アニトラの踊り

7月の発表会でわたしが弾く曲を決めた。
大曲でなく(今回そのような演奏をする余裕はない。)映える小品を選別。

直感的に「アニトラの踊り」に決めた。
今回コンサートホールが人形の家、「アニトラの踊り」は人形の家を作曲ならぬ執筆したイプセンの音楽劇「ペールギュント」の第一組曲から、こじつけながらもいい洒落になる。

「ペールギュント」作曲したのはエドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ1843年~1907年、ノルウェー人です。
「山の魔王の宮殿にて」も、ペールギュント組曲の中の1曲。

作曲したのが、ノルウェー人のグリークだけれども「アニトラの踊り」はTempo di Mazurka4分音符4分音符8分音符ふたつ、タンタンタタのリズム打ちのこの3拍子はワルツではなくマズルカ。

1拍めじゃなく2拍めか3拍目にアクセントをつける。
譜読みしてりゃマズルカの指定見なくても直感的にわかる。

だが、作曲家はノルウェー人のグリーク、マズルカはポーランドの民族舞踊、したがってショパンは多くのマズルカを作曲。
じゃ、マズルカってポーランドの盆踊りなのか?

もうすぐ、盆踊りの季節だな。
小粋な浴衣をひとつ新調したい。




だが、マズルカはバレエの如くリフトがあり、1拍目リフト、2拍目及び3拍目に着地。
なので、アクセントは本来の弱拍につく。

どーも、フォークダンス、盆踊りよりも高度なダンステクニックを駆使した民族舞踊みたいだ。

音楽だけじゃないダンスのマズルカだと、思いつくのはコッペリアのマズルカ。
実はわたしはこの踊りと威勢のいい音楽が好き。
チュチュとトゥシューズでなく民族衣装ぽい衣装もいい。

だが、コッペリアのマズルカみても踊りは高度だけれど(バレエ団だからか?)フォークダンス、盆踊りの雰囲気がないでもない。

とにかく「アニトラの踊り」はグリークが作曲してもマズルカ。
譜読みは出来たが、これを仕上げて暗譜しなければならない。

当面、生徒のレッスンは別として、優先順位特◎最優先で暗譜したあと、100回は弾かなくてならない。

目覚めきれなくて意識がモーローとした状態でもマトモに弾けるまで練習する。

3月のイギリス館のミニコンサート出演は猫の負傷の通院言い訳にあっさりパスしてしまったが、人形の家コンサートは意志を持って臨む。
意志を持って臨まなければ、まっ、いいかヽ(*´∀`)ノのノリで、テキトーに弾いてて楽しければそれでいい。
で済ませたくなって、それで済ませれば演奏会で弾くというのは危険極まりなく、余程の幸運に恵まれなければ悪夢のような瞬間がやってくる。

悪夢を回避したければ、日々のタイムテーブルを見直してとにかく練習する時間を確保する。
不運やコンデションの不良という要素もあるけれど、努力は人を裏切らない。

練習しよう。





みんなで歌いましょう

今日は夏至、土砂降り。
湿度は高く、本日のうちのピアノのコンディション最悪。
なので、少しでも環境良くしようと空調のドライかけたがそうすると今度は人間のほうが寒くなってくる。

今日はレッスンはないのでピアノの練習を強化するが、決めなくてはならないのはわたしの夏の発表会の曲目とみんなでうたいましょう。
の曲。

うちの教室の発表会はハンドベル使ったり、ミュージカルをしたりはないのですが、歌を最後に歌うことは行ってます。
冬の発表会ならばクリスマスシーズンなので、クリスマスにちなんだ歌を選曲するのですが、今回のミニ発表会は夏。

どうも昔、7月7日に発表会開催した時に七夕のうたが極度に少ないことを発見したように、、。
夏の歌って、何がいいか。

でんでんむしむしやうーみーはひろいなおおーきーなー。
では芸がないというか、あまりにも小さなお子様向けって気がするし、、。

今日の午後はそのような選曲に費やしました。

探せば良さそうな夏休みに相応しい歌というものがたくさんある。
発表会の季節感は大事にしたい。

この曲集から今回は選びました。

ほいくえん、ようちえんでうたう~というコピーですが、編曲がお洒落、保育園児、幼稚園児というよりもう少し大きい子向けかな?の歌もはいってます。

候補として2曲。
ひとつめ、「うみの そこには あおい うち」作詞/立原エリカ 作曲/湯山昭
次、「なみと かいがら」作詞/まど・みちお 作曲/中田喜直

今日はわたしが演奏するピアノ曲の選曲には至らなかったのですが、まずは歌の練習もしましょう。

わたしは歌わないのだけれど、同じメロディーで繰り返し、つまりは何番もある歌だとある程度歌詞の方を把握しておかないと何回繰り返したか忘れた(◎-◎;)!!
と、いうような冗談みたいな事態に遭遇することとて有り得ないわけではないのです。
(今回は外しましたが、「おばけなんて ないさ」なんかはその危険性大。)

それ以前にピアノの練習も必要。アララ、初見で弾けたからほっとこう。
のようなノリは禁物です。
初見で弾けちゃう曲こそ危険を孕んでいて、一瞬の固まりが命取りとなるのです。

いくらも弾かないで本番に臨むということは、つまりはその曲はからだが覚えててくれない。
ということを意味し、視線の動きが外れたりすると勝手に指が動いてくれない。結果、伴奏が途中で止まるという絶対に避けなければならぬ事態に陥る。

どのような可愛らしい曲もけして甘く見てはならないのです。
明日は晴れる。

ピアノの機嫌も良くなってくれるだろうな。
七夕飾りはやっぱり家の中、ピアノの後ろに置くことにしました。




コンサートホールを探せ

7月は小さな発表会。
あかいくつ劇場がとれた。

そして本気モードの発表会は12月頃。

関内ホール、イギリス館その他の横浜市の公共施設には振られてしまったので別口を探す。
ナニ、県立、区立(というのか?)民間その他、ピアノが置いてあるホール、サロンはいくらでもあるさ。

なのでわたし、ゲーテ座を狙う。
さてさて、そろそろ本気モードになって会館探しをしなければ、ゲーテ座はいい。
大昔に発表会もわたしのコンサートも(その頃は演奏活動してた。)したことがある。

港の見える丘公園の近く、外人墓地の近く。
クリスマスシーズンはさぞやロマンティックであろう。

それにピアノがいい。建物そのものも風情がある。

ではでは確かに7月の1日に申し込めば良いはず?!
違ってたか?
違ってたら困るので昨日、電話。

だが、呼び出し音は鳴り響くものの誰も出てくれない(;_;)
一体どうしたの?
あかいくつ劇場にも問合わせたいことがあるので電話。

ここも誰も出ない!(^_^;)
なんでだ?!
(*´∀`*)ほ、なんのことはない。昨日は月曜日。
月曜日は休館日のところが多いのだ。

もー、わたしこの仕事何年やってんだ!



で、何も翌日まで待たなくったって世の中は情報化社会。
会館使用の予約方法はインターネットで調べりゃ電話しなくたって事足りる。

やはり7月1日電話申し込みか。
カレンダーの7月1日に申し込みマーク。

待てよ。7月1日は今年土曜日じゃないか。土曜日はレッスンがある。
しかも9時代。アララ、これは交渉して時間ずらしてもらうしかなさそう。

それで7月に申し込んでもゲーテ座が取れなかったらどうする?
そのときはその時でまた力の限り別口当たるか翌月に賭けるかする。

だが、横浜市5人一緒に企画する人員確保せよ。
うちだって風向きが変われは5人と言わず50人だってお仲間集まることだってあるでしょう。
それまでは市の管轄のコンサートホールとはお別れ。

5人くらいどうにかならないの?
って、わたしがなんでこうも人手不足なのか?不思議です。
でも本当にいないものはいない。
横浜在住の方々は今や隠居して悠々自適の日々を送ってるのでなんだかひきこむの悪い。

40人も50人もの生徒抱えて現役絶好調の方々は不思議なことにみんな横浜市離れてる。
肝心の息子さえ会社員になって更には水戸市民になってしまった。

今年は今年で、来年は県の管轄のホールを申し込んでみるか。





ピアノ絵本館

わたしの所有する楽譜で何冊か、イラスト、楽譜、お話がセットになっているものがあります。
近年、ツェルニー30番とてイラスト付き、イメージ膨らませる表題付きになってはいるので、素敵なイラストの入った楽譜は多い。

その中でも本当に絵本とセットになっている楽譜、ピアノ絵本館、わたしが持っているのはチャイコフスキー作曲(もとはバレエ曲なのでオーケストラ曲)くるみわり人形「れんだん」
楽しいクリスマスの夜のパーティーとそれに続く少女クララの夢。

ドイツの街のクリスマス。降り積もる雪(素敵だわ(*≧∀≦*)南関東はクリスマスはほぼピカ天雪が降ったためしナシ。)クリスマスツリーに部屋の飾り、暖炉の焔、リボンの付いたクリスマスプレゼント。
それに続く、くるみ割り人形のストーリーが鮮やかなイラストと文章で綴られて、かの有名なくるみ割り人形の音楽(つまり楽譜)がピアノ連弾で演奏できるようになっています。

これです。

素敵でしょう。
ピアノ絵本館、このくるみわり人形だけではありません。
白鳥の湖、これも連弾。眠れる森の美女(連弾)チャイコフスキー以外はサンサーンスの動物の謝肉祭(連弾)マッチ売りの少女(ピアノソロ)マザーグースや浦島太郎に至るまで出版されています。

次、うちの蔵書にぜひ加えたのは

モーツァルト作曲魔笛(オペラです。)のピアノ連弾版。パパゲーノが表紙です。

ピアノ絵本館、出版社は全音楽譜出版社。やったねv(=^0^=)v全音。
こんなお洒落で夢のある楽譜を作ってくれるている。

どこ切ってもおんなじ顔ヽ(*´∀`)ノが出て来る金太郎飴みたいなのばかりが全音の楽譜ではありません。

少女の頃、こんな本が欲しかった☆彡
楽譜としてでなく純粋に絵本としても楽しんでもいい(’-’*)

2ページ分のイラストと文章の絵本部分から入って、序曲、行進曲の超有名なくるみ割り人形から、次がちと渋い。
ドロッセルマイヤーおじいさん、お客様たちのおどり、静まりかえった大広間の連弾曲が続き、その間にもイラストと物語が続く。

雪が降り始めた、、。お菓子のお城のイラスト(*´∀`*)
ここからおかしの国の楽譜が始まって、次からはあのお菓子の精の踊りの連弾曲が続く。

その間にもイラストと物語は続き、最後は花のワルツの連弾。
そののち、なんともあえかで美しい色使い、くまさんとベッドで眠るクララに月の光が射し込んでいます。

この本の序文には美しい音楽を聴いて感動する心を、との記述。
夢の世界、お菓子の妖精の世界で思い切り音楽の美しさ、バレエ音楽の躍動感に感激するハート。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。を育ててゆきたい1冊です。

難易度は、初心者から結構上達してるの!のクラス向けまでパート、曲目により上手に編曲されています。

うちの教室は発表会が12月もしくはその前後なのでクリスマスバレエ曲のくるみ割り人形はぜひプログラムに取り入れたいですね。






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サンプルDVD

春の嵐吹き荒れる今日この頃。
去年のクリスマス☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆の発表会のサンプルDVDが送られてきました。

わたしコンサートは終わった途端に忘れてしまう(特に悪かった演奏については)という
特技があるので、記録に残しておく。

ということは重要な意味を持つ。

わたしはビデオ収録は業者さんに任せている。(写真も)

システムとしては、ビデオの会社に曜日時間会場を伝えて(ピアノの発表会であることも)契約する。

すると当日録画機器を携えたビデオマンがやってきて、録画をしてくれる。

写真もコミで頼めば写真も撮影してくれる。

そして、後日サンプルビデオが送られてくるので、わたしがチェックする。
そののち、人数分のDVDが送られてきて、皆様の演奏の記念及び反省材料及び改めて驚嘆する。

このような流れとなり、わたし的には反省材料は次の発表会までに改善するよう努力をする。

今回は毎年MC務めてくれた息子が就職したため、わたしがその役給わったが、、。
やはりこればかりは息子に比べりゃ下手。

それは息子は就職する前はMCでギャラ貰ってたこともあるんだから、それに比べりゃ下手で仕方ない。
とは、言ってはいけない。

最善の努力はしなければならない。

検めてチェックしていると、季節が変わった。こと実感。
だって、発表会は去年の☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆クリスマスだったから。

演奏曲目もクリスマスシーズンの曲は多い。

表紙見てるだけで季節逆戻り、クリスマスは大昔だった(´∇`)<Merry☆Christmas

ヤマハミュージックメディアの楽譜は美しい。

わたしが発表会12月に行うのは南関東の天候安定の時期なのと、やはりクリスマスの音楽は心躍るもの敬虔なもの、いい音楽が多いからです。

NGな時期は2月、当日に大雪が降られると目も当てられない。
南関東は2月雪に祟られる。
12月1月は安定した晴天が続く。

もうひとつ、12月はまだインフルエンザが蔓延していない。
今シーズンはインフルエンザも力なくしているらしく、流行が今ひとつ今ふたつですが、、。
驚異は2月にふつうはやってくるのです。

大流行されたらもう最悪取り止めにせざる負えない。

これはカワイ出版の曲集です。
これもクリスマスらしい、素敵なイラストです。

どうしても、2冊以上になると重複した曲は出てきますが、たいていは編曲が違うのでそれはそれで楽しめるし勉強にもなります。

DVDチェックは、録画は文句なしにOK、ジャケットになる文字にいくらかの入力ミスがあったのでそれを会社に伝えて、あとは到着を楽しみに待ちます。

これで去年の発表会イベントの全ては完了。
また次の発表会に向けて着々と準備を進めてゆくのです。

ビデオでドレス、プロポーション(わたし太りすぎている。)も要チェック。


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