってあるでしょう。
それまでは市の管轄のコンサートホールとはお別れ。

5人くらいどうにかならないの?
って、わたしがなんでこうも人手不足なのか?不思議です。
でも本当にいないものはいない。
横浜在住の方々は今や隠居して悠々自適の日々を送ってるのでなんだかひきこむの悪い。

40人も50人もの生徒抱えて現役絶好調の方々は不思議なことにみんな横浜市離れてる。
肝心の息子さえ会社員になって更には水戸市民になってしまった。

今年は今年で、来年は県の管轄のホールを申し込んでみるか。





ピアノの寿命

全てのモノには寿命がある。
ピアノだって例外ではない。

わたしのピアノ平成7年の選定。
つまりは22年め、あと2,3年で寿命尽きるから買い換えてくださいよ。
それがヤなら、中身全取っ替えどうです。
そのほうが安いでよ。たったの100万円で請負います。

そうか?だが、その全取っ替え時うちにはピアノがなくなる。その場合は代車ならぬ代ピアノ用意してくれるのか?
このピアノ内部の取り替えはわたしはやったことないので事情が今ひとつわからない。

だが、わたしのピアノあと2,3年の命、余命幾許も無いピアノ。
なのは、ピアノ販売関係者のお言葉。なので割引分は10年と考えてあと13年は持たせるつもり。

では、寿命尽きるとどうなるのか?って、これはすぐわかります。
打鍵の手応えというか指応えがおかしくなる。
ピアノは鍵盤に触っただけじゃ音が出ない。オルガンやシンセサイザーと違い鍵盤の重さもさることながら打鍵してから音の響きが出るまで微妙なタイムラグが生じる。

この時差が半端なくなる。
更に打鍵のたんびに微かなギコギコ音が発生する。

打鍵、ハンマーが弦打ちして音が響くの一連の流れが関節炎、関節痛起こしているが如く、円滑に進まなくなる。

もうこうなると、ピアノそのものを取り替えるか、劣化部分を診断してもらって部分替えもしくは中身全取っ替えしなければ使い物にならなくなる。




ピアノって30年ちょいしか持たないのか?
と、思われるかしれませんが、使用頻度によってはもっと耐久性はいいはずです。

わたしのピアノはグランドピアノでグランドピアノはプロ仕様とみなされ日々酷使することを前提とした耐久年数です。
アップライトピアノだときちんと調律していい環境下におけば2代3代持つのです。

ただし、ピアノも車と一緒で全然使わないと錆び付いてくるので弾かないでいるのはよくないです。

楽器は古いほうがいい。
ってヴァイオリンだとそういいますけれどね。(そうらしいです。)

まず、ヴァイオリンとピアノじゃメカニック部分についての構造が全然違う。

それにヴァイオリンて弦の取っ替えは弾く人が頻繁に自前でおこなってるんだし、楽器の歪み直しするんですよ。

ピアノの場合古くて価値があるアンティークピアノみたいなのはあれ、楽器としての価値より昔のピアノにごっそりくっついてる装飾が美術品としての価値があるのです。
ピアノ本体は価値あるどころかアンティークの時代そのままだったらハンマーも弦も劣化しまくっててフェルトの中に虫が住み着いてるかもしれず、弾くたんびに金属疲労起こした弦がブチブチ切れて、それじゃ弦張替えればいいじゃないか。

でも弦固定しているピンまで金属疲労おこして劣化している可能性だって大。
更に言えば、ヴァイオリンならば職人に頼んであのようにちっこい木製の楽器は経年で歪みが出たのを本来の姿に戻すのも大工事ではないのだろうが、ピアノの元枠が歪んでたらどうするんだ?
だって枠は金属なのよ。それも大型の。

なのでもったいない気はしても経年劣化したピアノは買い換える。
わたしのピアノあと13年もってくれ!




燭台のあるピアノ

今日はソフトバンクがやってくる。
一時ネット環境が使えなくなる恐れとてあるので急いでブログ更新中。

教室デジタル化もホント手間も軍資金もかかる。

だが、デジタル化なんて考えも及ばなかったかつてのピアノレッスン。
今だってピアノというものは高価なシロモノだが、わたしの幼少期から高校生の頃までの記憶辿ると、また人からの話を想像するとふた昔みっつ昔くらいのピアノというものはとてつもない高級品であった。

だいたいわたしが最初に買ってもらったピアノは今の主流ののっぺらぼう型のピアノではなく、組み木細工のような装飾が施されていた。
だが、それで驚くなかれ、わたしが最初に師事したピアノの先生のピアノはアップライトだったがレリーフ彫刻がはめ込まれたピアノだった。

わたし幼かったのと当時はピアノのレッスン楽しいどころかとんでもないユーウツな苦行だったので、まぁ、素敵なピアノ(´∀`*)とはチラとも思わず、汚い鍵盤のピアノだと(これは鍵盤が象牙だったため)口には出さなくとも心で嘯いていた。
嗚呼、少女受難のピアノレッスンの暗黒時代。

その後、わたしのピアノの先生は景気が良くなったためか(あの頃はピアノの先生というのは女性の花形職業、儲かる職業だったのよ。)レストランのピアノみたいな白いグランドピアノに変わった。
バージョンアップにはかわりないが、その頃はわたしもう幼児ではなく大きめ児童に(わたしだってバージョンアップした。)なっていたのでピアノのレッスンじたいそう苦痛に満ちたものでなく、モノを見る目も備わってきたので以前のレリーフと装飾の施されたアップライトに比べると今回の白いグランドピアノはどことなく安っぽく見えるな。

と、心密かに思いました。

時は経ち高校生になって学校中ピアノだらけの環境に入る。
何故か昔の小学校顔負けのボロく古い足踏みオルガンまで完備されていたが、あのボロ足踏みオルガン今やグランドピアノより価値がさるマニアにとっては釣り上がってる。
リードオルガンはともかく、ピアノも新旧取り混ぜいろんなのがあったが、よーく覚えているのはわたしが現在所有しているピアノは今風に足が変哲なく4角になっている。

だが骨董品に近いような学校にあったピアノ足が10面体くらい、それも上から下の方にかけて細くなっているデザイン、そして譜面台は透かし彫りがはいってる。



更に残念このピアノはわたしは目の当たりにしていない。
卒業後講師仲間の話、「私が最初についたピアノの先生のピアノは燭台が付いていたわ。」
その先生19世紀から生きてたのか~Σ(´∀`;)

もうレリーフどころの騒ぎではない。
燭台か、、。

だが、これとて驚くには当たらない。
ライフラインという言葉あるが電気、ガス、水道のライフラインの完備よりピアノの発明の方が古いのだ。
電気ないんだから、ピアノのそばで裸火燃やすわけにはいかないだろうから蝋燭で灯りとったであろう。

まだ電気のない時代、サテンやモスリンの裾長いドレスを纏って髪を結い上げた令嬢が装飾が施され燭台の蝋燭の灯りでピアノを弾く。(ソナチネ弾いてたのか?)
なんという優雅さなんだウットリ。

ピアノから余分な装飾を省いてしまった現代、わたしはデジタル路線を押している。
日常優雅さからは程遠く、サテンやモスリンのドレスなんて1枚もなく(違うタイプのドレスなら持ってるけど。)午前中はだいたいがZOZTOWNで仕入れたジーンズで生活している。

だが、ピアノが装飾過剰だった時代、音楽を鑑賞するのはとても贅沢なことだった。
それが今はタブレット端末で再生OK。

優雅さ捨てた代わりに楽しい時代になった(´∀`*)




ピアノレッスンデジタル化

ピアノのレッスンをデジタル化する。
と、言ってもデジタルピアノでレッスンしよう((*≧ω≦*))ノ★
と、いうわけではありません。

ピアノそのものは標準規格のアコースティックピアノ。
気候や湿度によって微妙にあるいは過激に音が変わる横に弦を張ったグランドピアノ。

年に2回出来れば季節の変わり目ごとに調律してコンディションを整えたい集合住宅の嫌われ者。

そしてデジタル型の音感より、アナログ型の音感を推奨するわたし。

だが、いくら楽器が超アナログ、ソルフェージュレッスンもアナログ音感目指そうともそれを取り巻く環境はジワジワとデジタル化の波が押し寄せてきている。

何もピアノレッスン自体古式ゆかしく携帯電話すら使わない(固定電話で用をすますのだ。)お知らせのワープロも使わない(パソコンがなけりゃ仕方ない。)手書きで生徒の人数分はコンピニでコピーする。
なぜならプリンタも用いないからだ。

それでもレッスンは出来る。

よく、ホームページは24時間365日働いてくれる優秀な営業マン。
というコピーあるけれど、その触れ込みの営業マンに働いてもらうより、手書きのチラシを印刷してもらって新聞の折り込みに入れたり、幼稚園や小学校で門配したほうが生徒募集に効果があることだってある。

なので世の習いというよりは、デジタル化するのはわたしの好みなのだけれど、デジタル化も一種の魔物で1度始めるとやめられなくなる。

まずは生徒さんからの電話は固定電話でもかまわないのだけれど、携帯電話を推奨している。
家から離れていても通話可能だからだ。

携帯電話でのやり取りよりもメール交換で欠席や補講については連絡が多い。

今回はパソコンを使い始めて早18年変えなかったメールアドレスが変わる。
(少し緊張している。もー、うまくいかなかったらどうしようΣ(TωT)あ–。)

きっかけはiPad問題、フラッシュカードアプリというものを見て是非使いたくなったのだ。
だが、わたしのパソコンはデスクトップ型ピアノの上に置いてアプリ使うわけにもいかないだろう。

携帯電話はガラケー、だがスマホにしても画面が小さい気がする。
ノートパソコンかiPadが欲しい( `皿´)キーッ!!

と、思ってたところ大人の生徒さんがアプリ入りのiPad貸してくれたのだ。
やはりデジタル化は優れものだ。
紙媒体のフラッシュカードと併用して使えば学習効果が飛躍的に向上するに違いない。

さあ、お借りしたipadは返して自前のを手に入れるのだ。

だがだ。わたしiPadの仕様が今ひとつよくわからない。
そのような場面で役立つのは息子の存在。

5月連休明け、休暇が取れたので帰省したのだ。
で、とりあず本牧原のソフトバンクに行くことを勧められた。
車で本牧原まで送ってもらった。





その場でわたし専用のiPadもらって(買って)プロバイダーはソフトバンクに変わる。
成り行きですよ。

明日から変わる。ソフトバンクの人が言うにはメールアドレスは前のをそのまま使うことができる。
ということだけど、変えることにした。
引越しするのだし、18年たったのだからこの辺で変更してみよう。

再び、緊張してきた。

そしてデジタル化でわたしはもうひとつ違うことをしてみたい。
せっかくデジタル化して自前のブログも作ったのだから、楽譜や作曲家の紹介だけでなく動画もここで配信してみたくなったのだ。

いくら文章で書いても音楽は伝わらないじゃないか!

(*´∀`*)ほピアノ練習しなきゃ、そのほうが録画方法の習得や配信方法の習得より時間かかる。
エリーゼのためにや乙女の祈りならば、多少の練習で鑑賞に耐える仕上げにしてみせるけど、英雄ポロネーズ弾きたくなったら仕上げに半年はかかるわよ。

このようにデジタル化は手間もお金もかかる。
だが、楽しいo(^∀^)o タノシイ♪それに、あらゆることに楽が出来る。

つまりは楽な思いo(^∀^)o タノシイ♪思いするには最初に苦労しなきゃならない。
本気になってipad使うのが凄く楽しみ。





きらきら星変奏曲

きらきら星変奏曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲K.265ハ長調、人気クラシック曲です。byうちの教室、及びわたしの好み。

テーマからなんとⅫヴァリエーションまであり、物凄い大作ってわけでもないかな?
短いヴァリエーションは24小節くらい。ほとんどが1ページ分。

テーマは24小節で途中繰り返しあり。ドドソソララソソファファミミレミレドレミ(装飾音符)ド。
なによ。キラキラ光るお空の星よ。じゃないよ。

そうです。童謡のきらきら星、英語ではTwinkle Twinkle Little Star。
元はといえば18世紀フランスで流行った歌、Ah! Vous dirais-je, Mamanだそうです。

ドードーソーソーラーラーソーはモーツァルトが作曲したのではありません。

更に元のフランス語の(フランス語わたしアルファベットの読みもわからないのよ。)言語題は「ねえ!言わせてお母さん。」
はあ?!あまりにきらきら星とは雰囲気違う?

だが、モーツァルトの変奏曲も日本語題こそ「きらきら星変奏曲」だが、原題はAh! Vous dirais-je, Maman。
歌付きじゃないから問題はないけど、「きらきら星変奏曲」とはかけ離れてる気がする。

わたし所有の楽譜はモーツァルト集ではなくドレミ楽譜出版のピアノ名曲110選グレードA。

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楽譜 ピアノ名曲110選 GRADE A(0412/バイエル後半〜ソナチネ程度)
価格:1296円(税込、送料別) (2017/5/22時点)

これです。

バイエル後半からソナチネ程度、となってますが通過儀礼で弾く曲でなくちゃんとレパートリーとなる変奏曲。
テーマのドドソソララソーで、楽勝さ(^-^)
と、考えるとヴァリエーショ1ですぐさまモーツァルト的困難がやってきます。

ヴァリエーション1、右手の16分音符のモーツァルトらしい連なり、次ヴァリエーション2はそれが左手。
なにを秘そうわたしはこのモーツァルトの16分音符の羅列が(ハノンやツェルニーとは違ってね。)ゾクゾク、ワクワク((o(´∀`)o))ワクワクするくらい好き。

かつて高校のクラスメートがモーツァルトが嫌い(>_<。)鑑賞するのは好きでも細かい音見ただけで固まる。 あなた(つまりわたし)がモーツァルト好きだ(弾くのが)というのは手が小さくて指が細めだからだ(゜д゜)(な筈ないだろうが、、。) 筈ないだろうが、わたし手が小さくて指が細めなせいか音は硬質。


ヴァリエーションⅧは唯一ハ短調。
ヴァリエーションてこの辺で息が切れてくる。
だが、先も見えてくる。

ヴァリエーションⅪがアダージオ、16分音符に装飾音符付き、次は32分音符。
最後ヴァリエーションⅫは4分の3拍子アレグロで(さぁ、早く終わりにしようぜ。)なんだかツェルニー40番ぽくないか?
だが、焦って弾くと本当に早く終わりにしたくて急いでるみたいに聴こえるのでとりわけツェルニー40番ぽい両手16分音符の3拍目、端折ったみたいな弾き方にならないように気をつけましょう。

全ヴァリエーションで7分弱。
童謡きらきら星のキーラーキーラひーかるうーテンションは忘れて、モーツァルトらしく古典曲らしく典雅に繊細に演奏しましょう。