この春、生徒募集する?!

うちは、許容量いっぱいに生徒がいるわけじゃないので、それは生徒募集は常時行っている。看板やボード出しているし、ホームページもこのブログもある。

ここでまた、チラシを撒いて募集呼びかけるのはどうかと思うのは、つまりは費用対効果だ。

ひとつは、うちの教室は市場価値は今で頭打ちで、これ以上の展開は望めないんじゃないか?と、思うこと。

二つ目は、なのでもう宣伝広報活動は行っても効果が得られない。つまり入会者が増えるとは思えない。

ではどうしたらいいか?現状維持でやっていって無駄な経費は削減すること。

わたしの長年の経験とカンで、これから生徒を増やす方法を習いに行ったところで効果は期待できずに、経費と時間ばかりが飛んでいく。それにうちの教室の弱点はよくわかっている。それは、うちの市場規模が小さいことだ。

それをどうにかするには、UR賃貸マンションがずらりと並ぶ地域、小学生の子供が多い新興の住宅地に引っ越すか物件を借りて営業活動に精を出すか。このようなことはリスクが多すぎる上に家族の同意を得られない(うちの場合。)

BEE音楽スクール

だいたいうちは、全く個人でわたしひとりでやってるわりには最初に宣伝広告費をかけ過ぎて、それで今苦しんでいるのだ。(レッスンが苦しいわけではありません。経営が苦しいので。)

ここまでは妙に暗い話だが、わたしは現状を打開する素晴らしい方法をかんがえつきましたね。それは経費をメいっぱい節減する(☆∀☆)

そんなこと誰だって考えてるわ、アフォかおのれは(?_?)と、言わないで欲しい。わたしは大昔さる大会社の講師だったころ、さんざ精神論吹き込まれて、「お金じゃないの(*´∀`*)」の同業者に囲まれて成長したのですよ。

費用対効果なんて、お下品だわねー。って、声が今にも聞こえてきそうですわ。どうせわたしは下品ですわよ。

そのさる大会社の講師の頃、講師は大会社の社員じゃない。アルバイトですらない。個人事業主だ。ってことで、大会社と折半するギャラのなかから講習会費しっかり差っ引かれていたのですよ。

その頃まだ、実家にいたわたしは「講習会費払ってて、こんなに安価で講習受けられるんだからありがたく思え。って、恩に着せられた。」と、泣き言をぼやいたらわたしの父親は「そりゃ、いい考えだ。うちの会社も社員から講習会費徴収するか。」って。

なので、レッスンしているとあれもこれも欲しくなる。主に楽譜や書籍備品買い過ぎないように注意いたします。

その姿勢があの教室は経費ケチってる。って、言われたらどうするの?ってね。もう、(≧∇≦)bいいわよ。それじゃ、経費ケチらない教室探してください。って言うわよ。プライド持てばいいんです(☆∀☆)

とはいえ、いえいえ、なので、うちの教室まだまだ空きがありますので、無料体験レッスンに是非お越し下さい。経費削減は生徒さんに影響のない範囲で行っております。

モーツァルトピアノソナタK.V.330

明日は無観客コンサートに出演予定だったが、コロナウィルス騒動のためコンサートが中止。そして今日は、雪。

この雪がたぶんなごり雪となるであろう。だが、油断は出来ない。4月になっても雪が降ることだってあるのだ。

明日のコンサートの演目はモーツァルトのピアノソナタK.V.310イ短調の3楽章弾く予定で一応用意はしていた。

だが、このコンサートは流れたので、7月の発表会が次期コンサートとなるのだが、これまた順延となるかもしれない。なるかもしれないが、あかいくつ劇場にはキャンセルの通知はしていない。

つまりはまだ、夏の発表会は流れてはいないのだ。

あかいくつ劇場のピアノはヤマハ。そのままモーツァルトK.V.310の3楽章弾いてもいいのだが、なんだか夏にそして子供中心のコンサートにイ短調の曲って、いえ、トルコ行進曲だってイ短調だけど、K.V.310って、モーツァルトの割にはものすごく短調短調していて、、。

要するになんとなく、この曲乗り気でなくなってきた。だが、ベートヴェンのソナタでは重すぎる気がする。

なので、7月の発表会あることにして、選んだ曲はモーツァルトピアノソナタK.V.310ハ長調の第1楽章。こっちは全くもって長調長調しております。

ソッソーファミミレドシで軽快に始まります。わたし、音感こそありませんが初見は効くほうで読譜は早いので古典派ハ長調ってすごく譜読みは楽です。そもそもこの曲は大昔に仕上げたことがあるはずなので更に楽です。

しかも生徒たちが夢中になっている髭ダンディズムとか、米津玄師のような素敵なそしてひねくれたsus4とか9みたいな和音は出てきません。ちゃんとⅠの和音つまりCのコードで始まって、感激的なくらい属七からⅠつまりG7からCで文字通り解決して終わり。

だが、( ´_ゝ`)フーン簡単な曲弾くのか?っていうとそうじゃありませんよ。だいたいモーツァルトって人は細かいパッセージが異様に好きなのです。何なんでしょうね?この32分音符の多用は。だがまぁいい。それくらいは、わたしだってそれくらいは指は動く方です。

ハハハだが、モーツァルト作品1番困るのは音外しが出来ぬこと、エライ先生についたら「そんなことラヴェルでもハチャトリアンでも同じことですヽ(`Д´)ノ」って、怒られそうですけど、印象派以降の作品だとちょっとやそっとのミスタッチしたってわかりゃしない。(よくよくその曲知ってる人は別)いやいや、大幅にミスタッチしたって顔色変えなきゃ、これはそんな音楽なんだ。と、だまくらかすことだって不可能ではない。

そこで、とっとと譜読みしたら指使いをけして変えぬようにして脳ズイに覚えてもらうようにするのだが、、。

息子が在宅勤務なのだ!うちは独立した音楽室がない。したがって、家の機密性がいいのであまり外にまる聞こえにはならないが、屋内の別の部屋には響く。セコく入力作業だけしてるならいいだろうが、自室で会議しているのだ!

コロナウィルスの影響はここにも出ている。わたしはピアノの練習が出来ない。

コンサートの順延

3月30日今年は月曜日だが、この日わたしはあるイギリス館でのコンサートへの出演が決まってた。っていうと、凄いことみたいだが、観客ももとより入れることは考えていない。丸ごと内輪の研究発表会の様相を呈するコンサートであった。

そのコンサートが順延となった。理由は例によってのコロナウィルス騒動のためで、元々無観客なんだからいいじゃないか?とも思えるのだが、無観客だって安心は出来ない。イギリス館に来るまでで誰かにウィルス貰うかも知れないじゃないか?なのかな?9月開催となった。

というか、まるで歌舞音曲禁止令みたいに今はコンサートのような催しはしてはならぬものだ。という雰囲気に満ち満ちているのだ。

更にわたしはそれは残念頑張って練習したのに(#^.^#)ではない。実はホッとしてる。これまたコロナウィルス騒動で息子が週の半分は在宅勤務しているのだ。それも日がな一日セコセコと入力業務かなんかしてくれているのならともかく(* ̄□ ̄*;家で会議をしているのだ工エエェェ(´д`)ェェエエ工いったいどういう仕組みなのか定かではないのだが、とにかく会議して、電話で話をしている。

きっかり12時に一旦上がって、また13時より業務開始。気が引けてピアノの練習が出来ないのよヽ(;▽;)ノじゃあ、レッスン(?_?)というと、まず子供さんレッスンは夕方からなので、ヤツの業務は終了に近い。

午前からレッスンがあるのは土曜日曜。息子の会社は休みだ。平日午前レッスンは出張なのでわたしの方が家から消え失せる。

もともと、そんなコンセプトのコンサート曲の仕上がりが間に合わなければ出演辞退しちゃえば問題はないのだが、ここで問題が起きて来たのは夏の発表会だ。

夏の発表会はオリンピックと同時期に開催予定。と、いうことはだ。オリンピック延期なのだから、発表会も延期しなきゃならないか?

延期するのならばぼちぼち、決めなければならない。いや、発表会は秋か冬におこなうので、はっきり中止とするのが正しい。夏の発表会は会費は徴収しない。そして、お花や記念品も出さないので、払い戻しや、業者さんへのキャンセルの連絡もいらない。

必要なのは会館へのキャンセルの連絡だけだ。

さて、どうしましょ。もうぼちぼち練習してきた生徒さんたちはがっかりするであろうし、用意した曲をそのまま秋冬に持ち越すかどうかも考えなくてはならない。

冬はクラシック及びそれに準ずる曲目で臨みます。って、お触れだしちゃったがどうしよう( 」´0`)」

4月が過ぎて風薫る5月となってもコロナ総動画終結しなかったら中止した方がいいか。考えてみりゃコンサートホールというのは超密閉空間に大勢の人が集まるものだ。

4月早々に、夏の発表会についての考えを書簡に纏めて配布した方が良さそうだ。

ブルクミュラー25のやさしい練習曲1番

今は中断しているが、わたし勝どきに午前中通っている時期があった。最近のことだ。

勝どきまではうちの最寄り駅根岸線の山手駅から、浜松町まで行く。浜松町で京浜東北線を下車して大江戸線の大門に行って大門から勝どきまで行く。

その大江戸線の車内で流れるのが、このブルクミュラー25のやさしい練習曲の1番なのだ。何よ!これブルクミュラーの1番じゃないよ。大江戸線、なんでこの曲選曲したのかしらん?(著作権が切れてるからか?)

それは切れてますよ。ヨハン・ブルクミュラー先生は1806年生まれ、お亡くなりになったのは1874年。どこどう叩いても著作権はとっくの昔に切れてます。大江戸線車内だろうと京浜東北線だろうと、どこでブルクミュラー先生の作品奏でても「わたしヨハン・ブルクミュラーの子孫だけど著作料払ってくださいよ。」とは言われません。

わたしブルクミュラー25の1番と言いましたが、ブルクミュラー25のやさしい練習曲は表題付きなのですが、この表題の日本語翻訳に統一性がない。

わたしの持っているのは古いものでもう改訂版が出てしまったこれまた違う表題がついているらしい。


音楽之友社のブルクミュラー25の練習曲、安い(^-^)出版社が違うと表題は違いますが曲は一緒です。

まだ、小さいお子様の頃ブルクミュラーまで進んだらドレミ出版の挿絵入り、の版がおすすめです。


可愛いでしょう(•’╻’• ۶)۶パステルカラーの綺麗なイラストです。少し値段は高いですが880円です。たかが知れてます。

うちの蔵書でも、音楽之友社のが1番は「正直」そしてドレミ出版の方は「素直な心」英語のお題はArtless mind1番大きく書いてあるフランス語ではLa candeurそうかそうだったのか?!いや、フランス語なんてさっぱりわからない。ドイツ語の題はOffenen Sinnesドイツ語ぽいのはわかるがこれまたどんな意味かはわからない。

この人名前からしてドイツ人ではあるまいか?と、思うのですが、何故かフランス語の表題がメジャーであるように記述してある。フランスで亡くなってるから、途中っからフランスで暮らしていたらしく、その影響であろう。

エチュードには珍しくこのように題名つき、日本語題の統一性はない。だが、まぁいい。だいたいのイメージがつかめればそれでいいのだ。原題はこんな意味よ!ってのは、わたしには期待しないで欲しい。

なので(* ̄□ ̄*;某ECCジュニアに告ぐ、わたしに英語の先生しろって暴挙はもういい加減にして欲しい。2度と営業に来ないでくれよ。わたしが英語教えるなんていうのはそれを称して詐欺という。

表題はとにかく、ブルクミュラーに入ると、このエチュード曲想記号が多くなる。ときとして、あら(´・∀・`)これどんな意味だったっけ?というのがおうおうにしてあるのが困るので、、。ここでちゃんと整理しようとしている。

その栄えある大江戸線テーマ曲の1番に出てくる記号はdolceドルチェと読みます。(@^▽^@)ははは、これならば楽典の教科書引っ張り出さなくてもよくわかる。ドルチェは柔らかく柔和に。というような意味。ガンガン弾いてはなりません。

あとはpoco riten.ポコ リテヌート。ポコは少し、リテヌートは少し遅く。少しが×2でついているので本当に少しだけ速度を落とします。

次なるイタリア語はa tempo元の速さで、速度を落とせとか、速くしろとか言われた後に大抵は出てきます。強弱の指示もそれまでの全くのビギナー向けに比べりゃ沢山出てきますので、強弱をちゃんと付けて演奏いたしましょう。

ゲーム感覚、ピアノの練習

世の中に子供が満ち溢れ始めた。コロナウィルス騒動で学校が休校になっているからだ。ついでに大人で社会人だけれども息子も在宅勤務になった。なので家にいる。家にいて、時として会議をしているのでわたしはピアノを弾くの遠慮してる。

それじゃ、レッスンにならないじゃない?と、いう心配はしなくてもいい。音楽教室の生徒が来るのは、夕方からだ。夕方は会議がないらしい。

なので、今わたしは息子在宅での仕事のあいだなんとなく(会議じゃなくても)ピアノの練習遠慮してしまう。このように、「なんで練習してこないの??!ヽ(`Д´)ノ」って、怒る先生いるけれど、練習出来ないときは出来ない。図書館にピアノ練習室があるわけじゃなし。練習出来る環境というのは重要だ。

その環境がクリア出来ていても、ピアノは好きだけれど、練習は嫌い(>_<。)ということはありがちなこと、この二つは矛盾しているようで矛盾していない。

天性のセンスのほうがモノ言う種目と違ってピアノは多少センスなくても、練習すれば弾けるようになるし上達する。

その練習だけれども、ゲーム感覚でピアノの練習が出来る。というタイプが存在する。本来、保護者が面倒見なければ練習がひとりでは難しい年頃、学齢期以前でもひとりで練習してくる。という子は大抵このタイプに属する。

今日はここまで攻略しよう(^o^)ノ イエー!というゲーム感覚で練習するので、多かれ少なかれ苦労に感じる練習がいっこうに苦にならない。(らしい)これは密かにある種の才能じゃないか?とも、思う。

バイエルでも(うちでは使ってないけど。)単なるスケールでもそれい!ヽ(´o`;攻略だ(((o(*゚▽゚*)o)))とばかりに弾いて、つっかえずに弾けるようになればgameoverやったねv(=^0^=)vつていう感覚。

この感覚、例えばこのようにすれば体感できると思う。それは愛してやまない曲をレパートリーに加える。コンサートで弾きたい。そのためには練習(攻略)最初のステージ譜読み間違いのないよう五感を研ぎ澄まし、つっかえたり止まったりしないように、弾く。最初のステージ攻略(^o^)ノ イエー!

この辺でレッスンに行って更に上のステージに上がる訓示を受ける。音楽的に強弱も曲想も美しくついてきたら、次のステージは暗譜。

またまたこのあたりでレッスンに行って諳譜の穴、つまり不完全なところを指摘してもらう。最終ステージは仕上げ。仕上がったところを素晴らしい出来栄えで披露出来れば、、。嗚呼、かくも美しい愛しのこの曲は我がものとなる幸せ(o>ω<o)

ツェルニーやハノン、インヴェンションあたりをこれくらいのノリで練習してきてくれれば皆様どれくらい上達するものか。だが、ツェルニー、バッハのインヴェンションともなるとね。「本忘れた。」が、日常、いや(/ω\*)本あったとしても練習してないから、って。フフ、ツェルニーやインヴェンションくらい常時うちにだってありますよ。

だが、バッハともなると嗜好が別れ、「音大いかないし、コンクールも受けないからいい((;^ω^)イラナイ」の生徒もいるが、これまた対位法曲というのは好きな人には格好の楽しいゲーム感覚で弾いているらしい。

平均律のフーガが大好き(*´∀`*)っていう、変わった人。いえ失礼、バロックマニアな人。フーガのような作品はパズルのピースを一つ一つ拾って仕上げていくような超おもしろいゲーム感覚があるそうだ。

全てのピースがぴったり噛み合った時には、LSDかなんか致死量寸前くらいまで服用したみたいにハイになるらしく。

5声のフーガ暗譜して仕上げた暁には鬱病になるであろう。ってのとは対局の感覚です。

わたしは、幼少の砌よりのピアノの練習はストイックに、つまり根性教育受けた刷り込みが強い。さて、企業の在宅勤務いつになったら収束するのだろう?