ピアノを続けて良かった。

わたしは先日桜木町まで出かけてカワイで楽譜を買った。最近は楽譜を買うのは店舗まで行って極力買う事に方針を変えた。

その時カワイから頂いてきたのが、「ピアノを続けて良かった!」っていう、冊子というかパンフレット。ピアノを大学生になっても続けてる先輩たちにお話を聞く。という形式。

そこでわたしが知らなかったこと。「東京六大学ピアノ連盟」なるものがあるそうだ。そうか!知らなかった。大学の内訳は慶應・上智・東大・明治・立教・早稲田から成るサークル。

うちの息子が所属していたのも、六大学のリーグだが大学の内訳はちと違う。息子所属の六大学リーグは東大・早稲田・慶應・明治・法政・立教。ちなみに息子が所属していたのは六大学理工硬式リーグ。理工系学生の硬式野球のリーグです。理工学部じゃなくても入れる。息子は政治経済学部で文系。

ついでに例の神宮が本拠地の東京六大学野球、息子所属する六大学理工リーグともども息子の時代は息子在籍していた早稲田大学が優勝しました。ははは(*^_^*)

そう、わたしだって知っている。六大学というかこのような大学生の中には普通の音大生顔負けのピアノが上手な子がいるのだ。脳科学からみてピアノの学習というのは大変脳の訓練にいいそうなのだ。


この本はわたしも持っている。興味のある人は読んでみてください。ピアノを弾くことで脳力がアップすることがわかるそうです。

またこのパンフレットによるとピアノを続けると英語力がUpする。ということ、、。だが、じゃあなんでわたしこんなに英語出来ないんだ?それは、勉強が足りなかっただけで本来の知力はUpしたはずさ!(^^)!とも思えないのだ。何故なら外国語へのセンスという物がそもそもわたしはよくない。

だが、あの息子は小学生の低学年でとっととピアノは投げ出し、子供バットと小学生用グローブ、小学生向け軟式球を携えて、近所の小学生野球OKの公園グラウンドに放課後は出かけて行っていたのだ。

その息子の方が英語ははるかに出来る。ヤツはAO入試だったので自己申告と英語と論文、面接で入学OKとなったのだ。つまり、英語以外で点を稼いだということはあんまり考えられない。それも、グラマーやリーダーが出来る。ってだけじゃなく英語圏にだったら旅行しても困らないくらいは話せるし、聞き取れる。

ピアノが脳力向上するというのは、本当ではあろうが盲信は禁物と思う。

でだ!ピアノはなるべく長く続けて欲しいものだ。というのがこのパンフレットの主張なのだが、実はわたし、うちの教室のピアノレッスンのポリシー変革しようかと考えていたのだ。

その一端は楽しいスタジオジブリやディズニー音楽を弾こう。を縮小して、スケール、アルペジオの基礎練習を怠りなくして、曲はストリーボックやエルメンライヒ、もしくはシューマンの子供のための曲集を主にする。

それで、スケールや紡ぎ歌、なんかはつまらないからイヤだ。って、辞めちゃうなら仕方ない。と、ハラくくったとこだったのだが、、。

それについてはまたあらためて、記事にいたします。

BEE音楽スクール

6歳の6月6日

今日は6月6日。6月6日はなんの日だ?

6歳の6月6日に芸事とりわけ楽器の芸事を始めると上達する。6月6日はそう言われる日です。

根拠あると思いますか?ありますよ。多分これはまだ、年齢が数え年の頃の言い伝えで、数え年だと生まれたその日から1歳。翌年明けで2歳と数えるので今の満年齢の6歳よりは年齢が小さい。

この年の取り方だと、12月生まれなんざソッコーで2歳になってしまう仕組みでなんだか変には感じるけど、今だって4月生まれだろうと3月生まれだろうと4月に入学3月に卒業なのだからみんながそうならそんなもん。だったんでしょう。

つまり、なんで6月6日なのかはよくわからないのだけれど、(単なる語呂合わせかもしれない。)数え年の6歳、満年齢だと5歳くらい。というのはピアノを始めるにはいい年頃だと思います。

小さければ小さいほどいいんじゃないの?という、反対論証があるでしょうが、この言い伝えは今現在の話ではないのです。この言い伝えが出来た頃はプレレッスンとでも言えるようなリトミックや幼児教室が発明される前の時代の話なのです。

今だって、練習してきたものをみて注意して良く出来ていれば合格、まだなおすところがいくつもあれば注意して練習すること。みたいなカタギのレッスンは年長さんくらいになっていればすぐ始めることが出来る。

昔風に稽古をつける。っていうのは数えの6歳くらいになればからだも大きくなってお琴や三味線を演奏し始められて師匠の言うことも理解出来て集中して稽古を受けることができるようになる。

座敷や長屋の上がりがまちで小太鼓使ってリズムうちしたり、師匠の伴奏?!(お囃子?)でお歌を歌ったり、バタバタと歩いたり走ったりしてたとは思えないもんね。3歳、4歳のレッスンはこんな感じ。

それに多分現在より6歳というのはかつては大きな意味があったのだと思うのだ。その昔(わたしが子供の頃より昔)7歳までは神の内。といって、子供がバタバタといまだったら簡単に治ったような病気で死んでいったのだ。

6歳は7歳のボーダーは超えてないけれど、753でいう5歳のボーダーは超えた。もう持って行かれないだろうという念願と感謝がこもっていたに違いないのだ。

それじゃもっと小さい頃から始めるレッスンは意味がないのか?といったらそれは違う。今は数え年6歳以前のレッスン研究が進んだのだ。

数え年6歳以前を対象とするレッスン。リトミックの研究会のまとめ役の人と話した時、わたし的には3歳4歳は教えるの難しくって、、。とコボしたら、。「4歳児は神です。」って、リトミックのレッスンからすると4歳児というのは飛躍的になんでも出来るようになる。(ホントかよ?!)

うちだって数え年6歳からとそれ以前は教材からして学齢期以前のを使ってる。

その年頃が芸事始めるのに最適。というのは、文部科学省だって6歳という年齢を学学齢年齢と定めているのです。リトミックレッスンはとにかく、5歳6歳(満年齢です。)になると子供は変わるのです。

この年齢を学習年齢。というくらい。遊びの要素なんて入れなくても学習してくれるのです。

というと、じゃ、この年齢逃すと芸事って上達しないのか。っていうと、大丈夫です。そんなことはありません。

12歳、13歳で始めても上達はします。これくらいの年齢だと,親や周囲の大人の奨めじゃなくたいていは本人の希望です。そこが強みなのだけれど、中学生くらいになるとピアノに専念出来る環境ならいいのだけれど、中学生になると塾だとか部活だとかで急に忙しくなる。

部活しないで塾はほどほどにしてりゃ、上手になるのでこの年齢で始めるのも全くOKですよ。昔は12歳でもいい。なんてことはなかったんでしょう。だって、そろそろお嫁に行く年齢だもの。

そのように6月は習い事に縁のある言い伝えがあるのですが、6月は湿度が高くなるのでピアノにとっては受難の季節、せいぜい空調かけて除湿に努めておりますが、この季節こそヤマハで良かった。と、思える季節。湿度高くても健気ににうちのヤマハは音がでてます。

ピアノレッスンフルコース

わたしがピアノ教室始めるに当たって、夢で憧れだったこと。それはグランドピアノを横並びにして、フルコースのピアノレッスンすること。

ここでのフルコースは()付きでハノン、エチュード、バッハ、曲をレッスン。

今となっては壮大な夢。叶いそうもない夢、見果てぬ夢になってしまった。だがそれはエチュード、バッハ、曲をいっぺんに持ってくる生徒がいつまでも育たないからでしょ?ではない。

それは叶うかもしれないじゃないか。そこまで打ち込んでくれる生徒が出てくる可能性はゼロじゃない。

叶いそうもないのはハード面のことだ。わたしの家ではグランドピアノを横並びに2台置く床面積がない。カワイの営業の人に部屋面積計ってもらったら互い違いにだったら2台置ける。

それも、壁面に置いてある家具を全て撤去しての話。どうしても2台横で置きたければ壁を抜いて今は台所になっているスペースまで広げなければ不可能。だが、この家は住居兼用なのでムリ。だいたい壁を抜くってのは家自体の強度の問題もあるのだからハウスメーカーさんに相談しなきゃならない。

家つまりレッスン室問題はそのようなワケでなかなか、ピアノ2台横置きの夢は叶いそうもないのだが、エチュード、バッハ、曲フルコースでレッスンする方はどうだ?

と、いうのも可能性としてはゼロじゃないにしてもキビシイことは厳しい。そもそもツェルニー30番相当まで到達する。でも、エチュードはイヤだ。という、ブルクミュラー18の練習曲でもピアノの練習ラジリテーで気が進まぬ。という。

ならば、バッハのインベンションをレッスンしましょう!っても、ツェルニー先生より皆様はバッハ大先生が嫌いなみたいなのです。もっとも、バッハのト長調やト短調のよく電話の保留に使われてる可愛い舞曲や、フランス組曲のカボット、更に硬派な平均律のハ長調のプレリュード辺りは率先して弾きたがるのだけれど。なんでそんなにインベンションを嫌うんだ。

要するにツェルニーと違ってバッハの音楽そのものが嫌われてるわけでもないのだが、ただ、インベンション嫌うのはわたしもわかる。これは伴奏、及び伴奏とおぼしきモノがないのだ。右も左もメロディーでそれがまたバロックバロックしている。

2声ならば右手のメロディー左手のメロディー別々に弾いて、それ合わせりゃいいんだから簡単じゃない。と、思うのだが、そうはいかない。だってメロディーあったらそれに合ったコード付けたくならない?なるよね。でもインベンションはそれがナシなのだ。

つまり何時までもマッチングしてくれない。なので苦労する。だけれど苦労した割にはベートヴェンのソナタやロマン派曲のような派手さがない。

なかなかフルコースのレッスンに到達してくれないのよ。

ならば、生徒はおいといてわたしがもういっぺんフルコースのレッスン受けてみたら?それはいい。実はここ2,3年も1度フルバージョンのピアノ練習して「どうよ!(^^)!」と、レッスンに持って行きたい願望はある。

だが、それも厳しいものさ。レッスン代もかかるし、練習する時間を確保しなきゃならない。

わたし昨日も学生の頃、神経病むくらいピアノが向いてないんじゃないか?って悩んだ。って書きましたが、そうよ。そんなことは本当になかったんだ。向いてなかったらこの歳になって、エチュードや平均律練習して先生探してみてもらいたい。なんて考える筈ないもん。

エチュード、バッハ、曲のフルコースはそれはそれ。うちでだってフルセットのレッスンはしております。それは、テキスト(つまりかわいいエチュード)好みの曲、セオリー(楽典ですぞ)音楽ノート(聴音)のセットです。

そのようなセットのレッスン行っておりますので生徒募集中です。と、言いたいとこですが、今のところ日々レッスンが埋まってきたのと、わたしがフルコースのレッスン受けるのはまだムリとしても多少はピアノ弾きたいのと、ブログを書きたいので、大々的な生徒募集は打ち切っております。

ですが、まだ多少の空きはありますのでレッスン希望の方はご連絡ください。

ツェルニー30番やめていい?

ツェルニー30番やめていいか?!

ツェルニー先生嫌われる。そんなにツェルニー30番がイヤならば、ではもっと曲っぽいエチュードもしくは、フランス系エチュードならどうよ?と、思ってブルクミュラー18の練習曲やピアノの練習ラジリテー奨めたりするのだが、どうもツェルニー30番が嫌い。というのはエチュードが嫌い。の同義語ならしい。

エチュード練習しなきゃ上手になりません(* ̄m ̄)って、泣こうが喚こうが、ソドレミレド、ソドレミレド弾かせるのが王道なのかよ?とも、思うのですが、ゴーインな、ソドレミレドは「ピアノ嫌いになった!」っていうんで、せっかく続きそうなピアノをやめてしまう事態にも陥りかねない。困った問題だね。

だが、強引なソドレミレドはけしてピアノを嫌いにしたわけではなく、正確にはエチュードが嫌い。なのですが、エチュードというのはその通り、練習曲で練習すればピアノは上手になる。上手になれば名曲、難曲でも弾けるようになる。だからヾ(^v^)k嬉しい。という論法なのだけれど、、、。

ツェルニー30番くらいまでになると、そもそもエチュードが嫌いのなんのという理由よりも年齢的に時間的制約が厳しくてエチュードを後回しにしている。ということもある。

だが、そんなにエチュードって嫌いか?ツェルニー先生の作品なんざ永遠にリサイタル、コンサートで弾く日が来るはずないんだから、やる気が起きない。というのも解らないでもないけれど、強面のエチュードこそ、こいつを攻略してレッスンで1音も間違えずに指定のテンポどおり弾いてドヤ顔してみせる。という気にならないかい?

時として、エチュードばっかり練習するというワナに嵌まることもあるのだけれど、これ攻略すれば絶対上手になれる。ベートーヴェンの後期ソナタがメじゃなくなる。その気合いでやるのだp(^^)q

だが、どうもこれも誰も彼にも当てはまるワケじゃないらしい、、。

大きな曲、難しい曲が弾けるようになるにつれて当然難しいエチュードで練習して技術力を高めていくのだけれど、曲が大きくなれば譜読みから練習する時間も増量する。だが、少年少女の場合年齢が上がれば練習する時間は乏しくなってくる。

なので、まずはエチュードからやめよう(#^.^#)もしくは最初っからツェルニー30番は嫌いだからヤメにする。と、宣言することすらある。

まぁ、仕方ない。指の独立やスケールアルペジオの訓練はハノンやこどものスケールアルペジオで学習するにして、だが、ツェルニー30番やらないのならば、音大受験はヤメににしてくれ。専門教育機関はエチュードは必修なのだ。エチュードの試験もある。入試にあるかも知れない。音大のピアノの先生にエチュードやりません!は絶対NG。許してもらえない。

わたしはかつて高校の音楽科または音大というものがわたしには合ってないんじゃないか?って悩んだ時期があった。自律神経がおかしくなるほど悩んだ。

今でも全てにおいてマッチしてた。とは思わないけど、本当に相性が悪ければ、あんなに攻略だワオーー!!!(^^)!といって、血眼になって、マナジリつり上げてエチュード練習した筈ないじゃないか。

世の中にはエチュードをあんまり必要としないタイプの人というものが存在するのです。ですが、そのような人に限ってエチュードが好きだったりするのです。ツェルニー先生とて万人に嫌われてるワケではないのです。

春は別れの季節~振替レッスン

3月になった。春が来た。

だが、春は別れの季節。音楽教室とて例外ではない。春進級、進学で退会する生徒は必ず出てきます。

ですが、退会しそうな生徒をこうやって引き留めましょう。っていうような対策について書いているのではありません。音大卒業生が不良債権とも言われてしまっている今。

ここでやめたらなんにもならないよ!(いえ、何年かレッスンに通って練習して発表会で仕上げた曲披露してれば成果は残ります。)頑張って音大目指して、少しくらい学費高くてもピアノの先生になろうよ。女性の花形職業だよ。

そもそもこれが、なんだかおかしいって、女子に花形で男子に花形でない。って、高校のチア部や硬式野球部の話じゃないんだから、変じゃないか?

今となっては変なのです。つまりこのような意見は時代錯誤なのです。

したがって、わたしは本人及び保護者の方々が希望しない限りは音大受験ほとんど推奨いたしません。

なので、ピアノレッスン優先順位最下位から切り捨て!に転落。の場合。心置きなく退会いたしましょう。

なので、わたしは春に多い退会の心配をしているわけではなく。春休みに行うもひとつのこと、それは補講あるいは振替レッスンの調整についてです。

ピアノレッスンとて、冬を越して春になるのです。冬の何が冬の季節かというと、この時期必ずやインフルエンザ、大雪による欠席が増える。

生徒都合の欠席の補講をするかどうかというのは、時には議論にもなるのだけれど、結局は個人でやってる音楽教室はその主催者の考えで決定しているので結論が出る話ではありません。

わたしは極力振替するのですが、たとえ生徒都合の振替はいたしません。という方針でも病気、天候、学校行事による欠席はある程度振替レッスンしてやんなきゃ気の毒な気がする。

大人の生徒さんだと、その都度当人同士で話し合ってレッスン日時決めるし、原則成人した社会人や主婦には春休みというのはない。いえいえ、社会人には職種によっては春休みあるかもしれないけど、主婦になると学校が休みの時ほどおちおち習い事に精を出すことができなくなる。という事情もある。

更に3学期というのは短く気候がそんなにいいとは思えないのに卒業シーズン控えてか、うちの周辺の学校は行事が多い。

そのような事情で1月から3月の期間の風邪、雪、学校行事による欠席の穴埋めというか補講は3月末の春休み期間に行うことが多い。

今年はその補講も少ない。そりゃ、一人前にインフルエンザは流行った。学級閉鎖も出た。だが、概ねその分も消化してしまった生徒が多い。

春の補講が少ない原因はそれはこの冬は南関東大雪が降らなかったこと。主に雪はセンター試験の頃と2月ふる。困ったことに1月は年始休み消化したあと、2月は4週しかない。

10センチくらいの積雪で大雪かよ。って、雪国の人でバカにするヤツいるけれど、南関東という地方は積雪見越して生活していないのだ。オクラホマ出身の人が南関東は冬が1番好きだ。もったいないくらい明るい陽射しが降り注ぐ。(個人の感想です。)と言っていたくらい。冬晴れが続くのだ。

クリスマス寒波がやってくるころだって霙の一滴だって落ちてこないくらいカラカラの晴天が続くのだ。そんなところに、気まぐれにドカ雪やってきたら誰だって困り抜くわ。

うちはドカ雪がやってきそうな場合はムリせずお休みしましょう。雪が去った頃か春休みの間に補講いたします。のおふれを出すようにしている。雪に慣れていない上にうちの周辺は急坂だらけで本当に危険なのだ。

今はもう3月、いい加減に大雪にはならないだろう。したがって今年は推定大雪補講はゼロ。